JobAutoの要素マッチングでタイプに「//」を使う方法

★質問・概要

Q.JobAutoのアプリ操作で要素マッチングを使うと、「要素が見つからない」というエラーが発生します。高度な設定の「タイプ」に「//」を使って指定する方法を教えてください。

★回答

要素マッチングで対象を安定して認識できない場合は、アクションの高度な設定にある「タイプ」の指定を見直します。この記事では、元のタイプ指定を//MenuItemのような指定へ変更する例を紹介します。

指定を変更すると複数の要素が見つかることがあります。その場合は「要素インデックス」を調整し、最後に「操作対象にフォーカス」で目的の操作箇所を正しく認識しているか確認してください。

「//」を使った指定は、すべてのアプリや要素で必ず有効とは限りません。対象の要素が見つかるか、意図した場所を操作できるかを実行環境で確認してください。

1.要素マッチングで「ファイル」を操作する例

アプリ操作の要素マッチングで、操作対象が見つからないエラーが繰り返し発生する場合の設定例です。以下のアプリ画面の「ファイル」をクリックするアクションを想定しています。

アプリ画面で操作対象となる「ファイル」メニュー

2.マッチング方式を「要素」にする

アプリデザインでマッチング方式に「要素」を選択し、操作したい箇所を指定します。次の画像は、アプリデザインでマッチング方式を選択する画面です。

アプリデザインのマッチング方式で「要素」を選択

3.高度な設定で「タイプ」を調整する

3-1.タイプの指定に「//」を使う

アクションの高度な設定で「タイプ」を確認し、下の画像のように指定を変更します。

変更前の例は /Window[1]/Pane[1]/ToolBar[1]/MenuItem[1] です。変更後の例では //MenuItem を設定しています。途中の階層まで指定した状態から、MenuItem の要素を探す指定に変更する例です。アプリ画面の構造が変化して従来のタイプで見つからない場合に、この方法で認識できることがあります。

変更前のタイプ設定:/Window[1]/Pane[1]/ToolBar[1]/MenuItem[1]
変更前
変更後のタイプ設定://MenuItem
変更後

「タイプ」はアプリの要素を特定する設定項目です。この例の //MenuItem はJobAutoのアプリ操作で使用するタイプ指定の例であり、ブラウザ操作のXPathの指定方法を説明したものではありません。また、すべてのアプリで同じ指定が使用できるとは限りません。

3-2.複数の要素が見つかる場合は要素インデックスを変更する

タイプに「//」を使った指定をすると、同じ条件に一致する要素が複数見つかる場合があります。この場合は、「要素インデックス」を変更して操作する要素を指定します。

要素インデックスは0から始まります。1番目の要素が「0」、2番目の要素が「1」です。画面構成が変わると要素の並び順も変わる場合があるため、インデックスだけに頼らず、「名前」などの条件で対象を絞り込めないか確認してください。

タイプを//MenuItemにした場合の要素インデックス設定画面

3-3.「操作対象にフォーカス」で目的の要素か確認する

要素が見つかったら、「操作対象にフォーカス」をクリックします。操作したい「ファイル」メニューにフォーカスが当たることを確認してください。

アプリデザインの「操作対象にフォーカス」ボタン

要素が見つかったという結果だけで判断せず、実際に操作したい箇所が選ばれているか確認することが大切です。別の箇所へフォーカスが当たる場合は、要素インデックスや名前などの設定を見直します。操作画面を変更した場合は、アプリデザインの「画像を読込み」で現在の画面を取得してから再確認してください。

3-4.画面切り替え後に要素を見失う場合

同じ設定でも、アプリ画面が変わったあとに要素を見つけられなくなる場合があります。要素の情報を保持したままになっていないか確認し、必要に応じて高度な設定の「キャッシュクリア」を使用します。画面の表示に時間がかかる場合は、「要素が見つかるまでのタイムアウト」も確認してください。

キャッシュクリアやタイムアウトを変更しても、タイプの指定が誤っていたり、操作するウィンドウが異なっていたりする場合は解決しません。原因を一つずつ切り分けてください。

