JobAutoの要素マッチングでタイプに正規表現を使う方法

★質問・概要

Q.JobAutoのアプリ操作で「要素が見つからない」というエラーが発生します。要素マッチングの「タイプ」に正規表現を使って、操作対象を安定して指定するにはどうすればよいですか?

★回答

アプリ操作の要素マッチングでは、アクションの高度な設定にある「タイプ」の一部を正規表現で指定することで、要素情報の変化に対応できる場合があります。

この記事では、Excelのショートカットをクリックする例で、タイプの角括弧内の数字を正規表現にする方法と、タイプの末尾部分を正規表現にする方法を紹介します。

正規表現の指定範囲を広げると複数の要素に一致することがあります。必要に応じて「要素インデックス」や「名前」も確認し、最後に「操作対象にフォーカス」で目的の箇所を正しく認識しているか確認してください。

1.Excelのショートカットをクリックする例

Windows画面に表示されるExcelのショートカットをクリックするアクションを例に説明します。次の画像が操作対象です。

操作対象となるExcelのショートカット

2.マッチング方式を「要素」に設定する

アプリデザインでマッチング方式に「要素」を選び、クリックする箇所を指定します。次の画像は、アプリデザインでマッチング方式を選択する画面です。

アプリデザインのマッチング方式で要素を選択

3.高度な設定の「タイプ」を正規表現で指定する

作成した要素マッチングのアクションで、高度な設定の「タイプ」を確認します。タイプの表示内容に応じて、次の2つの指定例を確認してください。

3-1.タイプに角括弧[ ]がある場合

タイプに [1] や [2] などが含まれている場合、角括弧内の指定を変更する方法があります。

以下は、/Pane[1]/Pane[2]/Pane[1]/Button[.*] と指定した画面例です。アプリの要素情報を確認して、変更する位置を判断してください。

注意:[.*] は掲載画像にあるJobAutoの設定例です。一般的な正規表現の文法では、[.*] は「どの数字にも一致する」という意味ではありません。JobAutoのタイプ欄での具体的な解釈を一律に決めつけず、実際のアプリ画面で目的の要素を認識できるか確認してください。

タイプに角括弧を含む指定を設定した画面

3-2.タイプの末尾を正規表現にする場合

階層を含むタイプ指定の一部を省略し、末尾を正規表現に変更する方法もあります。

次の画像の指定例は /Pane/Pane/Pane/.* です。一般的な正規表現で .* は任意の文字が0文字以上続く部分に一致する表現です。この設定例では、階層の角括弧内の数字も省いた指定になっています。

タイプの末尾を正規表現のドットアスタリスクで指定した画面

どちらの方法でも対象が広がりすぎると別の要素まで見つかる可能性があります。設定後に目的の要素を認識できているか確認してください。

4.複数の要素が見つかる場合は条件を絞る

タイプに正規表現を指定すると、同じ条件に一致する要素が複数見つかる場合があります。そのときは要素インデックスや名前の設定を使って、操作対象を絞り込んでください。

4-1.要素インデックスを確認する

要素インデックスは、設定した条件に一致する要素のうち何番目を操作するか指定する項目です。0から始まるため、1番目なら「0」、2番目なら「1」を指定します。

要素インデックスに0を設定した画面

4-2.「名前」の条件を確認する

タイプだけで要素を特定できないときは、「名前」も確認してください。次の画像では、名前に Excel.* という正規表現を設定しています。

名前にExcelドットアスタリスクを指定した画面

名前そのものが変化する場合の対処方法は、要素マッチングを安定させる方法(名前に正規表現を使用)をご確認ください。

5.「操作対象にフォーカス」で確認する

要素が見つかったら、アプリデザインの「操作対象にフォーカス」を使い、Excelのショートカットなど、意図した操作箇所にフォーカスが当たることを確認してください。

アプリデザインの操作対象にフォーカスする操作

別の場所にフォーカスが当たる場合は、タイプの正規表現を限定するか、要素インデックスや名前の設定を見直します。操作方法の詳細はアプリデザインの使い方をご確認ください。

6.タイプの「//」指定とは何が違う?

要素マッチングのタイプの指定方法には、正規表現を使う方法のほかに「//」を使う方法があります。今回の記事はタイプの一部を正規表現で変更する方法について説明しています。

方法設定例参照先
タイプの一部を正規表現にする/Pane/Pane/Pane/.*このページ
タイプに「//」を使う//MenuItem「//」を使う方法

どの指定方法でも、条件を広げるだけでは誤操作につながる場合があります。名前や要素インデックスを組み合わせ、実行前に目的の操作対象を確認してください。

7.設定変更後の確認手順

  1. タイプの現在の指定を確認し、角括弧内の数字または末尾部分など、変化する箇所を見極めます。
  2. 操作対象の情報を確認し、必要な部分だけ正規表現に変更します。
  3. 設定した条件で要素が見つかるか確認します。
  4. 複数件見つかる場合は、要素インデックスや名前を調整します。
  5. 「操作対象にフォーカス」で、目的の箇所が選択されているか確認します。
  6. アクションをテストし、正しく操作できるか確認します。

画面の表示が変わったあとに要素を見つけられない場合は、正式マニュアルの「キャッシュクリア」や「要素が見つかるまでのタイムアウト」などの設定も確認してください。


関連するマニュアル・FAQ

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JobAutoの要素マッチングでタイプに「//」を使う方法

★質問・概要

Q.JobAutoのアプリ操作で要素マッチングを使うと、「要素が見つからない」というエラーが発生します。高度な設定の「タイプ」に「//」を使って指定する方法を教えてください。

★回答

要素マッチングで対象を安定して認識できない場合は、アクションの高度な設定にある「タイプ」の指定を見直します。この記事では、元のタイプ指定を//MenuItemのような指定へ変更する例を紹介します。

指定を変更すると複数の要素が見つかることがあります。その場合は「要素インデックス」を調整し、最後に「操作対象にフォーカス」で目的の操作箇所を正しく認識しているか確認してください。

「//」を使った指定は、すべてのアプリや要素で必ず有効とは限りません。対象の要素が見つかるか、意図した場所を操作できるかを実行環境で確認してください。

1.要素マッチングで「ファイル」を操作する例

アプリ操作の要素マッチングで、操作対象が見つからないエラーが繰り返し発生する場合の設定例です。以下のアプリ画面の「ファイル」をクリックするアクションを想定しています。

