【ブラウザ操作】現在のタブ以外を閉じる

★アクションの説明、概要

ブラウザで表示中のタブ以外を閉じる方法について説明しています。


★アクションの作成方法


★アクションの設定画面について

アクション設定画面の設定項目についての説明は以下の通りです。

1.基本設定

1-1.現在のタブかタブ以外か

>現在のタブを閉じる

複数開いているタブのうち、現在表示されているタブを閉じます

>現在のタブ以外を閉じる

複数開いているタブのうち、現在表示されているタブ以外を閉じます。本アクションではこちらが選択状態になっています。

1-2.画面を閉じた後、最初の画面に制御を戻す

このアクションの実行後、一番最初に開いたタブを表示する場合はチェックを入れます。本アクションではこちらはチェックが外れた状態になっています。

2.高度な設定

2-1.アクション有効

このアクションを無効にする場合は、チェックを外します。


3.エラー発生時の対応

3-1. エラー時の処理

エラーが発生したときの設定を行います。詳細はこちらをご確認ください。

3-2.基点となる条件分岐

エラー時の処理で条件分岐の次のフローに移動を選択したときに、設定することができます。アクションでエラーが発生した場合、移動先の条件分岐を選択します。

3-3. エラー時にログ出力

エラーが発生したときにログに出力するか設定します。スケジュール実行したときのログへ出力されます。エラーとして扱わない場合は、チェックを外します。詳細はこちらをご確認ください。

【変数】正規表現置換のサンプルなど

変数の値を加工アクションには正規表現置換という機能があります。文字列から任意の文字を抜き出したり、いらない部分を削除する機能です。この機能をうまく使えば、すくないアクション数でやりたいことをロボットにやってもらうことができます。

このページでは正規表現置換のサンプルなどをご紹介します。ロボット作成の参考にしてください。


1.テンプレートを使う

正規表現置換にはテンプレートが用意されています。このテンプレートでやりたいことが実現できかもしれません。まずテンプレートで対応できるのか確認しましょう。

検索パターンの?をクリックするとテンプレートが表示

2.1行目の文字列を取得

文字列から1行目の文字列だけを取得する方法です。

やりたいこと

以下の文字列から先頭行の日時だけを取得します。

やりかた

検索パターンへ(^.*)[\r|\n]と設定します。また置換文字へ$0を設定します。設定がただしければ、結果に先頭行だけが表示されます。


3.特定の文字列を取得1

文字列から特定の文字列だけを取得する方法です。

やりたいこと

以下の文字列から合計金額の後ろの金額だけを取得します。

やりかた

検索パターンへ合計金額(.*)円と設定します。また置換文字へ$0を設定します。設定がただしければ、結果に金額だけが表示されます。

金額の前部にスペースがついているので、こちらも正規表現置換でとってしまいます。検索パターンの数字関係の数字を取得というテンプレートを使ってとります。


4.特定の文字列を取得2

文字列から特定の文字列だけを取得する方法です。

やりたいこと

以下の文字列からCCの部分のメールアドレスをすべて取得します

やりかた

検索パターンへCC:[\r|\n](.*)と設定します。また置換文字へ$0を設定します。設定がただしければ、結果にCCのメールアドレスだけが表示されます。


5.特定の文字列を取得3

文字列から特定の文字列だけを取得する方法です。

やりたいこと

以下の文字列から商品一覧の内容を取得します。

やりかた

検索パターンへ商品一覧.[^■]*と設定します。また置換文字へ$0を設定します。設定がただしければ、結果に商品一覧が表示されます。

商品一覧という項目名もとりましょう。検索パターンへ(□.*)[\n|\r]と設定します。また置換文字へ$0を設定します。設定がただしければ、結果に商品一覧を除いた一覧が表示されます。


