★ページの説明・概要
JobAutoのロボデザインで、ブラウザ操作の「要素指定方法」を「自動設定」と「手動設定」から選択する方法を説明します。設定は、コントロールパネルの「テスト」→「オプション」→「ロボット実行時の設定」にあります。
通常は「自動設定」を使用します。ChromeやEdgeなどで操作したい要素にフォーカスが当たらないWebサイトでは、「手動設定」へ変更してF2キーから要素一覧を表示し、操作対象を指定できます。
手動設定はJobAuto 0.10.13以降で使用できます。設定変更後は、ブラウザ起動アクションからロボットを再実行して対象ページを表示してください。
1.「自動設定」と「手動設定」の違い
「ブラウザの要素指定方法」は、ブラウザアクションを作成するときにWebページ上の操作対象を選ぶ方法を設定する項目です。
| 設定 | 操作対象の指定方法 | 使用する場面 |
|---|---|---|
| 自動設定 | Webページの操作対象を選択し、右クリックしてJobAutoのメニューからアクションを作成します。 | 通常のブラウザ操作 |
| 手動設定 | F2キーで表示した要素一覧から操作対象を選択し、右クリックしてアクションを作成します。 | 通常の方法では要素にフォーカスできないWebサイト |
「手動設定」は、XPathなどの文字列を自分で入力するという意味ではありません。F2キーで表示した一覧から対象要素を選択する方法です。
2.ブラウザの要素指定方法を切り替える手順
- ロボデザインのコントロールパネルを開きます。
- 「テスト」の「オプション」を開きます。
- 「ロボット実行時の設定」を開きます。
- 「ブラウザの要素指定方法」の項目を確認します。
- 「自動設定」または「手動設定」を選択します。
- 「手動設定」に変更した場合は、ブラウザ起動アクションからロボットを再実行します。
コントロールパネルの他の設定項目は、JobAutoのコントロールパネルをご確認ください。
3.自動設定でブラウザアクションを作成する
通常どおりWebページの要素へフォーカスが当たる場合は「自動設定」を使用します。
- 「ブラウザの要素指定方法」を「自動設定」にします。
- 操作対象のWebページを表示します。
- クリックや値入力を行いたいボタン・入力欄などを選択します。
- 対象を右クリックしてJobAutoのメニューを開き、作成するブラウザアクションを選択します。
Webページ上の要素を通常どおり選択できる場合は、手動設定へ切り替える必要はありません。
4.手動設定でブラウザアクションを作成する
通常の方法では要素へフォーカスできないWebサイトでは「手動設定」を使用します。
- コントロールパネルで「ブラウザの要素指定方法」を「手動設定」に変更します。
- ブラウザ起動アクションからロボットを再実行します。
- 操作したいWebページを表示します。
- F2キーを押してブラウザ上の要素一覧を表示します。
- 一覧から操作対象の要素を選択します。
- 選択した要素を右クリックしてJobAutoのメニューを開きます。
- 作成したいブラウザアクションを選択します。
対象ページをすでに表示している状態で設定だけを変更しても、期待した動作にならない場合があります。設定変更後にブラウザ起動アクションから実行し直すことが重要です。
5.手動設定が必要になるWebサイト
ChromeやEdgeでは、Webサイトによって、通常の「自動設定」では操作したい要素へフォーカス(ピンクの四角)が当たらない場合があります。
JobAuto 0.10.13では、TrustedHTMLの制限などで従来の方法ではXPathを取得できないWebサイトに対応するため、「手動設定」が追加されました。ブラウザの要素を選択できない場合は、「手動設定」に切り替えてF2キーから要素一覧を開きます。
具体的な症状と対処手順は、JobAutoでブラウザの要素にフォーカスが当たらない場合の対処方法をご確認ください。
6.テスト実行・スケジュール実行時の注意点
アクションの作成時に使用した要素指定方法は、スケジュール実行時にも使用されます。
| アクション作成時 | スケジュール実行時の要素指定方法 |
|---|---|
| 自動設定 | 自動設定で実行します。 |
| 手動設定 | 手動設定で実行します。 |
手動設定でしか要素を取得できないWebサイトでは、実行時も手動設定を使用してください。 自動設定へ変更してテスト実行やスケジュール実行をすると、「要素が見つかりません」というエラーになる場合があります。
通常どおりフォーカスできるWebサイトでは、異なる設定で作成・実行できる場合もあります。ただし、設定を切り替えるときは実際のWebページでアクションが正しく動作することを確認してください。
7.「手動設定」とXPathの編集の違い
「手動設定」は、Webページ上の要素を選択する方法を切り替える設定です。XPathやAttributeなどの値を、アクションの高度な設定で編集する操作とは異なります。
また、作成済みのブラウザアクションで操作対象を別の要素へ変更したい場合は、ブラウザアクションの操作対象を再設定する方法をご確認ください。
8.要素一覧が表示されない・要素を選べない場合
- JobAutoのバージョンが0.10.13以降であるか確認します。
- コントロールパネルの「ブラウザの要素指定方法」が手動設定になっているか確認します。
- 設定変更後、ブラウザ起動アクションから再実行して対象ページを表示したか確認します。
- 対象のブラウザ画面でF2キーを押し、要素一覧が開くか確認します。
- 作成後のアクションをテストし、目的の要素が正しく操作されるか確認します。
- 手動設定でしか要素を選択できないサイトでは、実行時に自動設定へ変更していないか確認します。
要素へフォーカスが当たらない場合と、要素にフォーカスは当たるものの右クリックメニューが表示されない場合では、確認すべき点が異なります。詳しくはブラウザの要素にフォーカスが当たらない場合の対処方法をご確認ください。
9.設定を選ぶときの目安
- 通常どおりWebページ上のボタンや入力欄を選択できる場合は自動設定を使用します。
- Chrome・Edgeなどで要素にフォーカスできない場合は手動設定を試します。
- 手動設定に切り替えた場合はブラウザ起動アクションから再実行し、F2キーで一覧を表示します。
- 手動設定でしか要素を取得できないWebサイトでは、実行時も同じ設定を使用します。
関連するマニュアル・FAQ
- JobAutoのコントロールパネル:要素指定方法を含む「テスト」→「オプション」の設定
- JobAutoでブラウザの要素にフォーカスが当たらない場合の対処方法:Chrome・Edgeでの具体的な対処
- JobAutoでブラウザアクションの操作対象を再設定する方法:作成済みアクションの操作対象の変更
- JobAuto 0.10.13リリースノート:手動設定機能の追加

[…] 詳しくは、フォーカスが当たらない場合の対処方法と、ブラウザの要素指定方法を切り替える方法をご参照ください。 […]