アプリ画面で操作対象となる「ファイル」メニュー

2.マッチング方式を「要素」にする

アプリデザインでマッチング方式に「要素」を選択し、操作したい箇所を指定します。次の画像は、アプリデザインでマッチング方式を選択する画面です。

アプリデザインのマッチング方式で「要素」を選択

3.高度な設定で「タイプ」を調整する

3-1.タイプの指定に「//」を使う

アクションの高度な設定で「タイプ」を確認し、下の画像のように指定を変更します。

変更前の例は /Window[1]/Pane[1]/ToolBar[1]/MenuItem[1] です。変更後の例では //MenuItem を設定しています。途中の階層まで指定した状態から、MenuItem の要素を探す指定に変更する例です。アプリ画面の構造が変化して従来のタイプで見つからない場合に、この方法で認識できることがあります。

変更前のタイプ設定:/Window[1]/Pane[1]/ToolBar[1]/MenuItem[1]
変更前
変更後のタイプ設定://MenuItem
変更後

「タイプ」はアプリの要素を特定する設定項目です。この例の //MenuItem はJobAutoのアプリ操作で使用するタイプ指定の例であり、ブラウザ操作のXPathの指定方法を説明したものではありません。また、すべてのアプリで同じ指定が使用できるとは限りません。

3-2.複数の要素が見つかる場合は要素インデックスを変更する

タイプに「//」を使った指定をすると、同じ条件に一致する要素が複数見つかる場合があります。この場合は、「要素インデックス」を変更して操作する要素を指定します。

要素インデックスは0から始まります。1番目の要素が「0」、2番目の要素が「1」です。画面構成が変わると要素の並び順も変わる場合があるため、インデックスだけに頼らず、「名前」などの条件で対象を絞り込めないか確認してください。

タイプを//MenuItemにした場合の要素インデックス設定画面

3-3.「操作対象にフォーカス」で目的の要素か確認する

要素が見つかったら、「操作対象にフォーカス」をクリックします。操作したい「ファイル」メニューにフォーカスが当たることを確認してください。

アプリデザインの「操作対象にフォーカス」ボタン

要素が見つかったという結果だけで判断せず、実際に操作したい箇所が選ばれているか確認することが大切です。別の箇所へフォーカスが当たる場合は、要素インデックスや名前などの設定を見直します。操作画面を変更した場合は、アプリデザインの「画像を読込み」で現在の画面を取得してから再確認してください。

3-4.画面切り替え後に要素を見失う場合

同じ設定でも、アプリ画面が変わったあとに要素を見つけられなくなる場合があります。要素の情報を保持したままになっていないか確認し、必要に応じて高度な設定の「キャッシュクリア」を使用します。画面の表示に時間がかかる場合は、「要素が見つかるまでのタイムアウト」も確認してください。

キャッシュクリアやタイムアウトを変更しても、タイプの指定が誤っていたり、操作するウィンドウが異なっていたりする場合は解決しません。原因を一つずつ切り分けてください。

4.通常のタイプ指定や正規表現との違い

タイプの指定には、階層情報を含む指定、// を使う指定、タイプの一部を正規表現で指定する方法があります。以下は、それぞれの記事で紹介している設定例です。

指定方法設定例確認のポイント
階層を含むタイプ指定/Window[1]/Pane[1]/ToolBar[1]/MenuItem[1]アプリ画面の構造が変わると、設定した階層と一致しない場合があります。
// を使う指定//MenuItem途中の階層を省略した指定例です。複数の要素が見つかった場合は、インデックスや名前を確認します。
タイプの一部を正規表現で指定/Pane/Pane/Pane/.*タイプの一部が変化する場合などに使用する設定例です。タイプに正規表現を使う方法を参照してください。

この表は設定例の比較です。// の内部的な検索規則や適用範囲を示すものではありません。設定を変更したあとは、見つかった要素の件数と「操作対象にフォーカス」の結果で動作を確認してください。

5.設定変更後の確認順序

  1. タイプの設定を //MenuItem のように変更します。
  2. 設定した条件で操作対象の要素が見つかるか確認します。
  3. 複数の要素が見つかる場合は、要素インデックスを調整します。
  4. 「操作対象にフォーカス」で、目的の操作箇所を認識しているか確認します。
  5. 実際にアクションをテストし、意図した要素が操作されるか確認します。スケジュール実行を予定している場合は、実行PCでも確認します。

6.タイプだけでは要素を絞り込めない場合

タイプだけでは操作対象を1つに絞り込めない場合は、「名前」などほかの要素特定条件も確認します。名前が処理のたびに変化する場合は、JobAutoの要素マッチングを安定させる方法|名前に正規表現を使うも参考にしてください。

また、タイプの一部が変化する場合などは、JobAutoの要素マッチングでタイプに正規表現を使う方法を確認してください。「//」を使う方法と、タイプの一部を正規表現で指定する方法は別の設定例です。

そもそもアプリデザインで操作したい箇所を選択できない場合は、JobAutoでアプリの操作箇所を選択できない場合の対処方法を確認してください。接続先一覧の更新やアプリデザインの画面再読み込みなどを説明しています。

要素が見つからない場合は、アプリが正しく接続されているか、現在の画面が表示されているか、対象となる要素が読み込まれているかも確認してください。詳しい設定項目は正式マニュアルをご覧ください。


関連するマニュアル・FAQ

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JobAutoでアプリ操作のアクションを作成する方法

★質問・概要

Q.JobAutoのロボデザインで、Windowsアプリを操作するアクションはどのような手順で作成すればよいですか? ブラウザやExcelのように操作箇所を直接右クリックしても、アクションメニューが表示されません。

★回答

JobAutoでアプリ操作のアクションを作成するには、操作対象のアプリを起動し、起動中のアプリへ接続して、アプリデザインで操作箇所を指定します。操作対象に応じたマッチング方式を選び、マウス操作や値入力などのアクションを作成してください。

ブラウザやExcelとは異なり、Windowsアプリの画面を直接右クリックするだけでは、JobAutoのアクション作成メニューは表示されません。対象のアプリに接続した後、「アプリデザイン」を開き、マッチング方式を選択して操作箇所を右クリックしてください。

初めてアプリ操作を作成する場合は、以下の手順に沿って設定してください。

  1. 対象のアプリを起動する
  2. JobAutoから起動中のアプリへ接続する
  3. アプリデザインでマッチング方式を選ぶ
  4. 操作したい箇所を指定し、アクションを作成する

