★ページの説明・概要
JobAutoで使用するポート番号を変更する方法について説明します。
JobAutoでは、 ROBOWEBへのアクセスに標準で「8080」、 ロボサーバからロボクライアントへの通信に標準で「8081」を使用します。
これらのポート番号がすでに別のプログラムで使用されている場合は、 JobAutoを正常に起動・利用できないことがあります。
その場合は、 JobAutoの設定ファイル「robo.ini」を編集して、 使用するポート番号を変更してください。
ポート番号を変更できる機能は、 JobAuto 0.10.10から利用できます。
JobAutoで使用する主なポート番号
| 標準ポート番号 | 用途 | 設定項目 | 変更するPC |
|---|
| 8080 | ROBOWEBへのアクセス | robo_web.port | ロボサーバが動いているPC |
| 8081 | ロボサーバからロボクライアントへの通信 | robo_client.port | ロボサーバ側とロボクライアント側の両方 |
ポート番号を変更するのはどのような場合か
通常は、 標準の8080・8081を変更する必要はありません。
次のような場合にポート番号の変更を検討してください。
- 8080番ポートを別のプログラムが使用していて、 ロボサーバやROBOWEBを正常に利用できない
- 8081番ポートを別のプログラムが使用していて、 ロボクライアントを正常に起動できない
- 社内のネットワーク構成などの理由で、 標準とは異なるポート番号を使用する必要がある
標準ポートで問題なくJobAutoを利用できている場合は、 変更する必要はありません。
設定ファイル「robo.ini」について
ROBOWEBとロボクライアントのポート番号は、 JobAutoフォルダ内の「robo.ini」で設定します。
設定ファイルは次の場所にあります。
C:\JobAuto\JobAuto_バージョン\conf\robo.ini
「conf」フォルダは隠しフォルダです。
robo.iniは、 メモ帳などのテキストエディタで開いて編集できます。
ポート番号に関する設定は、 次の2項目です。
"robo_web.port": "8080",
"robo_client.port": "8081"
変更する項目を間違えないようにしてください。
ROBOWEBの8080番ポートを変更する方法
ROBOWEBでは、 標準で8080番ポートを使用します。
ロボサーバが動いているPCで8080番ポートを 別のプログラムが使用している場合などは、 「robo_web.port」を変更します。
1.ロボサーバが動いているPCを確認する
ROBOWEBのポート番号を変更する場合は、 robo_server.exeが動いているPCの設定を変更します。
2.robo.iniを開く
ロボサーバが動いているPCで、 次のファイルを開きます。
C:\JobAuto\JobAuto_バージョン\conf\robo.ini
3.robo_web.portを変更する
次の設定を確認します。
"robo_web.port": "8080",
「8080」を、 JobAutoで使用する別のポート番号へ変更します。
たとえば「38080」を使用する場合は、 次のように変更します。
"robo_web.port": "38080",
「robo_client.port」の設定は変更しません。
"robo_web.port": "38080",
"robo_client.port": "8081"
4.robo.iniを保存する
設定を変更したら、 robo.iniを上書き保存します。
5.ロボサーバを再起動する
設定を反映するため、 ロボサーバを再起動します。
6.変更後のURLでROBOWEBを開く
8080番ポートを変更すると、 ROBOWEBへアクセスするときのURLも変わります。
変更前:
http://ロボサーバが動いているPCのコンピュータ名またはIPアドレス:8080
たとえば、 ロボサーバPCのIPアドレスが「192.168.0.10」の場合は、 次のURLです。
http://192.168.0.10:8080
ポート番号を38080へ変更した場合は、 次のURLでアクセスします。
http://192.168.0.10:38080
ロボサーバと同じPCからアクセスする場合も、 変更後のポート番号を使用します。
http://localhost:38080
ロボクライアントの8081番ポートを変更する方法
ロボクライアントは、 ロボサーバからスケジュール実行の指示を受け取るために、 標準で8081番ポートを使用します。
