JobAutoでROBOWEBの「緊急停止中」が変わらない場合の対処方法

★質問・概要

Q.JobAutoのROBOWEBでスケジュールを停止しましたが、ステータスが「緊急停止中」のまま変わりません。どうすれば「異常終了」になりますか?

★回答

ロボットの実行PCでロボクライアント(RC)を約5分間停止し、ROBOWEBのステータスが「異常終了」に変わったことを確認してから、ロボクライアントを起動してください。

公式フォーラムでは、ロボサーバ(RS)からロボクライアント(RC)に接続できない状態が一定時間続くと、該当スケジュールが「異常終了」に変わるという対処方法を案内しています。ただし、ステータスが変わるまでの時間は「5分ほど」が目安であり、すべての環境で5分後に必ず変わると保証するものではありません。

注意:RCを停止すると、実行PCで処理中のロボットや新たなスケジュール実行に影響します。業務処理・ファイル保存・データ登録の状況を確認し、停止して問題ないことを確かめてから実施してください。

1.「緊急停止中」のまま変わらない場合の対処手順

  1. ROBOWEBで対象のスケジュール名と実行PCを確認します。実行中のほかのロボットがないか、業務への影響がないかも確認してください。
  2. 対象の実行PCで、ロボクライアント(RC)を終了して停止状態にします。ロボサーバ(RS)まで停止しないように注意してください。
  3. RCを停止した状態で5分ほど待ちます。この間は対象PCで新たなスケジュール実行ができなくなるため、他の処理が起動しない時間帯を選んでください。
  4. ROBOWEBで対象スケジュールのステータスを確認し、「緊急停止中」から「異常終了」に変わっているか確認します。画面の表示が更新されない場合は、ROBOWEBの表示更新を確認してください。
  5. 「異常終了」への変更を確認できたら、実行PCでロボクライアントを起動します。
  6. ROBOWEBのPC一覧などで対象PCの通信状態を確認し、必要に応じて実行ログを調べます。途中停止した業務処理を再実行する場合は、二重処理にならないか確認してください。

2.ロボクライアント(RC)を停止・起動するときの注意点

ロボクライアントは、ロボサーバから送られたロボットを実行PCで受け取り、スケジュールを動かすためのプログラムです。RCが停止している間、そのPCを指定したロボットは新たにスケジュール実行できません。

ロボクライアントの実行ファイルは、一般的なJobAutoの配置では次の場所にあります。実際のフォルダは利用中のバージョンに読み替えてください。

C:\JobAuto\JobAuto_バージョン\robo_client.exe

RCの起動方法や、自動起動している場合の確認事項については、JobAutoのロボクライアント|起動・自動起動・スケジュール実行をご確認ください。

ロボサーバとロボクライアントを同じPCで使用している場合も、今回の対処対象はRCです。Windowsのシャットダウンやロボサーバ全体の停止を安易に行わないでください。また、ロボットが実際に処理している途中でRCを終了すると、処理結果が不完全になるおそれがあります。

3.約5分待っても「異常終了」にならない場合

ステータスが変わらない場合は、RCが実際に停止しているか、対象の実行PCを正しく特定できているか、ロボサーバとRCの通信がどうなっているかを確認してください。表示だけが更新されていない可能性もあるため、ROBOWEBの画面を再確認します。

確認項目確認内容
実行PCスケジュールに指定されたPCでRCを停止しているか
RCの停止状態robo_client.exe が停止しているか。複数起動していないか
ROBOWEBの表示画面の更新後も「緊急停止中」が続くか
通信状態ROBOWEBのPC一覧で対象端末の状態を確認できるか
ログ実行ログに停止時の状態やエラー情報が残っているか

改善しない場合は、RCを繰り返し強制終了したり、ロボサーバを再起動したりする前に、JobAutoのバージョン、対象スケジュール、実行PC、停止操作を行った時刻、ROBOWEBの表示内容、関連ログを控えて製品サポートへ相談してください。

4.「異常終了」に変わったあとの確認

「異常終了」は、停止した業務処理が正常に完了したことを意味するものではありません。対象ロボットが処理途中で登録したデータ、作成したファイル、送信したメールなどを確認し、必要な復旧作業を検討してください。

ROBOWEBの実行ログで実行端末・開始時刻・ステータス・エラーメッセージなどを確認できます。詳しくはJobAutoのROBOWEBで実行ログを確認する方法をご覧ください。

なお、実行ログを「対処済み」に変更する操作は、今回の「緊急停止中」の処理を異常終了へ移行させる手順とは異なります。ログの管理操作と、実行中スケジュールの状態変更を混同しないようにしてください。


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JobAutoでブラウザ操作の要素が見つからない場合の対処方法|不要ファイルクリア

★質問・概要

Q.JobAutoでブラウザ操作アクションを作成しています。Webページ上の操作したい箇所は選択できるのですが、アクションを作成すると「要素が見つかりません」と表示されます。作成したアクションを実行しても同じエラーになります。どうすればよいですか?