1.対象のアプリを起動する

まず、ロボットで操作するアプリを起動します。主に「アプリを開く」アクションで起動する方法と、デスクトップやタスクバーのショートカットから起動する方法があります。

1-1.「アプリを開く」アクションを使う場合

「アプリを開く」アクションを使い、対象となるアプリの実行ファイルを指定して起動します。詳しい設定方法は「アプリを開く」アクションのマニュアルをご確認ください。

1-2.デスクトップやタスクバーのショートカットから起動する場合

アプリに接続するアクションを使ってデスクトップやタスクバーへ接続し、マウス操作で対象アプリのショートカットをクリックして起動します。

「アプリを開く」アクションでは起動できないアプリの場合は、ショートカットからの起動も検討してください。

2.起動したアプリに接続する

「起動中のアプリに接続」アクションを使って、操作するアプリに接続します。接続先の一覧から、ロボットで操作するアプリを選択してください。

接続先のアプリ名などに、実行するたびに変わる部分が含まれている場合は、可変となる部分を正規表現の「.*」に変更します。

例えば、以下の画面ではMeryというアプリに接続していますが、ファイル名の「20250519.txt」という箇所が可変です。

Meryのウィンドウ名に日付を含むファイル名が表示されている接続設定画面

可変となる「20250519.txt」の部分を「.*」に変更します。

起動中のアプリに接続する設定で可変部分を正規表現に変更した画面

「.*」は任意の文字列に一致する正規表現です。指定範囲を広くしすぎると、別のウィンドウも一致する可能性があるため、変わらない部分は残して指定してください。

接続先の詳しい指定方法は、「起動中のアプリに接続」アクションのマニュアルをご確認ください。

3.アプリデザインでマッチング方式を選択する

アプリへの接続を実行するとアプリデザインが起動します。アプリデザインでは、操作対象に応じてマッチング方式を選択してください。

アプリデザインはロボデザインのリボンから開くこともできます。バージョン0.10.8以降では、コントロールパネルのアプリメニューにある「アプリデザインを開く」からも起動できます。詳しくはアプリデザインを開く方法をご確認ください。

操作対象を要素として認識できる場合は、まず要素マッチングを検討してください。要素での操作が難しい場合は、文字マッチングや画像マッチングなどを使用します。

アプリデザインで要素・文字・画像などのマッチング方式を選択する画面

3-1.要素マッチング

アプリ内のボタンや入力欄などの要素を認識して操作します。画像マッチングと比較して実行するPCによる影響を受けにくく、安定して動作しやすい方式です。操作対象を要素として認識できる場合は、要素マッチングの利用を検討してください。

3-2.文字マッチング

アプリ画面上に表示されている文字をOCRで認識して操作します。要素で操作することが難しく、画面上の文字を基準に操作したい場合に使用します。OCRで認識するため、文字によっては正しく読み取れない場合があります。

3-3.画像マッチング

アプリ画面の画像を使って操作対象を認識します。画像はロボットを実行するPCの環境や画面表示によって変化することがあるため、要素マッチングと比較して安定しにくい場合があります。

3-4.表形式マッチング

アプリ内の表形式のデータを操作する場合に使用します。表に対するマウス操作、値取得、値入力などのアクションを作成できます。

それぞれの機能については、アプリデザインの使い方をご確認ください。

4.アクションを作成する

アプリデザインで操作したい箇所を選択して右クリックし、表示されたメニューから作成したいアクションを選択してください。

アプリデザインで操作したい箇所を右クリックしてアクションを作成する画面

クリックする場合はマウス操作、文字を入力する場合は値入力など、目的に合ったアクションを作成します。作成後は、対象の画面で正しく動作するかテストしてください。

5.操作中に別のウィンドウが表示された場合

アクションを設定できるのは、現在接続しているアプリのウィンドウです。

操作中のアプリから別のウィンドウが表示され、そのウィンドウを操作したい場合は、「起動中のアプリに接続」アクションを使って対象のウィンドウへ接続し直してから、アクションを作成します。

接続の設定方法は、起動中のアプリに接続する方法をご確認ください。

6.アプリ操作がうまくいかない場合

操作したい箇所を選択できない、画像を正しく認識できない、値入力がうまくいかないなどの場合は、使用しているマッチング方式と認識結果を確認してください。

画像マッチングで認識が安定しない場合は、JobAutoの画像マッチングで「特徴で判定」を使う方法も参考にしてください。

詳しい設定方法や関連FAQは、JobAutoのアプリ操作マニュアル・トラブルシューティング一覧から確認できます。


関連するマニュアル・FAQ

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JobAutoの共通部品でX日後の営業日を取得する方法

★共通部品の説明、概要

JobAutoの共通部品を使用して、指定した日付を起点とし、X日後の営業日を取得します。

この共通部品では、土曜日・日曜日、祝日・休日以外の日付を営業日として扱います。

例えば、処理実行日「2025-12-05」、日後「2」を設定した場合、元の記事では「2025-12-08」を取得する例を掲載しています。


★共通部品のダウンロード

共通部品はこちらからダウンロードしてください。ダウンロードした共通部品をロボデザインでインポートして使用します。


★共通部品の使い方

1.共通部品へ渡す値

共通部品へ、営業日を取得する際の起点となる日付と、日数を設定します。

1-1.処理実行日

入力変数「処理実行日」に、営業日を取得する起点となる日付を設定します。

日付は「YYYY-MM-DD」形式で設定してください。

例えば、2025年12月5日を指定する場合は「2025-12-05」を設定します。

1-2.日後

入力変数「日後」に、取得したいX日後の営業日の「X」に該当する数字を設定します。

例えば、2日後の営業日を取得したい場合は、半角数字の「2」を設定します。

2.共通部品からもらう値

共通部品で取得した営業日の日付を、ロボット側で受け取ります。

受け取った日付は、後続のロボット処理で使用できます。

3.その他

営業日の取得では、土曜日・日曜日、祝日・休日が考慮されます。

営業日を利用してロボットの実行日や処理対象日を決定する場合は、実際の取得結果を確認したうえでご利用ください。


関連する共通部品

営業日の日付を取得するのではなく、指定した日付が休日かどうかを判定したい場合は、以下の共通部品もご利用ください。

JobAutoでは、このほかにも月末日や曜日の取得、日付の加工など、ロボット開発で再利用できる共通部品を公開しています。

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JobAutoで普段使っているEdgeを操作する方法|ログイン状態の利用

★ページの説明・概要

JobAutoで普段使用しているMicrosoft Edgeの環境を利用し、Webサイトを操作する方法を説明します。通常の「ブラウザを起動」アクションでEdgeを起動する方法とは異なり、「アプリを開く」からEdgeを起動し、「Edge(アプリケーション)」として接続します。

この方法では、使用するWindowsユーザーやEdgeのプロファイル、Webサイト側の認証状態によっては、普段のログイン状態を利用できる場合があります。ただし、ログイン状態が必ず引き継がれるわけではありません。認証期限や多要素認証により、再ログインが必要になることもあります。

重要:JobAuto 0.10.14以降では、Edgeをアプリケーション方式で開く際に、起動中のEdgeを終了してから起動する仕様です。人が操作しているEdgeのタブや未保存データに影響するおそれがあるため、ロボット実行前に確認してください。

