★質問・概要
Q.JobAutoのブラウザ操作で、Webページを上下にスクロールすることはできますか?
★回答
はい、できます。JobAutoのブラウザ操作アクションには、スクロール専用のアクションは用意されていませんが、アプリ操作の「マウス操作」アクションを使ってWebブラウザの画面を上下にスクロールできます。
JobAuto 0.10.7以降のアプリ操作には、「上スクロール」「下スクロール」が用意されています。また、Webページの構成によっては、ブラウザ操作の「JavaScript実行」アクションでスクロールする方法もあります。
ブラウザ画面をスクロールする操作例は、ブラウザでスクロールする方法(操作サンプル)をご確認ください。
1.アプリ操作でブラウザをスクロールする
マウスのスクロール操作をロボットで実行する場合は、JobAutoのアプリ操作を使います。ブラウザの画面をアプリ操作の対象として認識し、マウス操作アクションでスクロールを実行します。
- スクロールしたいWebページをブラウザで開きます。
- JobAutoで対象ブラウザをアプリ操作の対象として指定し、操作する画面を確認します。
- 「【要素】マウス操作」や「【画像】マウス操作」など、画面に合ったマウス操作アクションを作成します。
- マウス操作の種類として「下スクロール」または「上スクロール」を指定します。
- アクションを実行し、目的の領域が正しい方向にスクロールすることを確認します。
アプリ操作の設定方法は、【要素】マウス操作、【画像】マウス操作の各マニュアルをご覧ください。
2.JavaScriptでWebページをスクロールする
ページ自体のスクロール位置を制御したい場合は、ブラウザ操作の「JavaScript実行」アクションも利用できます。基本設定の「実行するJavaScript」に、目的に応じたコードを指定します。
ページを下方向へ500ピクセル移動する例
window.scrollBy(0, 500);
ページの一番下へ移動する例
window.scrollTo(0, document.documentElement.scrollHeight);
ページの一番上へ移動する例
window.scrollTo(0, 0);
上記はページ全体をスクロールするJavaScriptの例です。表や規約欄など、Webページの中に別のスクロール領域がある場合は、スクロール対象の要素を指定するなど、ページの構造に合わせた処理が必要です。サイトによってはJavaScriptでスクロールできない場合もあります。
JavaScript実行アクションの設定方法は、JobAutoでJavaScriptを実行する方法をご確認ください。
3.スクロール方法の選び方
| 方法 | 操作する対象 | 確認するポイント |
|---|---|---|
| アプリ操作(マウス操作) | ブラウザ画面に対する上下のスクロール操作 | スクロールしたい領域を正しく操作対象として指定できているか |
| ブラウザ操作(JavaScript実行) | Webページのスクロール位置 | ページ全体と、ページ内の独立したスクロール領域のどちらを動かすか |
アプリ操作とJavaScript実行のどちらが適しているかは、Webページの表示方法や操作対象によって異なります。まず少ないスクロール量でテストし、意図した場所が動くことを確認してください。
4.スクロールできない場合の確認事項
- 操作対象:スクロールしたいブラウザ画面がアプリ操作の対象になっているか。
- スクロール領域:ページ全体ではなく、表・規約欄などの枠内だけがスクロールする構造ではないか。
- スクロール方向:「上スクロール」「下スクロール」が目的と一致しているか。
- 画面の状態:スクロールを実行するとき、目的のWebページや対象領域が表示されているか。
- JavaScript:
window.scrollBy()で動かない場合は、Webページ内に独立したスクロール領域がないか。 - 動作確認:アクション単独だけでなく、ロボットの全実行時にも同じ画面がスクロールされるか。
スクロールによって追加のデータが読み込まれるWebページでは、移動直後に必要な要素が表示されるとは限りません。後続のブラウザ操作で正しい要素を取得できるかも確認してください。
関連するマニュアル・サンプル
- ブラウザでスクロールする方法(操作サンプル):ブラウザ画面をスクロールする操作例
- JobAutoでアプリの要素をマウス操作する方法:上スクロール・下スクロールの設定
- JobAutoで画像を指定してマウス操作する方法:画像を使ったマウス操作とスクロール
- JobAutoでJavaScriptを実行する方法:JavaScript実行アクションの設定
- JobAutoのアプリデザインの使い方:アプリ操作の対象を認識する方法
