プルダウンの操作を画像マッチングで行っています。プルダウンに選択したいものが表示されていれば成功するアクションを実行します。アクションが成功するまで、↓キーをなんども送信しています
Month / 2019年12月
【アプリ操作】プルダウンの操作ー要素マッチング
プルダウンの操作を要素マッチングで行っています。選択したいものが表示されているか判定を行っています。プルダウンに表示されるまで、↓キーをなんども送信しています
【アプリ操作】うまくいかないときは(要素マッチング)2
◆操作したい個所を選択できない場合は
アプリデザインを使用したアプリ操作の設定で要素マッチングにしています。そのとき操作したい個所を選択できないことはないでしょうか。そういった場合は、以下の手順をお試しください。
このようなケースは、アプリのメニューのボタンを操作したいときによく発生します。

1.操作したいアプリがアプリに接続アクションの一覧にない
起動中のアプリに接続アクションを使い、表示されたメニューに接続します。しかし接続したいアプリが一覧にありません。
このようなときは一覧更新ボタンで5秒後に更新を使います。

1ー1.アプリに接続アクションで○○秒後に更新を使う
5秒後に更新をクリックし、アプリを表示します。接続先の一覧にアプリが表示されます。
2.操作したい個所がアプリデザインに表示されない
2ー1.画面読込みで○○秒後に再読込みを使う
操作したい個所がアプリデザインに表示されないことがあります。そのときはアプリの操作画面内の画面を読み込み機能を使います。このときに、5秒後に再読み込みを使って、メニューが表示された状態を読み込みます。

3.マッチング方式を画像か文字にするか、サポートへご相談を
以上の手順で要素マッチングで操作個所を選択できない場合があるかもしれません。その場合はマッチング方式を画像か文字にしてアクションを作成してください。それでもうまくいかない場合はサポートまでご相談ください。
【その他】アクションの繰り返し
★アクションの説明、概要
設定した繰り返し回数まで後続のアクションを繰り返し実行する方法について説明しています。
★アクションの作成方法
★アクションの設定画面について
アクション設定画面の設定項目についての説明は以下の通りです。
1.基本設定
1-1. 繰り返し回数
後続のアクションを繰り返し実行する回数を入力します。変数参照可能です。
2.高度な設定
設定する内容はありません。
3.エラー発生時の対応
3-1. エラー時の処理
エラーが発生したときの設定を行います。詳細はこちらをご確認ください。
3-2.基点となる条件分岐
エラー時の処理で条件分岐の次のフローに移動を選択したときに、設定することができます。アクションでエラーが発生した場合、移動先の条件分岐を選択します。
3-3. エラー時にログ出力
エラーが発生したときにログに出力するか設定します。スケジュール実行したときのログへ出力されます。エラーとして扱わない場合は、チェックを外します。詳細はこちらをご確認ください。
【アプリ操作】【要素】キャプチャー
★アクションの説明、概要
画面内の操作したい個所を要素による指定を行います。そして指定した箇所のスクリーンショットを取得して保存する方法について説明しています。
★アクションの作成方法
★アクションの設定画面について
アクション設定画面の設定項目についての説明は以下の通りです。画面を読み込みと操作対象にフォーカス、背景色についてはこちらをご覧ください。
1.基本設定
1-1.要素が見つかるまでのタイムアウト(秒)
設定した時間まで、選択した要素をロボットが探し続けます。
1-2.保存先
キャプチャを保存するファイルパスを設定します。 変数参照可能です。またシステム値を使用可能です。システム値の説明はこちら。
1-3.対象の要素(0.10.9から追加)
操作対象として設定した要素の画像が表示されます。
2.高度な設定
2-1.アクション有効
このアクションを無効にする場合は、チェックを外します。
2-2.キャッシュクリア
処理速度をあげるために要素の情報をもっています。その情報をクリアして再取得するときにチェックを入れます。アプリの画面表示に変化があった後に行うアクションの場合は、チェックを入れておきましょう。
2-3.要素をアクティブにする
要素をアクティブな状態にしてから実行する場合は、チェックを入れます。
2-4.名前
要素を名前で指定するときに設定します。変数参照可能です。
変数参照する場合はチェックボックスにチェックを入れてから、参照する変数の設定を行います。
2-5.クラス
要素をクラスで指定するときに設定します。
2-6.タイプ
要素をタイプで指定するときに設定します。
2-7.AID
要素をAIDで指定するときに設定します。変数参照可能です。
変数参照する場合はチェックボックスにチェックを入れてから、参照する変数の設定を行います。
2-8.要素インデックス
ここまで設定した内容で1つの要素に絞り込めない場合、何番目の要素を操作するか指定します。1番目の場合、0を設定します。変数参照可能です。変数参照したときに変数の中身が空だった場合など、インデックスが空のときは自動的に0が設定されます。
3.エラー発生時の対応
3-1. エラー時の処理
エラーが発生したときの設定を行います。詳細はこちらをご確認ください。
3-2.基点となる条件分岐
エラー時の処理で条件分岐の次のフローに移動を選択したときに、設定することができます。アクションでエラーが発生した場合、移動先の条件分岐を選択します。
3-3. エラー時にログ出力
エラーが発生したときにログに出力するか設定します。スケジュール実行したときのログへ出力されます。エラーとして扱わない場合は、チェックを外します。詳細はこちらをご確認ください。
【アプリ操作】うまくいかないときは(要素マッチング)1
1.契約番号を取得してみます
アプリ操作の設定で要素マッチングにしたときに、要素を設定するコツを説明します。操作個所をうまく指定できない、または作成したアクションを実行したけどうまくいかない場合に本ページを参照してください。
以下の画面から契約番号を取得します。