1.通常のEdge起動とEdge(アプリケーション)の違い

比較項目通常の「Edge」「Edge(アプリケーション)」
起動方法「ブラウザを起動」でEdgeを指定「アプリを開く」でEdgeを起動し、「ブラウザを起動」で接続
主な用途通常のWebサイト自動操作普段のEdge環境を利用したい場合など
既存のログイン状態そのまま使えるとは限らない条件が合えば利用できる場合がある
注意点ドライバーなど通常のブラウザ起動の設定実行ユーザー・プロファイルの違いと既存Edgeの終了に注意

基本的なWeb操作では通常のEdge起動を使用し、普段のEdge環境が必要な場合にアプリケーション方式を検討してください。設定項目はブラウザを起動する方法をご確認ください。

2.「アプリを開く」からEdgeを起動する

ロボデザインのコントロールパネルで「アプリ」→「アプリを開く」を選択し、アクション設定画面を表示します。

JobAutoのコントロールパネルでアプリを開くアクションを選択

「プログラム」の下の「▼」をクリックし、「Edgeを起動する」を選択します。

アプリを開くアクションのプログラムでEdgeを起動するを選択

Edgeのインストール先が通常と異なる場合は、設定された実行ファイルのパスがロボットの実行PCに存在するか確認してください。アクションの詳しい設定は「アプリを開く」マニュアルをご覧ください。

3.「ブラウザを起動」でEdge(アプリケーション)へ接続する

「Edgeを起動する」を選択すると、「ブラウザを起動」アクションが表示されます。設定画面でブラウザが「Edge(アプリケーション)」になっていることを確認し、「実行する」をクリックしてください。

Edgeをアプリケーションとしてブラウザ起動するアクションの設定画面

通常の「Edge」と「Edge(アプリケーション)」を間違えると、期待した方法で起動・接続できない場合があります。また、アプリケーション方式のポート番号などについては「ブラウザを起動」マニュアルを確認してください。

4.「ページを開く」でWebサイトを表示する

ブラウザへ接続したら「ページを開く」アクションで、操作対象となるWebサイトのURLを指定して実行します。

ページを開くアクションでWebサイトのURLを設定する画面

URLに間違いがないか、目的のページが表示されるかを確認してください。設定方法は「ページを開く」マニュアルをご覧ください。

5.ログイン状態を利用できたか確認する

以下はGmailを開き、ログイン済みの画面が表示された例です。Edgeの設定とWebサービスの認証状態によっては、このようにログイン状態を利用できます。

普段のEdgeのログイン状態を利用してGmailを開いた操作例

この画面は一例です。別のPC・Windowsユーザー・Edgeプロファイルでも同じ状態になるとは限りません。Webサイトによっては、認証期限切れ、端末確認、多要素認証などによってログイン画面が表示されることがあります。

6.使用する前に確認したい注意点

6-1.JobAuto 0.10.14以降は起動中のEdgeを終了してから起動する

JobAuto 0.10.14(2026年5月25日)以降では、Edgeをアプリケーションとして開く際、起動中のEdgeを終了してから起動する仕様です。既に開いているブラウザの作業内容が失われるおそれがあるため、普段のEdgeを人が使用している時間帯に実行する場合は注意してください。

以前のバージョンのマニュアルでは、Edgeを終了するコマンドを事前に実行する方法が案内されていました。0.10.14以降は起動前の終了処理が自動化されています。確認は0.10.14のリリースノートをご覧ください。

6-2.WindowsユーザーとEdgeプロファイルを確認する

Edgeのログイン情報は、どのWindowsユーザーとEdgeプロファイルを使用するかに影響されます。RDでのテストとRCでのスケジュール実行では、使用するWindowsユーザーや実行PCが異なることがあります。実際にロボットを実行する環境で認証状態を確認してください。

ブラウザのプロファイルを複数使用している場合は、期待したプロファイルで起動しているか確認します。ログイン状態の利用を前提とした処理では、未ログイン時にそのまま後続操作へ進まないよう、ログイン済みであることを画面上で判定する構成を検討してください。

6-3.ロボット専用の実行環境を検討する

通常業務で使うEdgeとロボットが操作するEdgeを共用すると、起動時の終了処理やブラウザ画面の切り替わりが人の作業に影響する可能性があります。スケジュールで継続運用する場合は、ロボット専用のWindowsユーザーや実行PCを検討し、必要なアクセス権限だけを付与してください。

6-4.ダウンロードファイルの保存先を確認する

「Edge(アプリケーション)」では、Edge自体に設定されたダウンロードフォルダを使う場合があります。ファイルの保存先を固定して処理したい場合は、ブラウザ起動アクションの「ブラウザのデフォルトのダウンロードフォルダを使用」を確認してください。詳細はアプリから起動したChrome・Edgeでファイルをダウンロードする方法をご覧ください。

7.思ったように動かない場合の確認方法

現象確認するポイント
いつものログイン状態にならない実行PC・Windowsユーザー・Edgeプロファイル・認証期限・多要素認証
Edgeが予期せず閉じる0.10.14以降の起動時の終了仕様、他の作業中ウィンドウ
ブラウザを起動できない「Edge(アプリケーション)」の選択、実行ファイルのパス、ブラウザ起動時の設定
URLを指定してもページが表示されない「ページを開く」のURL、必要に応じてタブ切り替え後の再実行
スケジュール実行で動作が異なるRCのWindowsユーザー、実行PC、Edgeプロファイル、ログイン状態
ダウンロード先が想定と違うEdgeのダウンロードフォルダとブラウザ起動アクションの設定

「ページを開く」で目的の画面が表示されない場合は、「別タブに移動」したあと「ページを開く」を再実行する方法もあります。詳しい設定は「ページを開く」アクションで確認してください。

通常のブラウザ起動でWebサイトへアクセスできない場合の別の方法は、Chrome・EdgeでWebサイトを開けない場合の対処方法も参考にしてください。


関連するブラウザ操作マニュアル・ナレッジ

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JobAutoをWindows 10からWindows 11へ移行する方法|PC変更・アップグレード

★ページの説明・概要

JobAutoをWindows 10からWindows 11へ移行する方法を説明します。移行方法には、新しいWindows 11 PCに変更する方法と、現在のPCをWindows 11へアップグレードする方法があります。

PCを変更する場合は、JobAuto・ロボットのデータとライセンスを新PCへ引き継ぎ、動作確認後に旧PCのライセンスを破棄します。同じPCをアップグレードする場合は、アップグレード前にデータをバックアップし、変更後のRID(ロボID)とロボットの動作を確認します。

Windows 10の通常サポートは2025年10月14日に終了しています。対象環境では拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)が利用できる場合があります。詳細はMicrosoftのWindows 10サポート終了に関する案内をご確認ください。

