JobAutoでプルダウンを画像マッチングで操作するRPAサンプル

★サンプルの説明・概要

JobAutoを使用して、アプリケーションのプルダウンを画像マッチングで操作するRPAサンプルです。

プルダウンに選択したい項目が表示されていると成功するアクションを実行し、そのアクションが成功するまで下矢印(↓)キーを繰り返し送信します。

画像マッチングによる判定とキー操作を組み合わせて、プルダウンを操作する方法を紹介しています。


★サンプル動画

画像マッチングでプルダウンの表示内容を判定し、目的の項目が表示されるまで下矢印キーを繰り返し送信する操作例を動画で紹介します。


★サンプルの処理内容

このサンプルでは、以下の処理を行っています。

  1. プルダウンに選択したい項目が表示されているか、画像マッチングを利用するアクションで判定する
  2. 判定用アクションが成功しなければ、下矢印(↓)キーを送信する
  3. 判定用アクションが成功するまで、下矢印キーの送信を繰り返す

画像マッチングで目的の項目を判定する

プルダウンに選択したい項目が表示されている場合に、成功するアクションを実行しています。

このアクションの実行結果を利用して、目的の項目が表示されているかを判定します。

アクションが成功するまで下矢印キーを送信する

判定用アクションが成功するまで、プルダウンに対して下矢印(↓)キーを繰り返し送信します。

画像マッチングによる判定結果を繰り返し処理の終了条件として利用していることが、このサンプルのポイントです。

なお、この動画は2019年に公開されたサンプル記事で紹介されているものです。アプリケーションやJobAutoの画面、操作方法は制作当時と異なる場合があります。


関連するサンプル

要素マッチングを使用したプルダウンの操作や、アプリケーションの繰り返し操作については、以下のサンプルも参考にしてください。

JobAutoのアプリケーション・メール操作サンプル一覧へ戻る

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JobAutoでプルダウンを要素マッチングで操作するRPAサンプル

★サンプルの説明・概要

JobAutoを使用して、アプリケーションのプルダウンを要素マッチングで操作するRPAサンプルです。

プルダウンに選択したい項目が表示されているかを要素マッチングで判定し、目的の項目が表示されるまで下矢印(↓)キーを繰り返し送信します。

プルダウンの項目を判定しながら操作するロボットを作成する際の参考になるサンプルです。


★サンプル動画

要素マッチングでプルダウンの表示内容を判定しながら、下矢印キーを繰り返し送信する操作例を動画で紹介します。


★サンプルの処理内容

このサンプルでは、以下の処理を行っています。

  1. プルダウンに選択したい項目が表示されているか、要素マッチングで判定する
  2. 目的の項目が表示されていなければ、下矢印(↓)キーを送信する
  3. 目的の項目が表示されるまで、判定と下矢印キーの送信を繰り返す

要素マッチングで表示されている項目を判定する

プルダウンを操作するときに、選択したい項目が表示されているかを要素マッチングで判定しています。

目的の項目が表示されているかを確認しながら、プルダウンの操作を進めています。

下矢印キーを繰り返し送信する

プルダウンに目的の項目が表示されるまで、下矢印(↓)キーを繰り返し送信します。

要素マッチングによる判定とキーの送信を組み合わせることが、このサンプルのポイントです。

なお、この動画は2019年に公開されたサンプル記事で紹介されているものです。アプリケーションやJobAutoの画面、操作方法は制作当時と異なる場合があります。


関連するサンプル

画像マッチングを使用したプルダウンの操作や、アプリケーションの繰り返し操作については、以下のサンプルも参考にしてください。

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JobAutoでアプリの操作箇所を選択できない場合の対処方法

JobAutoのアプリ操作で要素マッチングを使用したときに、 操作したい箇所をアプリデザインで選択できない場合の 対処方法について説明します。

操作したいアプリやウィンドウが 「起動中のアプリに接続」の接続先一覧に表示されない場合や、 アプリへ接続しても操作したい箇所が アプリデザインに表示されない場合があります。

このような場合は、 接続先一覧の更新やアプリデザインの画面再読み込みを行い、 操作対象を表示できるか確認します。

特に、 アプリのメニューを表示してその中のボタンを操作する場合などに、 操作したい箇所を選択できないことがあります。

◆操作したい個所を選択できない場合は

アプリデザインを使用したアプリ操作の設定で要素マッチングにしています。そのとき操作したい個所を選択できないことはないでしょうか。そういった場合は、以下の手順をお試しください。