4.通常のタイプ指定や正規表現との違い

タイプの指定には、階層情報を含む指定、// を使う指定、タイプの一部を正規表現で指定する方法があります。以下は、それぞれの記事で紹介している設定例です。

指定方法設定例確認のポイント
階層を含むタイプ指定/Window[1]/Pane[1]/ToolBar[1]/MenuItem[1]アプリ画面の構造が変わると、設定した階層と一致しない場合があります。
// を使う指定//MenuItem途中の階層を省略した指定例です。複数の要素が見つかった場合は、インデックスや名前を確認します。
タイプの一部を正規表現で指定/Pane/Pane/Pane/.*タイプの一部が変化する場合などに使用する設定例です。タイプに正規表現を使う方法を参照してください。

この表は設定例の比較です。// の内部的な検索規則や適用範囲を示すものではありません。設定を変更したあとは、見つかった要素の件数と「操作対象にフォーカス」の結果で動作を確認してください。

5.設定変更後の確認順序

  1. タイプの設定を //MenuItem のように変更します。
  2. 設定した条件で操作対象の要素が見つかるか確認します。
  3. 複数の要素が見つかる場合は、要素インデックスを調整します。
  4. 「操作対象にフォーカス」で、目的の操作箇所を認識しているか確認します。
  5. 実際にアクションをテストし、意図した要素が操作されるか確認します。スケジュール実行を予定している場合は、実行PCでも確認します。

6.タイプだけでは要素を絞り込めない場合

タイプだけでは操作対象を1つに絞り込めない場合は、「名前」などほかの要素特定条件も確認します。名前が処理のたびに変化する場合は、JobAutoの要素マッチングを安定させる方法|名前に正規表現を使うも参考にしてください。

また、タイプの一部が変化する場合などは、JobAutoの要素マッチングでタイプに正規表現を使う方法を確認してください。「//」を使う方法と、タイプの一部を正規表現で指定する方法は別の設定例です。

そもそもアプリデザインで操作したい箇所を選択できない場合は、JobAutoでアプリの操作箇所を選択できない場合の対処方法を確認してください。接続先一覧の更新やアプリデザインの画面再読み込みなどを説明しています。

要素が見つからない場合は、アプリが正しく接続されているか、現在の画面が表示されているか、対象となる要素が読み込まれているかも確認してください。詳しい設定項目は正式マニュアルをご覧ください。


関連するマニュアル・FAQ

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JobAutoで普段使っているEdgeを操作する方法|ログイン状態の利用

★ページの説明・概要

JobAutoで普段使用しているMicrosoft Edgeの環境を利用し、Webサイトを操作する方法を説明します。通常の「ブラウザを起動」アクションでEdgeを起動する方法とは異なり、「アプリを開く」からEdgeを起動し、「Edge(アプリケーション)」として接続します。

この方法では、使用するWindowsユーザーやEdgeのプロファイル、Webサイト側の認証状態によっては、普段のログイン状態を利用できる場合があります。ただし、ログイン状態が必ず引き継がれるわけではありません。認証期限や多要素認証により、再ログインが必要になることもあります。

重要:JobAuto 0.10.14以降では、Edgeをアプリケーション方式で開く際に、起動中のEdgeを終了してから起動する仕様です。人が操作しているEdgeのタブや未保存データに影響するおそれがあるため、ロボット実行前に確認してください。

1.通常のEdge起動とEdge(アプリケーション)の違い

比較項目通常の「Edge」「Edge(アプリケーション)」
起動方法「ブラウザを起動」でEdgeを指定「アプリを開く」でEdgeを起動し、「ブラウザを起動」で接続
主な用途通常のWebサイト自動操作普段のEdge環境を利用したい場合など
既存のログイン状態そのまま使えるとは限らない条件が合えば利用できる場合がある
注意点ドライバーなど通常のブラウザ起動の設定実行ユーザー・プロファイルの違いと既存Edgeの終了に注意

基本的なWeb操作では通常のEdge起動を使用し、普段のEdge環境が必要な場合にアプリケーション方式を検討してください。設定項目はブラウザを起動する方法をご確認ください。