★回答

ロボサポーター(robo_supportor.exe)の「不要ファイルクリア」をお試しください。公式フォーラムでは、ブラウザ操作の対象を選択できるにもかかわらず、アクションの作成時と実行時に「要素が見つかりません」となる事例について、不要ファイルの削除で解決することが確認されています。

ただし、同じメッセージでも原因がすべて同じとは限りません。不要ファイルクリア後も改善しない場合は、Webページ上の要素指定や表示状態を確認してください。

1.今回の症状について

今回の事例では、次のような状態になっています。

  • ブラウザ上で、操作したいボタンや入力欄などを選択できる。
  • 選択した場所を使ってアクションを作成すると、「要素が見つかりません」とエラーになる。
  • 作成済みのアクションを実行しても、同じエラーが発生する。

Webページ上で操作対象そのものを選択できない場合や、処理の途中で画面の内容が変化して要素が見つからなくなる場合とは、発生する場面が異なります。

2.ロボサポーターで不要ファイルをクリアする手順

不要ファイルクリアは、問題が発生しているJobAutoの実行PCで行います。作業前にロボットの編集内容を保存し、実行中のロボットや同じPCを利用するほかの作業への影響がないことを確認してください。

  1. 「要素が見つかりません」のエラーが発生しているPCで、JobAutoのインストールフォルダを開きます。
  2. インストールフォルダ内の support フォルダを開きます。
  3. robo_supportor.exe を起動します。
  4. ロボサポーターの「不要ファイルクリア」を実行します。「ドライバー取り込み」と間違えないようにしてください。
  5. クリアの完了後、ロボデザインで対象のWebページを開き、同じアクションを作成・実行して問題が改善したか確認します。

JobAutoが C:\JobAuto\JobAuto_バージョン に配置されている場合、ロボサポーターの場所は次のとおりです。実際のフォルダ名は利用中のJobAutoのバージョンに読み替えてください。

C:\JobAuto\JobAuto_バージョン\support\robo_supportor.exe

画面を確認しながら操作したい場合は、JobAutoの不要ファイルを削除する方法|ロボサポーターをご覧ください。

3.不要ファイルクリア後の確認事項

  1. 問題が発生したWebページを表示し、操作したい要素を選択できるか確認します。
  2. ブラウザ操作アクションを作成し、アクション設定画面で「要素にフォーカス」などの機能を使って対象を指定できるか確認します。
  3. 作成したアクションをテスト実行し、「要素が見つかりません」が発生しないか確認します。
  4. 後続アクションも含め、意図した業務処理が正常に完了するか確認します。

エラーメッセージが消えるだけでなく、目的のボタンのクリックや入力処理が正常に実行されたかを確認してください。

4.不要ファイルクリアでも改善しない場合

今回の公式回答では不要ファイルクリアでの改善が確認されていますが、すべての「要素が見つかりません」エラーに有効という意味ではありません。改善しない場合は、次の項目を切り分けてください。

確認すること確認方法
要素の指定条件アクションのXPath、Attribute、Value、テキストパターンなどが対象要素に合っているか確認します。
Webページの表示・読み込み対象のボタンや入力欄が表示された状態でアクションを実行しているか確認します。
ブラウザのタブ操作対象のWebページがあるタブを正しく選択しているか確認します。
フォーカス・要素情報必要に応じてコントロールパネルの「リロード」や、要素の選択し直しを検討します。
エラー情報JobAutoのバージョン、ブラウザ、エラー全文、再現手順を控えて製品サポートに相談します。

Webページ上の操作箇所そのものを選択しづらい場合は、JobAutoでブラウザの操作箇所を選択できない場合の対処方法もご確認ください。

5.不要ファイルクリアを実行するときの注意点

不要ファイルクリアは、JobAutoが作成する不要な一時ファイルを削除するための機能です。初回起動時やバージョンアップのたびに実行する必要はなく、問題が起きたときの対処として使用します。

JobAutoのインストールフォルダやWindowsの一時フォルダを、独自の判断でまとめて削除しないでください。削除対象が分からない場合は、ロボサポーターの正規機能を利用してください。実行中のロボットがある場合は、作業のタイミングを調整します。


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JobAutoで印刷画面を開くとロボットが固まる場合の対処方法

★質問・概要

Q.JobAutoでWebサイトの印刷ボタンをクリックすると、ChromeやEdgeの印刷画面が開き、その後ロボットが固まったような状態になります。印刷画面へアプリ操作で接続して操作したいのですが、どうすればよいですか?