このようなケースは、アプリのメニューのボタンを操作したいときによく発生します。

apli2_1

1.接続先一覧に操作したいアプリが表示されない場合

起動中のアプリに接続アクションを使い、表示されたメニューに接続します。しかし接続したいアプリが一覧にありません。

このようなときは一覧更新ボタンで5秒後に更新を使います。

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1-1.「○秒後に更新」で接続先一覧を更新する

5秒後に更新をクリックし、アプリを表示します。接続先の一覧にアプリが表示されます。


2.操作したい箇所がアプリデザインに表示されない場合

2ー1.画面読込みで○○秒後に再読込みを使う

操作したい個所がアプリデザインに表示されないことがあります。そのときはアプリの操作画面内の画面を読み込み機能を使います。このときに、5秒後に再読み込みを使って、メニューが表示された状態を読み込みます。

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3.要素で選択できない場合は文字・画像マッチングを確認する

以上の手順で要素マッチングで操作個所を選択できない場合があるかもしれません。その場合はマッチング方式を画像か文字にしてアクションを作成してください。それでもうまくいかない場合はサポートまでご相談ください。



操作箇所を選択できない場合の確認順序

要素マッチングで操作したい箇所を選択できない場合は、 まずどの段階で操作対象が表示されていないか確認してください。

状況 確認する操作
操作したいアプリやウィンドウが接続先一覧に表示されない 「起動中のアプリに接続」で「○秒後に更新」を使用します。
アプリには接続できるが、操作したい箇所がアプリデザインに表示されない アプリデザインの画面読み込みで「○秒後に再読み込み」を使用します。
再読み込みしても要素として操作箇所を選択できない 文字マッチングまたは画像マッチングで操作できるか確認します。

接続先一覧にアプリが表示されない場合

「起動中のアプリに接続」を使用すると、 現在接続できるアプリやウィンドウが一覧に表示されます。

操作したいアプリやウィンドウが一覧に表示されない場合は、 一覧更新の「○秒後に更新」を使用してください。

更新されるまでの間に操作対象となるアプリやウィンドウを表示し、 更新後の接続先一覧に表示されるか確認します。

操作したい箇所がアプリデザインに表示されない場合

操作対象となるアプリへ接続できていても、 操作したいメニューやボタンなどが アプリデザインに表示されない場合があります。

この場合は、 アプリデザインの画面読み込み機能から 「○秒後に再読み込み」を使用します。

再読み込みされるまでの間に操作したい画面やメニューを表示し、 その状態がアプリデザインへ読み込まれるか確認してください。

「○秒後に更新」と「○秒後に再読み込み」の違い

機能 使用する場面
○秒後に更新 「起動中のアプリに接続」の接続先一覧に、操作したいアプリやウィンドウが表示されない場合に使用します。
○秒後に再読み込み アプリには接続できているものの、操作したい箇所がアプリデザインに表示されない場合に使用します。

「要素マッチング1」との違い

要素マッチングのトラブルには、 操作対象自体を選択できない場合と、 選択はできるものの要素を安定して特定できない場合があります。

FAQ 確認するケース
要素マッチング1―名前で正規表現を使う 操作対象は選択できるが、要素が見つからない、複数見つかる、実行が安定しない場合に確認します。
要素マッチング2―操作したい個所を選択できない場合 操作したいアプリや操作箇所自体が一覧・アプリデザインに表示されず、選択できない場合に確認します。

再読み込みしても操作箇所を選択できない場合

接続先一覧の更新やアプリデザインの再読み込みを行っても 要素マッチングで操作箇所を選択できない場合は、 文字マッチングまたは画像マッチングで アクションを作成できるか確認してください。