2.「アプリを開く」からEdgeを起動する

ロボデザインのコントロールパネルで「アプリ」→「アプリを開く」を選択し、アクション設定画面を表示します。

JobAutoのコントロールパネルでアプリを開くアクションを選択

「プログラム」の下の「▼」をクリックし、「Edgeを起動する」を選択します。

アプリを開くアクションのプログラムでEdgeを起動するを選択

Edgeのインストール先が通常と異なる場合は、設定された実行ファイルのパスがロボットの実行PCに存在するか確認してください。アクションの詳しい設定は「アプリを開く」マニュアルをご覧ください。

3.「ブラウザを起動」でEdge(アプリケーション)へ接続する

「Edgeを起動する」を選択すると、「ブラウザを起動」アクションが表示されます。設定画面でブラウザが「Edge(アプリケーション)」になっていることを確認し、「実行する」をクリックしてください。

Edgeをアプリケーションとしてブラウザ起動するアクションの設定画面

通常の「Edge」と「Edge(アプリケーション)」を間違えると、期待した方法で起動・接続できない場合があります。また、アプリケーション方式のポート番号などについては「ブラウザを起動」マニュアルを確認してください。

4.「ページを開く」でWebサイトを表示する

ブラウザへ接続したら「ページを開く」アクションで、操作対象となるWebサイトのURLを指定して実行します。

ページを開くアクションでWebサイトのURLを設定する画面

URLに間違いがないか、目的のページが表示されるかを確認してください。設定方法は「ページを開く」マニュアルをご覧ください。

5.ログイン状態を利用できたか確認する

以下はGmailを開き、ログイン済みの画面が表示された例です。Edgeの設定とWebサービスの認証状態によっては、このようにログイン状態を利用できます。

普段のEdgeのログイン状態を利用してGmailを開いた操作例

この画面は一例です。別のPC・Windowsユーザー・Edgeプロファイルでも同じ状態になるとは限りません。Webサイトによっては、認証期限切れ、端末確認、多要素認証などによってログイン画面が表示されることがあります。

6.使用する前に確認したい注意点

6-1.JobAuto 0.10.14以降は起動中のEdgeを終了してから起動する

JobAuto 0.10.14(2026年5月25日)以降では、Edgeをアプリケーションとして開く際、起動中のEdgeを終了してから起動する仕様です。既に開いているブラウザの作業内容が失われるおそれがあるため、普段のEdgeを人が使用している時間帯に実行する場合は注意してください。

以前のバージョンのマニュアルでは、Edgeを終了するコマンドを事前に実行する方法が案内されていました。0.10.14以降は起動前の終了処理が自動化されています。確認は0.10.14のリリースノートをご覧ください。

6-2.WindowsユーザーとEdgeプロファイルを確認する

Edgeのログイン情報は、どのWindowsユーザーとEdgeプロファイルを使用するかに影響されます。RDでのテストとRCでのスケジュール実行では、使用するWindowsユーザーや実行PCが異なることがあります。実際にロボットを実行する環境で認証状態を確認してください。

ブラウザのプロファイルを複数使用している場合は、期待したプロファイルで起動しているか確認します。ログイン状態の利用を前提とした処理では、未ログイン時にそのまま後続操作へ進まないよう、ログイン済みであることを画面上で判定する構成を検討してください。

6-3.ロボット専用の実行環境を検討する

通常業務で使うEdgeとロボットが操作するEdgeを共用すると、起動時の終了処理やブラウザ画面の切り替わりが人の作業に影響する可能性があります。スケジュールで継続運用する場合は、ロボット専用のWindowsユーザーや実行PCを検討し、必要なアクセス権限だけを付与してください。

6-4.ダウンロードファイルの保存先を確認する

「Edge(アプリケーション)」では、Edge自体に設定されたダウンロードフォルダを使う場合があります。ファイルの保存先を固定して処理したい場合は、ブラウザ起動アクションの「ブラウザのデフォルトのダウンロードフォルダを使用」を確認してください。詳細はアプリから起動したChrome・Edgeでファイルをダウンロードする方法をご覧ください。