移行方法を選ぶ

移行方法向いている場合主な注意点
新PCへ変更(おすすめ)運用中のロボットが多い、旧環境を残して検証したいデータ移行・新PCのライセンス・実行端末切り替えが必要
同じPCをアップグレードWindows 11の動作要件を満たし、PC交換をしない事前バックアップが必要。RID変更やアプリ動作への影響を確認

ロボットが多い場合や、OS変更の影響を事前に検証したい場合は、新しいPCを用意する方法をおすすめします。ただし、新旧PCで同じ本番スケジュールを同時に動かさないようにしてください。

1.移行前に確認・バックアップすること

  1. JobAutoを使用しているWindowsユーザー、JobAutoのバージョン、使用中のRID(ロボID)を確認する。
  2. ロボデザイン(RD)・ロボサーバ(RS)・ロボクライアント(RC)のうち、どの機能を移行するか確認する。
  3. JobAutoフォルダ、ロボットデータ、共通部品、設定情報など、必要なデータをバックアップする。
  4. ロボデザインのデータを引き継ぐ場合は、対象Windowsユーザーの C:\Users\Windowsユーザー名\AppData\Local\spis を確認する。
  5. RSも移す場合はROBOWEBのスケジュール、アップロード済みロボット、実行ログなどの引継ぎ方法を確認する。
  6. 使用するExcel・業務アプリ・ブラウザ、ファイルパス、共有フォルダ、ネットワーク・権限の違いを洗い出す。
  7. スケジュール停止・切替の日時、検証担当者、問題発生時の戻し方を決める。

JobAuto固有のデータをコピーする正確な方法と順序は、JobAutoを別のPCへ移行する方法に従ってください。旧PCが使用できない場合は、作業前に製品サポートへご相談ください。

2.新しいWindows 11 PCへ変更する方法(おすすめ)

2-1.新しいPCを準備する

Windows 11のPCを用意し、JobAutoが対応する動作環境を満たしているか確認します。JobAutoを実行するWindowsユーザーを決め、必要な業務アプリ、Microsoft Office、ブラウザ、共有フォルダへのアクセス権限などを準備してください。

2-2.旧PCのRIDとJobAutoデータを確認・移行する

旧PCで使用しているWindowsユーザーでRIDを確認して控えます。JobAutoフォルダと、必要に応じてロボデザインのロボットデータをバックアップし、新PCへ引き継ぎます。

現行のPC移行マニュアルでは、JobAutoフォルダをコピーして移行元として残し、ロボデザインで作成したロボットを引き継ぐ場合は C:\Users\Windowsユーザー名\AppData\Local\spis もコピーする手順が案内されています。既存データを新PCへ直接上書きする前に、移行元と移行先を確認してください。

0.10.9以降でロボサーバのデータを引き継ぐ場合は、ロボアップデーターを使った引継ぎ手順も確認します。詳しくはJobAutoを別のPCへ移行する方法をご覧ください。

2-3.JobAutoをインストールする

新PCのJobAuto利用ユーザーでWindowsへログインし、JobAutoのインストール方法に従って製品をセットアップします。移行に伴いJobAutoのバージョンも変える場合は、ロボットや設定の互換性を確認してください。

2-4.検証用ライセンスを依頼して稼働確認する

旧PCを残して検証する場合は、JobAutoの製品サポートへ検証用の期限付きライセンスの発行をご依頼ください。提供条件を確認し、新PCへ適用して動作を検証します。

新PCでは、実際の業務を行うWindowsユーザーでロボットを実行し、アプリ操作・ブラウザ操作・Excel操作・ファイル処理・メール送信などを確認してください。画面認識や表示倍率の影響が出る場合は、必要な箇所を調整します。

2-5.本番ライセンスを適用する

検証が完了したら新PCでRIDを確認し、製品サポートへお送りください。PC変更については、旧PCのRIDと新PCのRIDをあわせて伝えると移行対象を特定しやすくなります。発行された本番用ライセンスキーを新PCへ適用してください。

RIDはWindowsユーザーによって異なります。RIDを確認する方法とライセンス認証の方法をご確認ください。ロボクライアント(RC)のみを使用するPCでは、ライセンス認証のRIDを製品サポートへ送る必要はありません。

2-6.ROBOWEBの実行端末とスケジュールを切り替える

ROBOWEBでスケジュール実行している場合は、移行する機能に合わせて設定を確認します。RSを同じPCに残してRCだけを新PCへ変更する場合は、ROBOWEBのPC一覧で新しい実行端末を登録し、RCを起動して通信状態を確認します。スケジュールの実行端末も切り替えてください。

RSも新PCへ変更する場合は、スケジュール・アップロード済みロボット・ログなどのデータを適切に引き継ぎ、RSとRCの通信やROBOWEBの設定を確認します。

契約RC台数の上限に達している場合は、旧PCを無効化してから新PCを有効化する必要があります。ROBOWEBへ実行端末を登録する方法を参照してください。

2-7.旧PCのライセンスを破棄し、破棄証明書を送る

新PCの本番ライセンス認証とロボットの稼働確認、スケジュールの切り替えが完了したら、旧PCでライセンスを破棄します。破棄完了画面のスクリーンショットをライセンス破棄証明書として製品サポートへ送ってください。

旧PCのライセンスを先に破棄しないでください。新PCへ移行できたことを確認したあとに実施します。手順はJobAutoのライセンスを破棄する方法をご覧ください。

3.現在のPCをWindows 11へアップグレードする方法

3-1.Windows 11の要件を確認し、データをバックアップする

Microsoftの案内で、使用中のPCがWindows 11のシステム要件を満たすか確認します。アップグレード前に、JobAutoとロボットのデータ、重要な業務ファイルをバックアップしてください。

同じPCでもアップグレード後に不具合が起きる可能性があります。必要なデータを復元できるよう、バックアップ先と戻し方を確認したうえで作業します。Windowsの手順はMicrosoftの公式案内をご確認ください。

3-2.Windows 11へアップグレードする

ロボットやスケジュールを停止し、Windows 11へアップグレードします。アップグレード後はWindows Update、業務アプリ、Office、ブラウザ、共有フォルダなどを確認してからJobAutoを起動してください。

3-3.RIDとライセンスの状態を確認する

Windows 11へアップグレードするとRIDが変わる場合があります。アップグレード前と同じWindowsユーザーでRIDを確認してください。RIDが変わっている場合は、新しいRIDを製品サポートへ送り、必要なライセンスキーの発行をご依頼ください。

RIDが同じ場合でも、JobAutoが正常に起動し、ライセンス認証された状態で使用できるか確認してください。同じPCのOS更新のみを理由に、事前にライセンス破棄を行う必要があるとは限りません。判断に迷う場合は製品サポートへお問い合わせください。