画面上に操作対象を特定できる文字が表示されている場合は文字マッチング、 要素や文字では操作が難しい場合は画像マッチングを利用できるか確認します。

別のマッチング方式でも操作できない場合は、 JobAutoサポートへご相談ください。

JobAutoで同じ処理を指定回数繰り返す方法|アクションの繰り返し

★アクションの説明、概要

JobAutoで同じ処理を 指定した回数だけ繰り返し実行する方法について説明します。

「アクションの繰り返し」では、 繰り返し回数を設定し、 後続のアクションを設定した回数だけ繰り返し実行できます。

繰り返し回数には JobAutoの変数を使用できるため、 ロボットの処理内容によって 繰り返す回数を変更することもできます。

同じアクションの流れを 決められた回数だけ実行したい場合に使用します。


★アクションの作成方法


★アクションの設定画面について

アクション設定画面の設定項目について説明します。

1.基本設定

1-1. 繰り返し回数

後続のアクションを繰り返し実行する回数を設定します。変数も参照できます。


2.高度な設定

設定する内容はありません。


3.エラー発生時の対応

3-1.エラー時の処理

エラーが発生したときの設定を行います。詳細はこちらをご確認ください。

3-2.基点となる条件分岐

「エラー時の処理」で「条件分岐の次のフローに移動」を選択した場合に設定します。アクションでエラーが発生したときの移動先となる条件分岐を選択します。

3-3.エラー時にログ出力

エラーが発生したときにログに出力するか設定します。スケジュール実行したときのログへ出力されます。エラーとして扱わない場合は、チェックを外します。詳細はこちらをご確認ください。


同じ処理を指定した回数だけ繰り返す場合

同じアクションの流れを 決められた回数だけ繰り返したい場合は、 「アクションの繰り返し」を使用します。

「繰り返し回数」に設定した回数だけ、 後続のアクションを繰り返し実行します。

繰り返し回数を設定する場合

「繰り返し回数」には、 後続のアクションを実行する回数を設定します。

たとえば、 同じ処理を5回実行したい場合は、 繰り返し回数に5を設定します。

繰り返し回数を変数で指定する場合

「繰り返し回数」には、 JobAutoの変数を使用できます。

ロボットの処理中に繰り返し回数を取得し、 その値を変数へ格納しておくことで、 実行するたびに繰り返し回数を変更できます。

繰り返されるアクションの範囲

JobAutoの繰り返し処理では、 繰り返しアクションから 右側にあるendアクションまでが 繰り返し処理の対象になります。

ロボデザイン上で繰り返しアクションを選択すると、 繰り返し対象となるフローを確認できます。

繰り返し対象にしたくない処理がある場合

繰り返し処理に含めたくないアクションがある場合は、 繰り返しアクションより前でブランチを作成し、 別のフローへ処理を配置します。

繰り返し処理の範囲を確認しながら、 繰り返す処理と繰り返さない処理を 分けてロボットを作成してください。

途中の処理をスキップして次の繰り返しへ進む場合

繰り返し処理の途中で、 特定の条件に該当した場合だけ 残りの処理を実行せず 次の繰り返しへ進めることができます。

この場合は、 「変数の値を評価(次の繰り返し処理に移動する)」 を使用します。

条件に該当した現在の処理対象に対する 残りのアクションを実行せず、 次の繰り返し処理へ進みます。

条件によって繰り返し処理を途中で終了する場合

指定した回数に達する前でも、 特定の条件を満たした時点で 繰り返し処理を終了することができます。

この場合は、 「変数の値を評価(繰り返し処理をやめる)」 を使用します。

「次の繰り返し」と「繰り返しをやめる」の違い

処理動作
次の繰り返し処理に移動する現在の繰り返しに対する残りの処理を行わず、 次の繰り返しへ進みます。
繰り返し処理をやめる繰り返し処理そのものを終了し、 それ以降の繰り返しを行いません。

ほかの繰り返しアクションとの使い分け

目的使用する繰り返し処理
同じ処理を指定した回数だけ実行したいアクションの繰り返し
ファイルを1件ずつ処理したいファイルの繰り返し処理
フォルダを1件ずつ処理したいフォルダの繰り返し処理
配列の値を1件ずつ処理したい配列の繰り返し処理

繰り返し回数が想定どおりにならない場合の確認順序

  1. 「繰り返し回数」に 想定した回数が設定されているか確認します。
  2. 繰り返し回数を変数で指定している場合は、 実行時に変数へ想定した値が 格納されているか確認します。
  3. 繰り返し対象となるアクションが 正しい範囲に配置されているか確認します。
  4. 「次の繰り返し処理に移動する」が 途中で実行されていないか確認します。
  5. 「繰り返し処理をやめる」が 途中で実行されていないか確認します。
  6. 繰り返し中のアクションで エラーが発生していないか確認します。
  7. エラーが発生している場合は、 各アクションの「エラー発生時の対応」と 実行ログを確認します。