7.思ったように動かない場合の確認方法

現象確認するポイント
いつものログイン状態にならない実行PC・Windowsユーザー・Edgeプロファイル・認証期限・多要素認証
Edgeが予期せず閉じる0.10.14以降の起動時の終了仕様、他の作業中ウィンドウ
ブラウザを起動できない「Edge(アプリケーション)」の選択、実行ファイルのパス、ブラウザ起動時の設定
URLを指定してもページが表示されない「ページを開く」のURL、必要に応じてタブ切り替え後の再実行
スケジュール実行で動作が異なるRCのWindowsユーザー、実行PC、Edgeプロファイル、ログイン状態
ダウンロード先が想定と違うEdgeのダウンロードフォルダとブラウザ起動アクションの設定

「ページを開く」で目的の画面が表示されない場合は、「別タブに移動」したあと「ページを開く」を再実行する方法もあります。詳しい設定は「ページを開く」アクションで確認してください。

通常のブラウザ起動でWebサイトへアクセスできない場合の別の方法は、Chrome・EdgeでWebサイトを開けない場合の対処方法も参考にしてください。


関連するブラウザ操作マニュアル・ナレッジ

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JobAutoをWindows 10からWindows 11へ移行する方法|PC変更・アップグレード

★ページの説明・概要

JobAutoをWindows 10からWindows 11へ移行する方法を説明します。移行方法には、新しいWindows 11 PCに変更する方法と、現在のPCをWindows 11へアップグレードする方法があります。

PCを変更する場合は、JobAuto・ロボットのデータとライセンスを新PCへ引き継ぎ、動作確認後に旧PCのライセンスを破棄します。同じPCをアップグレードする場合は、アップグレード前にデータをバックアップし、変更後のRID(ロボID)とロボットの動作を確認します。

Windows 10の通常サポートは2025年10月14日に終了しています。対象環境では拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)が利用できる場合があります。詳細はMicrosoftのWindows 10サポート終了に関する案内をご確認ください。

移行方法を選ぶ

移行方法向いている場合主な注意点
新PCへ変更(おすすめ)運用中のロボットが多い、旧環境を残して検証したいデータ移行・新PCのライセンス・実行端末切り替えが必要
同じPCをアップグレードWindows 11の動作要件を満たし、PC交換をしない事前バックアップが必要。RID変更やアプリ動作への影響を確認

ロボットが多い場合や、OS変更の影響を事前に検証したい場合は、新しいPCを用意する方法をおすすめします。ただし、新旧PCで同じ本番スケジュールを同時に動かさないようにしてください。

1.移行前に確認・バックアップすること

  1. JobAutoを使用しているWindowsユーザー、JobAutoのバージョン、使用中のRID(ロボID)を確認する。
  2. ロボデザイン(RD)・ロボサーバ(RS)・ロボクライアント(RC)のうち、どの機能を移行するか確認する。
  3. JobAutoフォルダ、ロボットデータ、共通部品、設定情報など、必要なデータをバックアップする。
  4. ロボデザインのデータを引き継ぐ場合は、対象Windowsユーザーの C:\Users\Windowsユーザー名\AppData\Local\spis を確認する。
  5. RSも移す場合はROBOWEBのスケジュール、アップロード済みロボット、実行ログなどの引継ぎ方法を確認する。
  6. 使用するExcel・業務アプリ・ブラウザ、ファイルパス、共有フォルダ、ネットワーク・権限の違いを洗い出す。
  7. スケジュール停止・切替の日時、検証担当者、問題発生時の戻し方を決める。

JobAuto固有のデータをコピーする正確な方法と順序は、JobAutoを別のPCへ移行する方法に従ってください。旧PCが使用できない場合は、作業前に製品サポートへご相談ください。

2.新しいWindows 11 PCへ変更する方法(おすすめ)

2-1.新しいPCを準備する

Windows 11のPCを用意し、JobAutoが対応する動作環境を満たしているか確認します。JobAutoを実行するWindowsユーザーを決め、必要な業務アプリ、Microsoft Office、ブラウザ、共有フォルダへのアクセス権限などを準備してください。

