★質問・概要
Q. ロボクライアントが稼働しているPCでロボットを実行しています。ロボットが動いている間にWindowsのユーザーを切り替え、別のユーザーでほかの作業をしても、ロボットは動き続けますか?
★回答
A. 実行するアクションによって影響は異なりますが、ロボットの実行中にWindowsユーザーを切り替える運用は推奨しません。
アプリ操作のようにマウスやキーボードでデスクトップ画面を操作するアクションは、ユーザーを切り替えるとエラーになり、処理を継続できない場合があります。
マウスやキーボードによる画面操作を伴わないブラウザ操作やExcel操作では、ユーザー切り替え後も処理が継続するケースがあります。ただし、ブラウザ操作やExcel操作だけのロボットであっても、Windowsユーザーを切り替えて正常に実行できることを保証するものではありません。
1.アクションの種類による違い
- アプリ操作:デスクトップのマウス・キーボード操作を行うため、ユーザー切り替えによって操作対象の画面を利用できなくなり、エラーになる場合があります。
- ブラウザ操作:マウス・キーボードによる画面操作を伴わない場合は、処理を継続できるケースがあります。ただし、実行中のアクションやブラウザの状態によって影響が異なります。
- Excel操作:画面のマウス・キーボード操作を伴わない場合は、処理を継続できるケースがあります。ただし、ほかのアクションやWindowsの実行環境への影響も確認が必要です。
ブラウザ操作やExcel操作を使用している場合でも、ロボット全体にアプリ操作や画面に依存する処理が含まれていれば、ユーザー切り替えによってエラーになる可能性があります。
2.ユーザー切り替えでロボクライアントが停止する
ロボクライアントを起動したWindowsユーザーから別のユーザーへ切り替えると、ロボクライアントは停止します。 Windowsからログオフした場合も同様です。
ロボクライアントが停止していると、ROBOWEBからのスケジュール実行指示を受け取れず、新たなスケジュール実行ができなくなります。Windowsユーザーを切り替えた場合は、ロボクライアントの起動状態やROBOWEBのPC一覧にある通信状態を確認してください。
なお、ロボクライアントの停止と、切り替え時点ですでに実行中の個々のアクションが継続できるかどうかは、区別して考える必要があります。
3.ロボロック使用中もWindowsユーザーを切り替えない
JobAutoには、ロボットがデスクトップを使用できる状態を維持しながら画面をロックする「ロボロック(robo_lock.exe)」があります。アプリ操作などを含むロボットを実行するPCで、画面を人に見せたくない場合やリモートデスクトップ接続を切断したい場合に使用できます。
ただし、ロボロックを実行した後にWindowsのログインユーザーを切り替えると、ロボロックが停止します。ロボロックを使用していても、Windowsのユーザー切り替えは行わないでください。
また、Windows標準の画面ロックやスクリーンセーバーはロボロックとは異なります。アプリ操作に必要なデスクトップを利用できず、エラーになる場合があります。
4.ロボット実行中に別の作業をしたい場合
ロボットを安定して実行するためには、ロボット実行中にWindowsユーザーを切り替えず、実行PCでの手動操作を避ける運用をおすすめします。
ロボットを動かしながら別の作業を行う必要がある場合は、ロボット実行用のPCと、人が作業するPCを分ける方法もご検討ください。
5.ユーザーを切り替えてしまった場合の確認事項
ロボットの実行中にWindowsユーザーを切り替えてしまった場合は、実行結果や次回のスケジュール実行への影響を確認してください。
- ROBOWEBの実行ログで、実行していたロボットが正常終了したか、エラーになったかを確認する。
- 実行PCで
robo_client.exeが起動しているか確認する。 - ROBOWEBのPC一覧で、実行端末が「通信可能」になっているか確認する。
- 停止している場合は、JobAutoを使用するWindowsユーザーで起動し直し、次回のスケジュール実行に備える。
ユーザーを元に戻すだけでロボットの処理が自動的に復旧するとは限りません。ロボットの実行ログと、必要に応じて業務データの処理結果も確認してください。
関連するマニュアル・FAQ
ロボクライアントの動作条件や、ロボロック・画面ロックについては、次のページをご確認ください。