関連する繰り返し操作・FAQ

JobAutoでアプリの要素をキャプチャーする方法

★アクションの説明、概要

JobAutoでアプリ画面の要素を指定し、 その部分のスクリーンショットを取得して保存する方法について説明します。

「【要素】キャプチャー」アクションでは、 アプリデザインでキャプチャーしたい箇所を要素として認識し、 指定した要素のスクリーンショットをファイルへ保存します。

保存先のファイルパスには、 変数やシステム値を使用できます。


★アクションの作成方法


★アクションの設定画面について

アクション設定画面の設定項目について説明します。「画面を読み込み」「操作対象にフォーカス」「背景色」については、アプリデザインの使い方をご確認ください。

1.基本設定

1-1.要素が見つかるまでのタイムアウト(秒)

設定した時間まで、選択した要素をロボットが探し続けます。

1-2.保存先

キャプチャー画像を保存するファイルパスを設定します。保存先には変数やシステム値を使用できます。システム値の説明はこちら。

1-3.対象の要素

操作対象として設定した要素の画像が表示されます。


2.高度な設定

2-1.アクション有効

このアクションを無効にする場合は、チェックを外します。

2-2.キャッシュクリア

処理速度を上げるため、取得した要素の情報を保持しています。保持している要素情報をクリアし、再取得する場合にチェックを入れます。アプリの画面表示が変化した後に実行する場合などに使用します。

2-3.要素をアクティブにする

要素をアクティブな状態にしてから実行する場合は、チェックを入れます。

2-4.名前

要素を名前で指定するときに設定します。名前には変数を使用できます。
変数参照する場合はチェックボックスにチェックを入れてから、参照する変数の設定を行います。

名前の設定で要素を安定して特定できない場合は、 JobAutoの要素マッチングを安定させる方法|名前に正規表現を使うも確認してください。

2-5.クラス

要素をクラスで指定するときに設定します。

2-6.タイプ

要素をタイプで指定するときに設定します。
タイプの設定で要素を安定して特定できない場合は、次のFAQも確認してください。

2-7.AID

要素をAIDで指定するときに設定します。AIDには変数を使用できます。
変数参照する場合はチェックボックスにチェックを入れてから、参照する変数の設定を行います。

2-8.要素インデックス

名前・クラス・タイプ・AIDなどの設定だけでは操作対象を1つに絞り込めない場合に、何番目の要素を操作するか指定します。先頭の要素は「0」です。要素インデックスには変数を使用できます。変数の値が空の場合など、インデックスが空欄のときは自動的に「0」が使用されます。


3.エラー発生時の対応

3-1.エラー時の処理

エラーが発生したときの設定を行います。詳細はこちらをご確認ください。

3-2.基点となる条件分岐

エラー時の処理で条件分岐の次のフローに移動を選択したときに、設定することができます。アクションでエラーが発生した場合、移動先の条件分岐を選択します。

3-3.エラー時にログ出力

エラーが発生したときにログに出力するか設定します。スケジュール実行したときのログへ出力されます。エラーとして扱わない場合は、チェックを外します。詳細はこちらをご確認ください。


