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JobAutoのロボデザインで、選択したアクションから後続の処理をまとめて実行する「全実行」の使い方を説明します。コントロールパネルの「全実行」ボタン、またはキーボードのCtrl+Shift+F8で実行できます。
全実行は、ロボット全体を最初からテストするときだけでなく、途中のアクションから後続処理を確認するときにも使用します。実行開始位置は、アクションフロー上で現在選択しているアクションです。
1.「全実行」とは
「全実行」は、アクションフロー上で現在選択しているアクションを開始位置として、ロボットに設定されたフローに沿って後続のアクションを実行する機能です。常にstartアクションから実行するわけではありません。
コントロールパネルの「テスト」にある「全実行」を使用します。操作位置はJobAutoのコントロールパネルで確認できます。
2.選択したアクションから全実行する手順
- ロボデザインでテストするロボットを開きます。
- アクションフロー上で、実行を開始したいアクションを選択します。
- コントロールパネルの「テスト」にある「全実行」をクリックします。キーボードのCtrl+Shift+F8を押しても同じ操作を行えます。
- 選択したアクションから、アクションフローの設定に従って後続の処理が実行されます。
ショートカットキー:Ctrl+Shift+F8。コントロールパネルでボタンをクリックする方法のほかに、キーボードから全実行できます。
3.全実行の操作動画
アクションフローで実行開始位置を選び、コントロールパネルから「全実行」を行う操作を動画で確認できます。
動画が表示されない場合は、YouTubeで「全実行」の操作動画を見るから確認できます。
4.ロボット全体を最初から全実行する
ロボット全体を最初から確認する場合は、先に「初期化」を行います。初期化するとstartアクションが選択された状態になり、ロボットのテスト状態も初期化されます。
- コントロールパネルの「テスト」にある「初期化」をクリックします。
- アクションフロー上でstartアクションが選択されていることを確認します。
- 「全実行」をクリックするか、Ctrl+Shift+F8を押します。
- startアクションからロボットを実行し、実行結果を確認します。
初期化でリセットされる状態については、JobAutoでロボットのテスト状態を初期化する方法をご確認ください。
5.途中のアクションから全実行する
前半の処理が確認済みで、後半のアクションだけをまとめてテストしたい場合は、途中のアクションを選択して全実行できます。
注意:途中のアクションから開始する場合、前段のアクションで準備するブラウザ画面、Excelブック、変数などが必要になることがあります。実行に必要な状態が整っているか確認してください。
6.ブランチ・条件分岐がある場合
全実行では、選択したアクションから設定済みのアクションフローに従って処理が実行されます。ブランチや条件分岐がある場合も、設定されている分岐条件や処理の流れに従います。
単に画面上に並んだアクションをすべて順番に実行する機能ではありません。確認したい分岐へ進むための条件が設定されているか確認してください。
7.ブレークポイントで途中停止する
全実行を途中の指定位置で止め、そこからアクションを1つずつ確認したい場合は、ブレークポイントを使用します。
- 詳しく確認したいアクションへブレークポイントを設置します。
- 確認を開始するアクションを選択して全実行します。
- ブレークポイントで停止したら、必要に応じて「ステップ実行」でアクションごとの動作を確認します。
詳しくはJobAutoで効率よくデバッグする方法、JobAutoでアクションを1つずつ実行する方法|ステップ実行をご確認ください。
8.全実行中に一時停止する
実行中のロボットをその場で止めたい場合は、コントロールパネルの「一時停止」を使用します。ブレークポイントはあらかじめ決めたアクションで止める方法、一時停止は実行中に操作して止める方法です。
操作方法はJobAutoで全実行中のロボットを一時停止する方法をご確認ください。
9.「ステップ実行」と「全実行」の違い
| 機能 | 実行範囲 | 使用する場面 |
|---|---|---|
| ステップ実行 | 選択したアクションを1つ実行する | 個別アクションの動作や値を確認するとき |
| 全実行 | 選択したアクションから後続処理を実行する | 一連の処理やロボット全体をテストするとき |
| 初期化 | テスト・デバッグ中の状態を初期化する | startからテストし直すとき |
10.全実行時にロボットへパラメータを渡す
ロボデザインでロボットを全実行するときに引数を渡す場合は、コントロールパネルの「テスト」→「オプション」にある「パラメータリスト」を使用します。
パラメータリストの設定内容を変更したときは、「初期化」で再読み込みしてから全実行してください。詳しい設定手順はJobAutoで全実行時にロボットへ引数を渡す方法|パラメータリストをご確認ください。
11.全実行するときの確認事項
- 開始したいアクションが選択されているか確認します。選択位置によって開始する場所が変わります。
- 最初から実行する場合は初期化し、startアクションが選択されていることを確認します。
- 途中から実行する場合は、必要な変数や操作対象が準備できているか確認します。
- ブランチや条件分岐がある場合は、想定した処理経路に進むか確認します。
- 実行中に操作対象を囲んで確認したい場合は、コントロールパネルの関連オプションを使用します。
操作対象を囲んで表示する設定についてはJobAutoの全実行時に操作対象の要素を囲んで表示する方法をご確認ください。
関連するマニュアル・デバッグ操作
- JobAutoのコントロールパネル:全実行・初期化・一時停止の操作
- JobAutoでロボットのテスト状態を初期化する方法:startから実行し直すとき
- JobAutoでアクションを1つずつ実行する方法|ステップ実行:個別アクションの確認
- JobAutoで全実行中のロボットを一時停止する方法:実行中の処理を止めたいとき
- JobAutoで全実行時にロボットへ引数を渡す方法|パラメータリスト:テスト実行時の引数設定
- JobAutoで効率よくデバッグする方法:ブレークポイントを利用した確認
- JobAutoの全実行時に操作対象の要素を囲んで表示する方法:操作対象を画面で確認する設定