2-2.旧PCのRIDとJobAutoデータを確認・移行する

旧PCで使用しているWindowsユーザーでRIDを確認して控えます。JobAutoフォルダと、必要に応じてロボデザインのロボットデータをバックアップし、新PCへ引き継ぎます。

現行のPC移行マニュアルでは、JobAutoフォルダをコピーして移行元として残し、ロボデザインで作成したロボットを引き継ぐ場合は C:\Users\Windowsユーザー名\AppData\Local\spis もコピーする手順が案内されています。既存データを新PCへ直接上書きする前に、移行元と移行先を確認してください。

0.10.9以降でロボサーバのデータを引き継ぐ場合は、ロボアップデーターを使った引継ぎ手順も確認します。詳しくはJobAutoを別のPCへ移行する方法をご覧ください。

2-3.JobAutoをインストールする

新PCのJobAuto利用ユーザーでWindowsへログインし、JobAutoのインストール方法に従って製品をセットアップします。移行に伴いJobAutoのバージョンも変える場合は、ロボットや設定の互換性を確認してください。

2-4.検証用ライセンスを依頼して稼働確認する

旧PCを残して検証する場合は、JobAutoの製品サポートへ検証用の期限付きライセンスの発行をご依頼ください。提供条件を確認し、新PCへ適用して動作を検証します。

新PCでは、実際の業務を行うWindowsユーザーでロボットを実行し、アプリ操作・ブラウザ操作・Excel操作・ファイル処理・メール送信などを確認してください。画面認識や表示倍率の影響が出る場合は、必要な箇所を調整します。

2-5.本番ライセンスを適用する

検証が完了したら新PCでRIDを確認し、製品サポートへお送りください。PC変更については、旧PCのRIDと新PCのRIDをあわせて伝えると移行対象を特定しやすくなります。発行された本番用ライセンスキーを新PCへ適用してください。

RIDはWindowsユーザーによって異なります。RIDを確認する方法とライセンス認証の方法をご確認ください。ロボクライアント(RC)のみを使用するPCでは、ライセンス認証のRIDを製品サポートへ送る必要はありません。

2-6.ROBOWEBの実行端末とスケジュールを切り替える

ROBOWEBでスケジュール実行している場合は、移行する機能に合わせて設定を確認します。RSを同じPCに残してRCだけを新PCへ変更する場合は、ROBOWEBのPC一覧で新しい実行端末を登録し、RCを起動して通信状態を確認します。スケジュールの実行端末も切り替えてください。

RSも新PCへ変更する場合は、スケジュール・アップロード済みロボット・ログなどのデータを適切に引き継ぎ、RSとRCの通信やROBOWEBの設定を確認します。

契約RC台数の上限に達している場合は、旧PCを無効化してから新PCを有効化する必要があります。ROBOWEBへ実行端末を登録する方法を参照してください。

2-7.旧PCのライセンスを破棄し、破棄証明書を送る

新PCの本番ライセンス認証とロボットの稼働確認、スケジュールの切り替えが完了したら、旧PCでライセンスを破棄します。破棄完了画面のスクリーンショットをライセンス破棄証明書として製品サポートへ送ってください。

旧PCのライセンスを先に破棄しないでください。新PCへ移行できたことを確認したあとに実施します。手順はJobAutoのライセンスを破棄する方法をご覧ください。

3.現在のPCをWindows 11へアップグレードする方法

3-1.Windows 11の要件を確認し、データをバックアップする

Microsoftの案内で、使用中のPCがWindows 11のシステム要件を満たすか確認します。アップグレード前に、JobAutoとロボットのデータ、重要な業務ファイルをバックアップしてください。

同じPCでもアップグレード後に不具合が起きる可能性があります。必要なデータを復元できるよう、バックアップ先と戻し方を確認したうえで作業します。Windowsの手順はMicrosoftの公式案内をご確認ください。

3-2.Windows 11へアップグレードする

ロボットやスケジュールを停止し、Windows 11へアップグレードします。アップグレード後はWindows Update、業務アプリ、Office、ブラウザ、共有フォルダなどを確認してからJobAutoを起動してください。