アプリ画面の指定した要素をキャプチャーする

「【要素】キャプチャー」では、 アプリ画面全体ではなく、 アプリデザインで指定した要素のスクリーンショットを取得して保存します。

アプリ内の特定の表示箇所や、 確認したい部分だけを画像として保存したい場合に使用します。

キャプチャー画像の保存先を指定する

「保存先」には、 キャプチャーを保存するファイルパスを設定します。

保存先は変数参照できます。 また、システム値を使用することもできます。

処理内容に応じて保存先を変更したい場合は、 変数やシステム値を利用してファイルパスを設定します。

キャプチャーする要素を確認する

アクション設定画面の「対象の要素」には、 操作対象として設定した要素の画像が表示されます。

想定している箇所がキャプチャーされない場合は、 まず対象の要素が正しく設定されているか確認してください。

操作対象を正しく認識しているか確認する

別の箇所がキャプチャーされる場合や、 対象要素を見つけられない場合は、 JobAutoが目的の要素を正しく認識しているか確認します。

アプリデザインの「操作対象にフォーカス」を使用すると、 現在の設定でどの要素が操作対象になっているか確認できます。

画面が変化したあとにキャプチャーする場合

JobAutoは処理速度を上げるため、 要素の情報を保持しています。

アプリの画面表示が変化したあとにキャプチャーを行う場合は、 高度な設定の「キャッシュクリア」を使用して、 要素情報を再取得してください。

同じ条件の要素が複数ある場合

「名前」「クラス」「タイプ」「AID」などの設定だけでは 操作対象を1つに絞り込めない場合は、 「要素インデックス」で対象を指定します。

要素インデックスは0から始まるため、 1番目の要素を指定する場合は「0」を設定します。

対象要素が見つからない場合

「【要素】キャプチャー」では、 「要素が見つかるまでのタイムアウト(秒)」で設定した時間まで 対象の要素を探します。

アプリや対象要素の表示に時間がかかる場合は、 タイムアウト時間も確認してください。

キャプチャーがうまくいかない場合

想定した箇所をキャプチャーできない場合は、 次の点を確認してください。

  1. 操作対象となるアプリへ正しく接続しているか
  2. アプリデザインに最新の画面が表示されているか
  3. 「対象の要素」に目的の要素が設定されているか
  4. 「操作対象にフォーカス」で目的の要素を認識できているか
  5. 画面が変化した場合は「キャッシュクリア」が必要ではないか
  6. 複数の要素が見つかる場合は要素インデックスが適切か
  7. 対象要素の表示に時間がかかる場合はタイムアウト時間が適切か

関連するアプリ操作・FAQ

JobAutoの要素マッチングを安定させる方法|名前に正規表現を使う

★質問・概要

Q. JobAutoのアプリ操作で要素マッチングを使用すると、操作したい要素が見つからなかったり、実行するたびに動作が不安定になったりします。どこを確認すればよいですか?

★回答

A. まず要素の「名前」など、操作対象を特定する条件を確認してください。 名前が画面の状態によって変わる場合は「使用しない」設定を試し、必要に応じて名前に正規表現を使用します。設定変更後は、見つかった要素の件数と「操作対象にフォーカス」で認識結果を確認してください。

名前の設定だけで解決しない場合は、要素インデックス、キャッシュクリア、「要素をアクティブにする」などを順に確認します。このページでは、契約番号の取得を例に対処方法を紹介します。

1.要素マッチングで契約番号を取得する例

次のようなアプリ画面から契約番号を取得する例を使用します。アプリの画面や状態によって要素の名前が変化すると、作成時には見つかった要素を実行時に見つけられなくなる場合があります。

アプリ操作で契約番号を取得する対象画面の例

2.マッチング方式を「要素」にする

アプリデザインで操作対象を選択し、マッチング方式を「要素」にします。ここから要素を識別する条件を調整します。

アプリデザインでマッチング方式を要素に設定した画面

3.高度な設定で「名前」の条件を調整する

3-1.名前を「使用しない」にして確認する

アクションの高度な設定にある「名前」は、操作対象を特定する条件の一つです。名前の一部が画面や実行条件によって変化する場合は、まず「名前」を使用しない設定で要素を認識できるか確認します。

ただし、名前の条件を外すと複数の要素が一致する可能性があります。「使用しない」に変更するだけで設定を完了せず、見つかった件数とフォーカス先を確認してください。

3-2.名前を使う必要がある場合は正規表現を検討する

名前を使用しないと目的の要素を絞り込めない場合は、名前の変化する部分を考慮して正規表現で指定できないか確認します。例えば、一部が変化し、ほかの部分が共通している名前に対して、共通部分を手掛かりに設定する考え方です。

正規表現の指定は、実際の要素名に合わせて調整してください。条件が広すぎると別の要素まで一致します。設定後は必ず操作対象の確認を行います。

要素マッチングの高度な設定で名前を調整する画面

4.設定した条件で何件の要素が見つかるか確認する

条件を変更したら、画面に表示される「全部で何件見つかりました」という件数を確認します。要素が見つからない場合は、名前やそのほかの識別条件が実際の要素と一致しているか見直してください。

複数件が見つかった場合は、要素インデックスなどで目的の要素に絞り込めるかを確認します。

設定条件に一致して見つかった要素の件数を確認する画面

5.「操作対象にフォーカス」で目的の要素か確認する

要素が見つかったら「操作対象にフォーカス」をクリックします。実際に操作したい箇所へフォーカスが当たることを確認してください。件数が表示されるだけでは、正しい操作対象であるとは判断できません。

操作対象にフォーカスを使って目的の要素を確認する画面

6.複数の要素が見つかる場合はインデックスを調整する

同じ条件に一致する要素が複数ある場合は、「要素インデックス」で何番目を操作するかを指定します。インデックスは0から始まり、最初の要素は 0 です。

インデックスは表示内容によって対象が変わる可能性があります。番号を変更したあとは「操作対象にフォーカス」で確認してください。名前やタイプなどの条件でさらに絞れる場合は、そちらも検討します。

