【エクセル操作】重複の削除


★アクションの説明、概要

Excelの重複したデータの削除を行う方法について説明しています。


★アクションの作成方法


★アクションの設定画面について

アクション設定画面の設定項目についての説明は以下の通りです。

1.基本設定

1-1.ブック

ロボットが開いているエクセルのうち、どのエクセルを操作対象にするか選択します。名前とインデックスから選択します。

・名前

エクセル名で指定します。変数参照可能です。

・インデックス

インデックスで指定します。ロボットがエクセルを開いた順番でインデックスが定義されます。

1-2.シート名

ロボットが操作するシートを選択します。名前とインデックスから選択します。

・名前

シート名で指定します。変数参照可能です。

・インデックス

インデックスで指定します。シートが作成された順番でインデックスが定義されています。

1-3.データ範囲設定

・現在の範囲

処理を行う範囲が対象となるセルの範囲に固定されます。

・範囲を拡張する

処理を行う範囲が処理の都度変わる可能性がある場合は、範囲を拡張するを選択します。

1-4.対象となるセル

処理を行う範囲を設定します。変数参照可能です。

1-5.重複が含まれている列を指定

重複が含まれている列を設定します。データ範囲設定で設定した範囲の一番左の列から1,2,3と数えます。


2.高度な設定

2-1.アクション有効

このアクションを無効にする場合は、チェックを外します。


3.エラー発生時の対応

3-1. エラー時の処理

エラーが発生したときの設定を行います。詳細はこちらをご確認ください。

3-2.基点となる条件分岐

エラー時の処理で条件分岐の次のフローに移動を選択したときに、設定することができます。アクションでエラーが発生した場合、移動先の条件分岐を選択します。

3-3. エラー時にログ出力

エラーが発生したときにログに出力するか設定します。スケジュール実行したときのログへ出力されます。エラーとして扱わない場合は、チェックを外します。詳細はこちらをご確認ください。

【アプリ操作】値の入力が空振りするときは?

アプリ操作の値の入力アクションを使って、アプリへの値の入力を行っています。スケジュール実行していて、たまに値が入力されず空振りすることはないでしょうか。

そのようなことが起きる場合の対処方法をご説明します。

なぜ空振りが発生するのか?

そもそも値の入力の空振りはなぜ発生するのでしょうか。

それは値を入力するときに、値を入力する個所からカーソルがはずれた状態が発生しているからです。

アプリ 値 入力 空振り
カーソルが当たっている状態
アプリ 値 入力 空振り
カーソルが外れている状態。このときに空振りが発生

ではなぜカーソルが外れてしまうのかを、厳密に特定することは非常に困難です。

原因はともかく対策を打ちましょう

空振りが発生した場合の対策は以下のような方法が考えられます。

1.後続のアクションでエラーが発生したら値入力へ戻り再入力

値の入力がされていないことが原因で、後続のアクションでエラーが発生している、とします。

このような場合は、以下の対応が考えられます。

・値入力アクションの直前にブックマークを作成

・エラーが発生する後続のアクションのエラー発生時の対応の設定で条件分岐へすすむと設定

・すすんだ条件分岐のなかへ値入力アクションの直前に作成したブックマークへすすむジャンプを作成

アプリ 値 入力 空振り
エラーが発生したら再入力するフロー

2.入力後に値を取得し入力されているかをチェック、されていなければ値入力へ戻り再入力

値の入力アクションのあとに値が入力されたかチェックする方法です。

・値入力アクションの直前にブックマークを作成

・値の取得アクションを使い、入力した値を取得

・判定処理を行い、取得した値が空白か判定。空白の場合は条件分岐へ進むと設定

・すすんだ条件分岐のなかへ値入力アクションの直前に作成したブックマークへすすむジャンプを作成

アプリ 値 入力 空振り
チェックを行い空白であれば再入力するフロー