3-3.RIDとライセンスの状態を確認する

Windows 11へアップグレードするとRIDが変わる場合があります。アップグレード前と同じWindowsユーザーでRIDを確認してください。RIDが変わっている場合は、新しいRIDを製品サポートへ送り、必要なライセンスキーの発行をご依頼ください。

RIDが同じ場合でも、JobAutoが正常に起動し、ライセンス認証された状態で使用できるか確認してください。同じPCのOS更新のみを理由に、事前にライセンス破棄を行う必要があるとは限りません。判断に迷う場合は製品サポートへお問い合わせください。

3-4.ロボットとスケジュールを再確認する

アプリ操作、ブラウザ操作、Excel操作、ファイルアクセス、スケジュール実行を確認します。特に画面表示・解像度・ウィンドウ名・アクセス権限の変化に注意してください。ROBOWEBを使用する場合は、RCの起動状態と通信状態も確認します。

4.移行後のチェックポイント

項目確認内容
Windowsユーザー・ライセンスRDを使用するユーザー、RID、ライセンス認証を確認
ロボット・共通部品データ移行、参照ファイル、使用する共通部品を確認
アプリ操作表示倍率、画面認識、ウィンドウサイズ、業務アプリのバージョンを確認
ブラウザ・Excelブラウザ起動、ドライバー、Office、ファイル・マクロを確認
ファイル・ネットワーク保存先、共有フォルダ、権限、Proxy・Firewall設定を確認
ROBOWEB・RC端末登録、RC起動、RSとの通信、スケジュール実行を確認
本番切り替え新旧PCの重複実行防止、旧PCの停止・ライセンス破棄を確認

5.移行中に困った場合

旧PCが故障してデータやRIDを取得できない場合や、OS更新後にライセンス認証ができない場合は、製品サポートへご相談ください。新旧PCの状況、JobAutoのバージョン、RID、エラーメッセージ、バックアップの有無を整理して伝えると確認しやすくなります。

なお、ライセンスキーやパスワードなどの秘密情報は、不特定の人が閲覧できる場所に掲載しないでください。


関連するPC変更・ライセンス・ROBOWEBマニュアル

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リリースノート – 0.10.13 (2025-09-16)

◆機能追加

>ロボデザイン

・’TrustedHTML’の制限でWEBサイト上で従来の方法を使いXpathを取得してアクションを作成できない場合、手動設定に切り替えることでアクションを作成できるようにしました。こちらの5-4.ブラウザの要素指定方法をご覧ください。

・RS認証やロボットのアップロード・ダウンロード時に、パスワードを最後に変更してから一定期間経過している場合は警告を出すようにしました

>ブラウザ操作

・ロボット実行時の設定のブラウザの要素指定方法に手動設定(F2のみで実施)を追加しました。こちらの5-4.ブラウザの要素指定方法をご覧ください。

>アプリ

アプリ操作の文字認識でOCR変換するときの言語設定で日本語を優先するオプションを追加しました。以下のアクションへ追加しました。

>その他

・生成AIとの連携を可能にするため、AIエージェントを実行アクションを追加しました。こちらをご覧ください。

>ROBOWEB

・複数のロボットを実行するスケジュールで、いずれかのロボットが「エラーあり」で処理が終わった場合に次のロボットを実行しないでスケジュールを終了する設定を追加しました。こちらのエラーが発生したときはスケジュールを終了するをご覧ください。

・ロボットや共通部品の概要欄をROBOWEBのロボット一覧や共通部品の一覧や詳細にも表示するようにしました。ロボット一覧はこちらをご覧ください。共通部品一覧はこちらをご覧ください。

・ロボデザインで最後にRS認証した日時をROBOWEBのユーザー一覧に表示するよう修正しました。こちらのRD認証日時をご覧ください

・ロボット、共通部品共に、どのバージョンをスケジュールで実行するか選択可能にしました。ロボットはこちらのステータスをご覧ください。共通部品はこちらのステータスをご覧ください。