2.マッチング方式を要素に
マッチング方式は要素にします。
3.高度な設定タブで設定
3-1.名前は使用しない場合が多い
名前は処理の都度変わることが多いです。そのため、使用しない、にしましょう。
使用しない、にしてうまくいかないときは、名前を正規表現を使って設定してください。

3-2.設定を変更したら、設定した内容でロボットが認識するのか確認
・設定した内容で見つかったのか
設定を変更したら、全部で何件みつかりました、と表示を確認しましょう。(見つからない場合は、該当する要素が見つかりません、と表示されます)

・操作対象にフォーカスで確認
見つかった場合は、操作対象にフォーカスをクリックします。操作したい個所にフォーカスが当たることを確認しましょう。

3-3.インデックスを変更して、操作したい要素に設定する
以下のように複数件見つかった場合は、要素インデックスの値を変更します。1件しか見つからなかった場合は、要素インデックスは「0」になっています。

3-4.要素は見つかるがうまく操作できない場合は
それでもうまくいかないときは、キャッシュクリアにチェックを入れましょう。または要素をアクティブにするにチェックを入れてアクションを実行してみましょう

4.ステップ実行で確認するとうまくいくことも
アクションは作成されるが、処理が空振りしたような状態(たとえば値が入力されない)が起こることがあります。そのときは作成したアクションをステップ実行してみてください。作成時は空振りしたアクションが正常に実行されることがあります。
5.それでもうまくいかない場合は他のマッチング方式か、サポートへ質問ください。
それでもうまくいかないときは、マッチング方式を文字か画像にしてアクションを作成していただくか、もしくはサポートまでご相談ください。
リリースノート – 0.10.1 (2019-12-02)
機能追加
ロボデザイン
・変数一覧の変数を右クリックメニューにメニューを追加。「クリアする、初期に戻す、値をセットする、使用しているアクションを確認する」を追加しました
エクセル操作
・エクセル操作、最終行のセルのアドレス取得機能を追加しました
変数
・値の加工アクション、関数に乱数生成を追加しました
ROBOWEB
・スケジュールの設定へ機能を追加。同一PCでロボットが実行中の場合、終了までまつ機能を追加しました
機能修正
ロボデザイン
・ROBO_DESIGNのアイコンをカラー化しました
ブラウザ操作
・ブラウザの起動アクションにページロードタイムアウトを追加しました
・値入力アクションにて、クリック、クリア後、値入力までの待ち時間を追加しました
・ブラウザを起動アクションのプロファイルのPathを変数設定可能にしました
アプリ操作
・アプリの接続アクションの処理速度を改善しました
・要素特定全般の精度を大幅に改善しました
・要素特定全般の処理速度をやや改善しました
・中断時にすぐ処理を停止するようにしました
・0.10.1の本バージョンからアプリ操作の要素指定方法を変更しました。advancedエリアにバージョンを追加しました
・アプリの値入力アクションの文字間のwaitを0.05から0.1に変更しました
・アプリ操作の要素選択時、要素が重なっている場合に選択できません。クリックするたびに選択要素を変えるように修正しました
ROBOWEB
・adminはすべてのプロジェクトに参加されるように修正しました
バグフィックス
ロボデザイン
・エラーハンドリングを条件分岐の次の枝に移動にした場合に不具合がありました。アクションを開いた段階で条件分岐名が消えている不具合を修正しました
・エラー発生時の対応で、条件分岐の次のフローに移動を選択したときに不具合がありました。基点がクリアされる不具合を修正しました
エクセル操作
・エクセル保存アクションで不具合がありました。開いているファイルと同一名で保存しようとしたとき、保存に失敗します。そしてエクセルが削除されてしまう不具合を修正しました
アプリ操作
・アプリ操作、キー送信と値入力アクションで不具合がありました。要素のアクティブチェックがついてないのに、無条件でアクティブにするようになっていた不具合を修正しました
ROBOWEB
・ROBO_WEB、プロジェクトメンバー編集画面の保存時、ユーザーの紐づけが解除される不具合を修正しました