要素が複数見つかったときに要素インデックスを調整する画面

7.要素は見つかるが操作できない場合

目的の要素を認識しているのに、値入力やクリックなどの操作がうまくいかない場合は、次の設定を確認します。

  • キャッシュクリア:保持している要素情報をクリアし、現在の画面から再取得して操作するときに使用します。画面の内容が変わったあとに実行する場合などに確認してください。
  • 要素をアクティブにする:操作する要素をアクティブな状態にしてからアクションを実行するときに使用します。
キャッシュクリアと要素をアクティブにする設定画面

8.アクションが空振りする場合はステップ実行で確認する

アクションを作成できたものの、実行時に値が入力されないなどの現象がある場合は、ステップ実行で操作対象や処理のタイミングを確認してください。作成時・ステップ実行時には動いても、通常実行時に必ず同じ結果になるとは限りません。

ステップ実行と通常実行で結果が異なる場合は、操作時点の画面状態、要素情報の更新、フォーカスなどを順に確認してください。

9.それでも解決しない場合

要素マッチングで操作できない場合は、操作対象を文字や画像で特定する方法も検討します。アプリデザインでは「要素」「文字」「画像」のマッチング方式を選択できます。画面の構造や操作対象に応じて使い分けてください。

なお、アプリデザインに操作したい箇所そのものが表示されず選択できない場合は、要素の名前の調整とは原因が異なります。接続先や画面の再読み込みなどを確認するアプリの操作箇所を選択できない場合の対処方法をご覧ください。

症状別の確認ポイント

現象確認する設定・操作
要素が見つからない名前を使用しない設定、名前の正規表現、その他の要素特定条件
複数の要素が見つかる見つかった件数、名前などの条件、要素インデックス
別の箇所が操作される操作対象にフォーカス、要素インデックス
要素は見つかるが操作できないキャッシュクリア、要素をアクティブにする
操作が空振りするステップ実行、画面の状態や実行タイミング
要素で操作箇所を選択できないアプリデザインの画面更新、文字・画像マッチング

関連するマニュアル・FAQ

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リリースノート – 0.10.1 (2019-12-02)

機能追加

ロボデザイン

・変数一覧の変数を右クリックメニューにメニューを追加。「クリアする、初期に戻す、値をセットする、使用しているアクションを確認する」を追加しました

エクセル操作

・エクセル操作、最終行のセルのアドレス取得機能を追加しました

変数

・値の加工アクション、関数に乱数生成を追加しました

ROBOWEB

・スケジュールの設定へ機能を追加。同一PCでロボットが実行中の場合、終了までまつ機能を追加しました

機能修正

ロボデザイン

・ROBO_DESIGNのアイコンをカラー化しました

ブラウザ操作

・ブラウザの起動アクションにページロードタイムアウトを追加しました
・値入力アクションにて、クリック、クリア後、値入力までの待ち時間を追加しました
・ブラウザを起動アクションのプロファイルのPathを変数設定可能にしました

アプリ操作

・アプリの接続アクションの処理速度を改善しました
・要素特定全般の精度を大幅に改善しました
・要素特定全般の処理速度をやや改善しました
・中断時にすぐ処理を停止するようにしました
・0.10.1の本バージョンからアプリ操作の要素指定方法を変更しました。advancedエリアにバージョンを追加しました
・アプリの値入力アクションの文字間のwaitを0.05から0.1に変更しました
・アプリ操作の要素選択時、要素が重なっている場合に選択できません。クリックするたびに選択要素を変えるように修正しました

ROBOWEB

・adminはすべてのプロジェクトに参加されるように修正しました

バグフィックス

ロボデザイン

・エラーハンドリングを条件分岐の次の枝に移動にした場合に不具合がありました。アクションを開いた段階で条件分岐名が消えている不具合を修正しました
・エラー発生時の対応で、条件分岐の次のフローに移動を選択したときに不具合がありました。基点がクリアされる不具合を修正しました

エクセル操作

・エクセル保存アクションで不具合がありました。開いているファイルと同一名で保存しようとしたとき、保存に失敗します。そしてエクセルが削除されてしまう不具合を修正しました

アプリ操作

・アプリ操作、キー送信と値入力アクションで不具合がありました。要素のアクティブチェックがついてないのに、無条件でアクティブにするようになっていた不具合を修正しました

ROBOWEB

・ROBO_WEB、プロジェクトメンバー編集画面の保存時、ユーザーの紐づけが解除される不具合を修正しました