★回答

印刷画面を表示するWebサイト上のボタンを、ブラウザ操作の「マウス操作」ではなく、アプリ操作の「マウス操作」アクションでクリックしてください。これは、JobAutoの公式フォーラムで案内している対処方法です。

Webページ上のボタンをブラウザ操作でクリックした結果、ブラウザ自身の印刷画面など、Webページとは別のウィンドウが開く場合、クリック処理の応答が戻らず、JobAutoが次のアクションへ進めないことがあります。印刷画面が閉じるまで前のアクションが待機しているため、印刷画面へ接続する後続のアクションも実行できない状態です。

この場合は、印刷ボタンを押す時点からアプリ操作に切り替えることで、待機状態を回避できる場合があります。ただし、ブラウザ・印刷画面の種類や実行環境によって動作は異なるため、対象の画面で動作確認してください。

1.ロボットが固まったように見える原因

Webサイト内のボタンをブラウザ操作でクリックすると、通常はWebページからの処理結果を受けて次のアクションに進みます。一方、クリックした結果としてブラウザの印刷プレビューや印刷ダイアログなどが開くと、その画面が閉じるまでクリック処理が終了しない場合があります。

【停止する可能性がある流れ】
ブラウザ操作:印刷ボタンをクリック
    ↓
ブラウザ自身の印刷画面が開く
    ↓
クリック処理の応答を待ち続ける
    ↓
後続の「起動中のアプリに接続」へ進めない

この状態は、必ずしもロボデザインやWindows全体がフリーズしたことを意味しません。アクションがクリック処理の終了を待っている可能性があります。公式フォーラムでは、印刷画面を閉じないとクリックの応答が返らないため、後続のロボット操作で閉じようとしても先へ進めないという状況が説明されています。

2.対処方法:印刷ボタンをアプリ操作でクリックする

印刷画面を表示する直前のボタン操作を、アプリ操作のマウス操作へ変更します。基本的な手順は次のとおりです。

  1. ロボデザインで、印刷ボタンを押す直前までWebサイトを表示します。
  2. 通常のブラウザ操作で印刷ボタンをクリックしているアクションがある場合は、その部分をアプリ操作に変更することを検討します。元のアクションは再利用できるようバックアップしてから修正してください。
  3. アプリ操作の「起動中のアプリに接続」で、印刷ボタンが表示されているChromeやEdgeのウィンドウを対象にします。
  4. 「アプリデザイン」を開き、印刷ボタンの場所を指定します。要素として認識できる場合は要素マッチングを、難しい場合は画像などのマッチング方式を検討します。
  5. 印刷ボタンをクリックするアプリ操作の「マウス操作」アクションを作成します。
  6. アクションをテスト実行し、印刷画面が開いたあとにロボットが次のアクションへ進むか確認します。

アプリ操作のアクション作成に慣れていない場合は、JobAutoでアプリ操作のアクションを作成する方法をご確認ください。アプリへの接続、アプリデザイン、マッチング方式の選択、マウス操作の作成まで説明しています。

3.印刷画面が開いたあとの操作

印刷ボタンをアプリ操作でクリックしたあと、必要に応じて印刷画面や印刷ダイアログを操作します。印刷画面が別ウィンドウとして開く場合は、そのウィンドウへ「起動中のアプリに接続」で接続し直してから操作してください。

【対処後の処理例】
ブラウザで対象のWebサイトを表示
    ↓
アプリ操作:Chrome/Edgeのウィンドウへ接続
    ↓
アプリ操作:印刷ボタンをマウス操作でクリック
    ↓
印刷画面が開く
    ↓
必要に応じて「起動中のアプリに接続」で印刷画面へ接続
    ↓
印刷画面の内容を確認して後続処理へ

印刷画面がChromeやEdge内のプレビューとして表示される場合と、Windowsの別ウィンドウとして表示される場合では、接続先や操作できる要素が異なります。画面の種類に応じて操作方法を選んでください。

別ウィンドウへの接続方法は、JobAutoで起動中のアプリに接続する方法、マッチング方式の違いはアプリデザインの使い方をご確認ください。

4.アプリ操作で印刷ボタンを指定できない場合

確認する項目確認する内容
接続先のウィンドウ印刷画面が開く前のChrome・Edge本体へ接続できているか
マッチング方式ボタンを要素として認識できない場合、画像マッチングなどで指定できるか
画面の表示状態ボタンが画面内に表示され、画面サイズや倍率が変わっていないか
実行タイミング印刷ボタンが操作可能になる前にクリックしていないか
印刷画面の種類ブラウザ内の印刷プレビューなのか、Windowsの印刷ダイアログなのか
実行環境スケジュール実行の場合、デスクトップが表示され、アプリ操作できる状態か