3-4.ロボットとスケジュールを再確認する

アプリ操作、ブラウザ操作、Excel操作、ファイルアクセス、スケジュール実行を確認します。特に画面表示・解像度・ウィンドウ名・アクセス権限の変化に注意してください。ROBOWEBを使用する場合は、RCの起動状態と通信状態も確認します。

4.移行後のチェックポイント

項目確認内容
Windowsユーザー・ライセンスRDを使用するユーザー、RID、ライセンス認証を確認
ロボット・共通部品データ移行、参照ファイル、使用する共通部品を確認
アプリ操作表示倍率、画面認識、ウィンドウサイズ、業務アプリのバージョンを確認
ブラウザ・Excelブラウザ起動、ドライバー、Office、ファイル・マクロを確認
ファイル・ネットワーク保存先、共有フォルダ、権限、Proxy・Firewall設定を確認
ROBOWEB・RC端末登録、RC起動、RSとの通信、スケジュール実行を確認
本番切り替え新旧PCの重複実行防止、旧PCの停止・ライセンス破棄を確認

5.移行中に困った場合

旧PCが故障してデータやRIDを取得できない場合や、OS更新後にライセンス認証ができない場合は、製品サポートへご相談ください。新旧PCの状況、JobAutoのバージョン、RID、エラーメッセージ、バックアップの有無を整理して伝えると確認しやすくなります。

なお、ライセンスキーやパスワードなどの秘密情報は、不特定の人が閲覧できる場所に掲載しないでください。


関連するPC変更・ライセンス・ROBOWEBマニュアル

JobAutoの「はじめに」へ戻る / JobAutoのFAQ記事一覧を見る

JobAutoの共通部品で指定した要素内を最下部までスクロールする方法

★共通部品の説明、概要

JobAutoの共通部品を使用して、Webページ内の指定した要素を最下部までスクロールします。

例えば、利用規約などが独立したスクロール領域に表示されており、最下部までスクロールしないと同意ボタンなどをクリックできない場合に利用できます。

ページ全体ではなく、指定したHTML要素の内部をスクロールするための共通部品です。


★共通部品のダウンロード

共通部品はこちらからダウンロードしてください。ダウンロードした共通部品をロボデザインでインポートして使用します。


★共通部品の使い方

1.共通部品へ渡す値

共通部品へ、スクロールしたいHTML要素のIDを設定します。

1-1.要素

入力変数「要素」に、最下部までスクロールしたいHTML要素のIDを設定します。

例えば、要素のIDが「step4-terms」の場合は、「step4-terms」を設定します。

以下は、スクロール対象となるHTML要素のIDを確認した例です。

スクロール対象のHTML要素のID「step4-terms」を確認する例

2.共通部品からもらう値

この共通部品から受け取る値はありません。

共通部品は、入力変数「要素」に指定されたHTML要素を最下部までスクロールする処理を行います。

3.その他

この共通部品は、指定した要素の内部をスクロールするためのものです。

最下部までスクロールしたあとに同意ボタンなどをクリックする場合は、ロボットの後続アクションでクリック処理を設定してください。


関連する共通部品

JobAutoでは、Webページ内のスクロール操作以外にも、ファイル操作やデータ加工、日付の取得など、ロボット開発で再利用できる共通部品を公開しています。

JobAutoの共通部品ライブラリ一覧へ戻る

JobAutoでブラウザの要素にフォーカスが当たらない場合の対処方法

JobAutoのブラウザ操作で、操作したいWebページの要素にフォーカス(ピンクの四角)が当たらず、ブラウザアクションを作成できない場合の対処方法を説明します。

Webサイトによっては、操作したい箇所をクリックして選択してもフォーカスが表示されないことがあります。 この現象はChromeやEdgeで発生する場合があります。Firefoxでは2025年8月28日時点では発生していません。

フォーカスが当たる
フォーカスが当たらない

フォーカスが当たらないWebサイトでは、通常の設定のままF2キーを押しても要素の一覧を表示できない場合があります。
その場合は、JobAutoの「ブラウザの要素指定方法」を手動設定へ変更してから、対象のWebページを開き直します。

JobAutoでブラウザの要素にフォーカスが当たらない場合の対処方法

ブラウザの要素指定方法を「手動設定」に変更します。
設定変更後にブラウザ起動アクションからロボットを再実行し、操作したいWebページを表示します。

1.ロボット実行時の設定を開く

JobAutoのコントロールパネルから「オプション」→「ロボット実行時の設定」を開きます。

2.ブラウザの要素指定方法を手動設定へ変更する

「ブラウザの要素指定方法」を手動設定へ変更します。

設定を変更したら、ブラウザ起動アクションからロボットを再実行し、操作したいWebページを表示してください。

F2キーから操作したい要素を選択する

手動設定で対象のWebページを表示した状態でF2キーを押すと、ブラウザ上の要素一覧が表示されます。

一覧から操作したい要素を選択し、右クリックしてJobAutoのメニューを表示します。
そこから作成したいブラウザアクションを選択してください。

一覧が表示される
右クリックしてメニューを表示、アクションを選択する

ブラウザの要素指定方法を変更するときの注意点

スケジュール実行でも要素指定方法は引き継がれる

自動設定で作成したアクションは、スケジュール実行時も自動設定で実行されます。
手動設定で作成したアクションは、スケジュール実行時も手動設定で実行されます。

手動設定でしかフォーカスが当たらないサイトは自動設定で実行しない

フォーカスが当たらないWebサイトで、手動設定へ変更してアクションを作成した場合は、そのまま手動設定で実行してください。

手動設定でしか要素を取得できないWebサイトで、自動設定へ変更してテストやスケジュール実行を行うと、
「要素が見つかりません」というエラーが発生する場合があります。

そのため、フォーカスが当たらないWebサイトでは、アクションの作成時だけでなく実行時も手動設定のまま使用してください。

一方、通常どおりフォーカスが当たるWebサイトでは、自動設定で作成したアクションを手動設定で実行したり、手動設定で作成したアクションを自動設定で実行したりすることもできます。

右クリックや要素取得で別の問題が発生する場合

フォーカスは当たるものの、右クリックしてもJobAutoのメニューが表示されない場合は、「ブラウザアクションを追加できないとき」の手順も確認してください。

右クリックするとWebサイト側のメニューやプルダウン自体が消えてしまう場合は、「右クリックしてメニューを表示できない場合は?」の手順が該当します。

JobAuto ROBOWEBのユーザー権限一覧|操作できる範囲の違い

★ページの説明・概要

JobAutoのROBOWEBで設定できるユーザー権限と、それぞれのユーザーが操作できる範囲を説明します。ユーザー権限によって、プロジェクトの作成、スケジュールの編集・即時実行、実行ログの閲覧、システム設定などの操作可否が異なります。