6.特定の文字列を取得4

文字列から特定の文字列だけを取得する方法です。

やりたいこと

一覧から最後に表示されているURLを取得します。

やりかた

検索パターンへ(?=http).*com$と設定します。また置換文字へ$0を設定します。設定がただしければ、結果に最後に表示されていたURLが表示されます。


7.特定の文字列を取得5

文字列から特定の文字列だけを取得する方法です。

やりたいこと

メールの本文に該当する場所を取得します(株式会社以降の個所)。

やりかた

検索パターンへCC:.*>[\n|\r]+と設定します。また置換文字へ$0を設定します。設定がただしければ、結果に本文の部分が表示されます。

【共通部品】メッセージを音声出力

★共通部品の説明、概要

コマンドを使ってテキストの内容を音声出力します。ロボットの処理の最後に実行すれば処理が終わったことを知ることができます。

作成したコマンドをps1ファイルに書き出し、それをコマンドライン実行アクションで実行しています。


★共通部品のダウンロード

共通部品はこちらからダウンロードしてください。ダウンロードした共通部品をロボデザインでインポートして使用します。


★共通部品の使い方

1.共通部品へ渡す値

共通部品が処理をするために、共通部品へ渡す値を設定します。

1ー1.メッセージ

音声出力したい文字列を渡します。


2.共通部品からもらう値

共通部品からもらう値はありません。


3.その他

ps1ファイルに書き出したコマンドでpowershellを使っています。PCによってはpowershellの使用に制限がかかっている場合があります。その場合は制限を解除してください。

【共通部品】指定した日付が休日か判定する

★共通部品の説明、概要

こちらのサイトから休日データを取得し、受け取った日付が休日か判定を行います。


★共通部品のダウンロード

共通部品はこちらからダウンロードしてください。ダウンロードした共通部品をロボデザインでインポートして使用します。


★共通部品の使い方

1.共通部品へ渡す値

共通部品が処理をするために、共通部品へ渡す値を設定します。

1ー1.日付

YYYYMMDDの書式で作成した日付を共通部品に渡します。


2.共通部品からもらう値

共通部品からもらう値はありません。


3.その他

ロボットへは休日の場合は正常終了、休日ではなかった場合はエラーを返します。

ロボットの共通部品の呼び出しアクションのエラー時の設定で対応を行ってください。

【共通部品】音楽を鳴らす

★共通部品の説明、概要

wavなどのファイルをコマンドを使って実行、音楽を鳴らします。ロボットの処理の最後に実行すれば処理が終わったことを知ることができます。

作成したコマンドをバッチファイルに書き出し、それをコマンドライン実行アクションで実行しています。


★共通部品のダウンロード

共通部品はこちらからダウンロードしてください。ダウンロードした共通部品をロボデザインでインポートして使用します。


★共通部品の使い方

1.共通部品へ渡す値

共通部品が処理をするために、共通部品へ渡す値を設定します。

1ー2.音楽ファイル

共通部品で鳴らす音楽ファイルのパスをわたします。


2.共通部品からもらう値

共通部品からもらう値はありません。


3.その他

バッチファイルに書き出したコマンドでpowershellを使っています。PCによってはpowershellの使用に制限がかかっている場合があります。その場合は制限を解除してください。

【アプリ操作】画像を探す方法、見た目で判定と特徴で判定の違いとは?

2023年11月にリリースされるJobAuto0.10.10では、アプリ操作のマッチング方式「画像」において、画像を探す方法が追加されます。

従来の画像を探す方法に、特徴量を使って探す方法が追加されます。これで画像を探す方法を選択できるようになりました。

見た目で判定

従来の画像を探す方法です。画像そのものを見た目で探しに行く方法です。

操作したい個所をドラッグして選択する方法で、画像で指定しています。そしてアクション実行時にその画像をロボットが探しに行き、操作を行います。

しかし弱点が、、、、

見た目で判定では、作成したPCと実行するPCで解像度が異なる場合に、画像が見つからないというエラーが発生します。画像マッチングを使ったロボットは安定して動かない、という問題がありました。

特徴で判定

操作したい個所をドラッグして選択する方法で画像を指定するところまでは同じです。ロボットが指定した画像を探しに行く方法が見た目で判定とは違います。

画像の特徴で探す

ロボットは指定した画像の特徴を割り出します。割り出した特徴を使って指定された画像を探し、操作を行います。

安定して動く

解像度が少々変わった(大きく変わってしまった場合は画像がないとなります)としても、画像が見つかりません、というエラーが発生しなくなります。