・休日パターンを5つ以上登録可能にしました。こちらの休日設定をご覧ください。

◆機能修正

>ブラウザ

・マウス操作アクションで、高度な設定の名前に.*を含めて設定している場合に、設定に[]があると要素が見つからないとなる不具合を修正しました

>エクセル

・エクセルを開くアクションで、同じ名前のファイルを開いているときに異なるパスの別のファイルを開いた場合はエラーにするよう修正しました

>アプリ

・アプリ操作のマッチング方式が画像や文字のときに、編集したアクションをステップ実行するときに操作対象のアプリを自動的にアクティブにしてから動くように修正しました

・【画像】表形式として操作するを行ってから作成するマウス操作、値入力、値取得の各アクションでアプリデザインの操作対象にフォーカスできないよう修正しました

>変数

・変数の値を加工アクションで文字操作の配列に変換の際、無条件で両端の空白を除去していました。「両端の空白を除去する」チェックを付けることで選択可能にしました。こちらの配列化した値の両端の空白を除去するをご覧ください。

>その他

・OUTLOOKのメールの繰り返しアクションで、件名に複数の条件を指定できるよう修正しました。こちらの件名に含む文字をご覧ください。

・OUTLOOKのメールの繰り返しアクションで、差出人を.*で設定できるよう修正しました。こちらの差出人をご覧ください。

>ROBOWEB

・ROBOWEBのシステム設定画面、smtpのユーザ名、送信元アドレス、SMTPサーバーに日本語も登録できるよう修正しました。こちらのSMTP設定をご覧ください。

・ROBOWEBへAPIでスケジュールを実行したときに戻ってきたerrorの一部を変更しました。スケジュールが実行中なので実行できなかった場合は、すでに実行中のため実行できませんでした、というメッセージを返すよう修正しました。APIを使ったスケジュール実行の方法はこちらをご覧ください。

・ROBOWEBのスケジュール一覧のステータスですが、複数のロボットを実行するスケジュールの場合、最後に実行したロボットのステータスではなく、いずれかのロボットでエラーが発生した場合はエラーありとするよう修正しました。スケジュールのステータスについてはこちらをご覧ください

・ROBOWEBの右上にある「Search」機能で、大文字・小文字、全角・半角の区別なく検索するよう修正しました

・システム管理者権限者は所属していなくても全プロジェクトを閲覧できるよう修正しました。ROBOWEBのユーザー権限の一覧はこちらをご覧ください。

・ROBOWEBの管理者用レポートにデータが表示されない不具合を修正しました

◆バグフィックス

>ロボデザイン

・ロボット名に機種依存文字がある場合、ロボットに不具合が出るため、機種依存文字を使えないよう修正しました

>エクセル

・エクセルの値検索アクションで、途中に空白があると最終セルをとれず値が見つからないという不具合を修正しました

・エクセルのフィルタアクションで、エクセルのセルの認識状態によっては、フィルタがかかる範囲が変わるため、その影響でフィルター列番号が正しく適用されず、フィルタの処理結果が正しくないことが発生するため、フィルター列番号は数字ではなく、英字でも指定可能に修正しました

>アプリ

・【画像】表として操作するアクションをステップ実行~アプリデザイン起動~マッチング方式を表形式にした場合、ステップ実行のやり方によっては違うアプリが表示される不具合を修正しました

・【表】値取得アクションで操作対象にフォーカスを行うと、アプリデザイン上ではフォーカスが当たっているのに、要素が見つかりませんでしたというエラーが発生する不具合を修正しました

・【表】値取得アクションでOCR読み込みの設定でフォーカスしなおす、をおこなうとgoogleへの接続に失敗しました、というエラーが発生する不具合を修正しました

・指定の文字が消えるまで待つアクションで、文字が消えても後続処理を実行しない不具合を修正しました

>データベース

・DBに接続できない状況でselectアクションで項目マッピングするとロボデザインが落ちる不具合を修正しました

・共通部品でSQL実行を変数でやると親ロボットの変数を参照し、正しく動作しない不具合を修正しました

>ROBOWEB

・ROBOWEBから送信方式がスクリプト方式やオリジナル方式でテストメール送信を行ったときに、添付がないというエラーが発生していた不具合を修正しました

・定期実行スケジュールが無いケースで、スケジュール実行予定表がまれに表示されないことがある日不具合を修正しました