ROBOWEBのユーザー権限は、「システム管理者」「プロジェクト管理者」「プロジェクトメンバー」「即時実行SV」「即時実行メンバー」の5種類です。権限比較表では、システム管理者を初期ユーザーの admin と、それ以外のシステム管理者に分けて示しています。

操作できる範囲は、ユーザー権限に加え、対象のプロジェクトへの所属状況やJobAutoのバージョンによっても異なります。「プロジェクトを閲覧できること」と「スケジュールを編集・実行できること」は別に確認してください。

1.ROBOWEBのユーザー権限は5種類

権限主な用途
システム管理者ROBOWEB全体や複数プロジェクトの管理
プロジェクト管理者プロジェクトの作成・管理、スケジュールの運用
プロジェクトメンバー所属プロジェクトのスケジュール作成・編集・実行
即時実行SV所属プロジェクトの即時実行・停止、パラメータ変更、ログ確認
即時実行メンバー所属プロジェクトの即時実行・停止、ログ確認

上記は権限の概要です。スケジュールの作成・編集、パラメータ変更、即時実行・停止など、操作ごとの詳しい可否は次の比較表で確認してください。

2.ユーザー権限ごとにできることの比較表

次の一覧では、ROBOWEBで行う操作と、ユーザー権限ごとの実行可否を比較しています。システム管理者については、admin と admin以外 を別の列に分けています。

区分できること・操作システム
管理者(admin)
システム
管理者(admin以外)
プロジェクト
管理者
プロジェクト
メンバー
即時実行
SV
即時実行
メンバー
ロボデザインロボットの作成〇
ROBOWEBへアップロード〇
参照権限のあるプロジェクトのみ可能
ROBOWEBからダウンロード〇
参照権限のあるプロジェクトのみ可能
ROBOWEBROBOWEBの設定
(システム管理者画面の操作)
〇✖✖✖✖✖
プロジェクトの作成〇〇〇✖✖✖
プロジェクトへの参照権限の付与
(プロジェクトメンバーの追加)
〇
全てのPJ
〇
作成PJのみ※1
〇
作成PJのみ
✖✖✖
スケジュールの作成・編集〇
全てのPJ
〇
作成PJのみ※1
〇
作成PJのみ
〇
所属PJのみ
✖✖
スケジュールのパラメータの変更〇
全てのPJ
〇
作成PJのみ※1
〇
作成PJのみ
〇
所属PJのみ
〇
所属PJのみ
✖
スケジュールの即時実行&即時停止
〇
全てのPJ
〇
作成PJのみ※1
〇
作成PJのみ
〇
所属PJのみ
〇
所属PJのみ
〇
所属PJのみ
ログの閲覧
〇
全てのPJ
〇
作成PJのみ※1
〇
作成PJのみ
〇
所属PJのみ
〇
所属PJのみ
〇
所属PJのみ

※表中の「PJ」はプロジェクトを表します。「所属PJのみ」は、ユーザーが所属しているプロジェクトに限定されることを意味します。

※表中の「作成PJのみ※1」などはバージョン変更前の条件を含む表記です。システム管理者のプロジェクト閲覧範囲は0.10.13で変更され、0.10.14では新規作成・昇格時のプロジェクト所属処理も追加されています。下記の変更点と、実際に使用するバージョンをあわせて確認してください。

3.各ユーザー権限の使い分け

3-1.システム管理者

ROBOWEB全体や複数のプロジェクトを管理する担当者向けの権限です。ただし、初期ユーザーの admin と、その他のシステム管理者では、システム管理者画面の操作範囲が異なります。各操作の可否は権限比較表で確認してください。

0.10.13以降では、プロジェクトに所属していないシステム管理者も全プロジェクトを閲覧できるようになっています。ただし、閲覧できることと、メンバーの追加・スケジュールの編集・即時実行を行えることは、区別して確認してください。

3-2.プロジェクト管理者

プロジェクトを作成・管理し、担当するプロジェクトのスケジュールを設定するユーザー向けの権限です。作成したプロジェクトと所属プロジェクトの違いに注意し、操作したいプロジェクトが権限の対象に含まれているか確認してください。

3-3.プロジェクトメンバー

所属するプロジェクトのスケジュールの作成・編集、パラメータ変更、即時実行・停止、ログの確認などを担当するユーザー向けの権限です。プロジェクトの新規作成など、管理者向け操作は制限されます。

3-4.即時実行SV

作成済みのスケジュールを即時実行・停止する担当者向けの権限です。所属プロジェクトでスケジュールのパラメータ変更と実行ログの閲覧もできますが、スケジュール自体の新規作成・編集はできません。

3-5.即時実行メンバー

所属プロジェクトのスケジュールを即時実行・停止し、ログを閲覧する担当者向けの権限です。即時実行SVと異なり、スケジュールのパラメータは変更できません。実行のみを担当する場合に検討してください。

4.JobAutoのバージョンによる権限の変更点

4-1.0.10.13:システム管理者のプロジェクト閲覧範囲を変更

JobAuto 0.10.13(2025年9月16日)では、システム管理者がプロジェクトに所属していなくても、すべてのプロジェクトを閲覧できるようになりました。

旧仕様の権限表には、admin以外 のシステム管理者の対象を「作成PJのみ」とする注記があります。0.10.13以降では閲覧範囲が拡大していますが、個々のプロジェクトの編集・実行・メンバー管理なども一律に可能になったと解釈せず、対象の操作と使用バージョンを確認してください。

4-2.0.10.14:システム管理者を既存プロジェクトへ自動追加

JobAuto 0.10.14(2026年5月25日)では、システム管理者を新しく作成したとき、または既存ユーザーをシステム管理者へ昇格したときに、既存プロジェクトのメンバーへ自動追加する機能が追加されました。

この変更は、ユーザーを新規作成・昇格したときの動作です。従来から存在するシステム管理者の所属状況まで同じように変更されるとは限りません。操作対象のプロジェクトが表示されない、または操作できない場合は、ユーザーの所属プロジェクトも確認してください。

5.ユーザー権限を選ぶときの確認ポイント

  1. ROBOWEB全体の管理が必要か、特定プロジェクトの操作だけでよいか決めます。
  2. スケジュールの「作成・編集」が必要か、「即時実行・停止」だけでよいか確認します。
  3. スケジュールのパラメータ変更が必要か確認します。
  4. 操作対象のプロジェクトへの所属を確認します。
  5. 権限比較表と利用中のJobAutoのバージョンを照合します。

ユーザーに必要以上の権限を付与しないよう、担当業務に必要な操作範囲から権限を選択してください。ユーザーの登録や権限の変更方法は、ROBOWEBのユーザー登録マニュアルをご確認ください。