8081番ポートを別のプログラムが使用している場合は、 「robo_client.port」を変更します。
1.設定を変更するPCを確認する
ロボクライアントのポート番号を変更する場合は、 ロボサーバ側とロボクライアント側の 両方で同じポート番号を設定します。
ロボサーバとロボクライアントが別のPCで動いている場合は、 それぞれのPCのrobo.iniを変更してください。
ロボサーバとロボクライアントが同じPCで動いている場合は、 そのPCのrobo.iniを変更します。
2.robo.iniを開く
対象となるPCで、 次のファイルを開きます。
C:\JobAuto\JobAuto_バージョン\conf\robo.ini
3.robo_client.portを変更する
次の設定を確認します。
"robo_client.port": "8081"
「8081」を、 使用する別のポート番号へ変更します。
たとえば「38081」を使用する場合は、 次のように変更します。
"robo_web.port": "8080",
"robo_client.port": "38081"
ロボサーバ側とロボクライアント側で、 同じポート番号を設定してください。
4.robo.iniを保存する
設定を変更したら、 robo.iniを上書き保存します。
5.ロボクライアントを再起動する
設定を変更したら、 ロボクライアントを再起動します。
6.ロボサーバとロボクライアントの通信を確認する
設定変更後は、 ROBOWEBのPC一覧などから、 ロボサーバとロボクライアントが正常に通信できていることを確認してください。
ロボクライアントが起動しており、 ロボサーバと正常に疎通できている場合は、 PCのステータスが「通信可能」となります。
8080と8081を両方変更する場合
ROBOWEBとロボクライアントの 両方のポート番号を変更することもできます。
たとえば、 8080を38080、 8081を38081へ変更する場合は、 次のように設定します。
"robo_web.port": "38080",
"robo_client.port": "38081"
この場合、 「robo_web.port」はロボサーバが動いているPCで変更します。
「robo_client.port」は、 ロボサーバ側とロボクライアント側の両方で 同じ値を設定してください。
ポート番号を変更したあとに確認すること
設定変更後は、 次の項目を確認してください。
- ロボサーバが正常に起動している
- 変更後のURLでROBOWEBを開くことができる
- ロボクライアントが正常に起動している
- ROBOWEBのPC一覧で実行PCが「通信可能」になっている
- スケジュール実行でロボットを正常に実行できる
ポート番号を変更したあとに通信できない場合
ロボサーバまたはロボクライアントを再起動する
robo.iniを変更しただけでは、 起動中のJobAutoへ設定が反映されていない場合があります。
対象となるロボサーバまたはロボクライアントを再起動して、 再度確認してください。
ロボサーバ側とロボクライアント側の設定を確認する
8081番ポートを変更した場合は、 ロボサーバ側とロボクライアント側で 同じポート番号が設定されていることを確認してください。
たとえば、 ロボサーバ側が38081、 ロボクライアント側が8081のままになっていると、 正常に通信できません。
ROBOWEBのURLを確認する
8080番ポートを変更した場合は、 ROBOWEBへアクセスするときのURLも変更する必要があります。
URLの最後に指定しているポート番号が、 「robo_web.port」に設定した値と同じか確認してください。
使用するポート番号が別のプログラムで使われていないか確認する
変更先として指定したポート番号を、 別のプログラムがすでに使用していないか確認してください。
ネットワークやセキュリティ設定を確認する
ロボサーバとロボクライアントを別のPCで使用している場合や、 別のPCからROBOWEBへアクセスする場合は、 ネットワークやセキュリティソフトなどによって 変更後のポート番号の通信が遮断されていないか確認してください。
JobAutoをバージョンアップした場合
ROBOWEBやロボクライアントのポート番号を 標準値から変更している場合は、 JobAutoのバージョンアップ後にも設定内容を確認してください。
新しいJobAuto環境のrobo.iniを確認し、 必要に応じて使用していたポート番号を再設定してください。
JobAutoのバージョンアップ全体の手順については、 バージョンアップのマニュアルも確認してください。
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