6.権限を設定したのに操作できない場合

  1. ROBOWEBのユーザー一覧で、対象ユーザーに設定されたユーザー権限を確認します。
  2. そのユーザーが「有効」になっているか確認します。
  3. プロジェクト内の操作なら、対象のプロジェクトへの所属状況を確認します。
  4. 比較表で、目的の操作がその権限に許可されているか確認します。
  5. システム管理者の場合は、0.10.13・0.10.14の仕様変更を確認し、閲覧権限と編集・実行権限を分けて確認します。
  6. 権限や所属を変更した場合は、対象ユーザーでROBOWEBへログインし直して操作を確認します。

ユーザーをプロジェクトへ追加する手順は、ROBOWEBのプロジェクトメンバー追加マニュアルをご確認ください。


関連するROBOWEBマニュアル・リリースノート

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リリースノート – 0.10.13 (2025-09-16)

◆機能追加

>ロボデザイン

・’TrustedHTML’の制限でWEBサイト上で従来の方法を使いXpathを取得してアクションを作成できない場合、手動設定に切り替えることでアクションを作成できるようにしました。こちらの5-4.ブラウザの要素指定方法をご覧ください。

・RS認証やロボットのアップロード・ダウンロード時に、パスワードを最後に変更してから一定期間経過している場合は警告を出すようにしました

>ブラウザ操作

・ロボット実行時の設定のブラウザの要素指定方法に手動設定(F2のみで実施)を追加しました。こちらの5-4.ブラウザの要素指定方法をご覧ください。

>アプリ

アプリ操作の文字認識でOCR変換するときの言語設定で日本語を優先するオプションを追加しました。以下のアクションへ追加しました。

>その他

・生成AIとの連携を可能にするため、AIエージェントを実行アクションを追加しました。こちらをご覧ください。

>ROBOWEB

・複数のロボットを実行するスケジュールで、いずれかのロボットが「エラーあり」で処理が終わった場合に次のロボットを実行しないでスケジュールを終了する設定を追加しました。こちらのエラーが発生したときはスケジュールを終了するをご覧ください。

・ロボットや共通部品の概要欄をROBOWEBのロボット一覧や共通部品の一覧や詳細にも表示するようにしました。ロボット一覧はこちらをご覧ください。共通部品一覧はこちらをご覧ください。

・ロボデザインで最後にRS認証した日時をROBOWEBのユーザー一覧に表示するよう修正しました。こちらのRD認証日時をご覧ください

・ロボット、共通部品共に、どのバージョンをスケジュールで実行するか選択可能にしました。ロボットはこちらのステータスをご覧ください。共通部品はこちらのステータスをご覧ください。

・休日パターンを5つ以上登録可能にしました。こちらの休日設定をご覧ください。

◆機能修正

>ブラウザ

・マウス操作アクションで、高度な設定の名前に.*を含めて設定している場合に、設定に[]があると要素が見つからないとなる不具合を修正しました

>エクセル

・エクセルを開くアクションで、同じ名前のファイルを開いているときに異なるパスの別のファイルを開いた場合はエラーにするよう修正しました

>アプリ

・アプリ操作のマッチング方式が画像や文字のときに、編集したアクションをステップ実行するときに操作対象のアプリを自動的にアクティブにしてから動くように修正しました

・【画像】表形式として操作するを行ってから作成するマウス操作、値入力、値取得の各アクションでアプリデザインの操作対象にフォーカスできないよう修正しました

>変数

・変数の値を加工アクションで文字操作の配列に変換の際、無条件で両端の空白を除去していました。「両端の空白を除去する」チェックを付けることで選択可能にしました。こちらの配列化した値の両端の空白を除去するをご覧ください。

>その他

・OUTLOOKのメールの繰り返しアクションで、件名に複数の条件を指定できるよう修正しました。こちらの件名に含む文字をご覧ください。

・OUTLOOKのメールの繰り返しアクションで、差出人を.*で設定できるよう修正しました。こちらの差出人をご覧ください。

>ROBOWEB

・ROBOWEBのシステム設定画面、smtpのユーザ名、送信元アドレス、SMTPサーバーに日本語も登録できるよう修正しました。こちらのSMTP設定をご覧ください。

・ROBOWEBへAPIでスケジュールを実行したときに戻ってきたerrorの一部を変更しました。スケジュールが実行中なので実行できなかった場合は、すでに実行中のため実行できませんでした、というメッセージを返すよう修正しました。APIを使ったスケジュール実行の方法はこちらをご覧ください。

・ROBOWEBのスケジュール一覧のステータスですが、複数のロボットを実行するスケジュールの場合、最後に実行したロボットのステータスではなく、いずれかのロボットでエラーが発生した場合はエラーありとするよう修正しました。スケジュールのステータスについてはこちらをご覧ください

・ROBOWEBの右上にある「Search」機能で、大文字・小文字、全角・半角の区別なく検索するよう修正しました

・システム管理者権限者は所属していなくても全プロジェクトを閲覧できるよう修正しました。ROBOWEBのユーザー権限の一覧はこちらをご覧ください。

・ROBOWEBの管理者用レポートにデータが表示されない不具合を修正しました

◆バグフィックス

>ロボデザイン

・ロボット名に機種依存文字がある場合、ロボットに不具合が出るため、機種依存文字を使えないよう修正しました

>エクセル

・エクセルの値検索アクションで、途中に空白があると最終セルをとれず値が見つからないという不具合を修正しました

・エクセルのフィルタアクションで、エクセルのセルの認識状態によっては、フィルタがかかる範囲が変わるため、その影響でフィルター列番号が正しく適用されず、フィルタの処理結果が正しくないことが発生するため、フィルター列番号は数字ではなく、英字でも指定可能に修正しました

>アプリ

・【画像】表として操作するアクションをステップ実行~アプリデザイン起動~マッチング方式を表形式にした場合、ステップ実行のやり方によっては違うアプリが表示される不具合を修正しました

・【表】値取得アクションで操作対象にフォーカスを行うと、アプリデザイン上ではフォーカスが当たっているのに、要素が見つかりませんでしたというエラーが発生する不具合を修正しました

・【表】値取得アクションでOCR読み込みの設定でフォーカスしなおす、をおこなうとgoogleへの接続に失敗しました、というエラーが発生する不具合を修正しました

・指定の文字が消えるまで待つアクションで、文字が消えても後続処理を実行しない不具合を修正しました

>データベース

・DBに接続できない状況でselectアクションで項目マッピングするとロボデザインが落ちる不具合を修正しました

・共通部品でSQL実行を変数でやると親ロボットの変数を参照し、正しく動作しない不具合を修正しました

>ROBOWEB

・ROBOWEBから送信方式がスクリプト方式やオリジナル方式でテストメール送信を行ったときに、添付がないというエラーが発生していた不具合を修正しました

・定期実行スケジュールが無いケースで、スケジュール実行予定表がまれに表示されないことがある日不具合を修正しました