印刷ボタンをアプリ操作へ変更しても改善しない場合は、問題が発生するアクションと、印刷画面が表示されたときの状態を確認してください。画面が応答しないという理由だけで、実行中のブラウザを一括強制終了すると、別のロボットや利用者の作業にも影響するおそれがあります。

5.ブラウザ操作とアプリ操作を使い分けるときの注意点

Webページ内の通常のリンクやボタンは、基本的にブラウザ操作でクリックします。一方、ブラウザ自身の印刷画面など、Webページ以外の画面を開くことでクリック処理が戻らなくなる場合は、今回のようにアプリ操作のマウス操作を使用する方法があります。

この対処方法は印刷画面を開く今回の事例に基づいています。Webサイトの処理待ちや通信エラーなど、別の原因でロボットが止まるケースには、そのまま当てはまらない場合があります。アクションの実行ログと表示されている画面を確認して原因を切り分けてください。


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JobAutoで「ページを開く」のURLが表示されない場合の対処方法|別タブに移動

★質問・概要

Q.JobAutoの「ページを開く」アクションでURLを設定して実行しても、目的のWebサイトがブラウザに表示されません。どのように対処すればよいですか?

★回答

「ページを開く」アクションの前に、「別タブに移動」アクションを実行してください。JobAutoが操作しているタブと、画面上に見えているタブが異なり、指定URLのページが別のタブに表示されている可能性があります。

「別タブに移動」の設定で「タイトルによる指定」を選択し、「ウィンドウのタイトル」に「新しいタブ」を指定してから、「ページを開く」を実行します。これはJobAutoの公式フォーラムで案内されている対処方法です。

なお、タブのタイトルはブラウザの言語設定や現在表示している内容によって異なる場合があります。「新しいタブ」が見つからない場合は、実際のタブのタイトルを確認してください。

1.「ページを開く」を実行しても画面が変わらない理由

ChromeやEdgeなどのブラウザでは、複数のタブを開くことができます。JobAutoが操作対象としているタブと、利用者が画面上で見ているタブが一致していない場合、アクションの実行後も表示中の画面が変わらないことがあります。

この場合は、URLそのものが誤っていると決めつけず、先にJobAutoが操作するタブを指定し直すことで改善するか確認します。

2.「別タブに移動」を追加する手順

  1. ロボデザインで、「ページを開く」アクションが設定されているロボットを開きます。
  2. 「ページを開く」の直前に、ブラウザ操作の「別タブに移動」アクションを追加します。
  3. 「別タブに移動」の設定で「タイトルによる指定」を選択します。
  4. 「ウィンドウのタイトル」に「新しいタブ」と入力します。
  5. 「別タブに移動」を実行し、操作対象のタブを選択できるか確認します。
  6. 続けて「ページを開く」を実行し、設定したURLのWebサイトが表示されるか確認します。
設定項目設定値
アクション別タブに移動
指定方法タイトルによる指定
ウィンドウのタイトル新しいタブ

3.アクションの実行順序

ブラウザを起動
    ↓
別タブに移動
    指定方法:タイトルによる指定
    ウィンドウのタイトル:新しいタブ
    ↓
ページを開く
    URL:操作したいWebサイトのURL
    ↓
後続のブラウザ操作

「別タブに移動」は「ページを開く」よりも前に配置します。「ページを開く」の後にタブを移動すると、指定したURLを開く先のタブを事前に選択できません。

「別タブに移動」の一般的な設定方法については、JobAutoで複数のタブを操作する方法をご確認ください。「ページを開く」のURL指定方法は、「ページを開く」アクションのマニュアルをご確認ください。

4.「新しいタブ」が見つからない場合

「タイトルによる指定」では、指定したタイトルを持つタブを探します。次のような状況では、「新しいタブ」を指定しても対象を見つけられない場合があります。

  • タブのタイトルが異なる:ブラウザが英語表示の場合や、すでに別のページを開いている場合は、実際のタブ名を確認してください。
  • 同じタイトルのタブが複数ある:意図しないタブが選択される可能性があります。不要なタブやタブの状態を確認してください。
  • ブラウザの起動状態が異なる:「ブラウザを起動」で起動したChrome・Edgeと、「アプリを開く」で起動したブラウザでは、接続の設定が異なる場合があります。
  • タブの切り替え自体が失敗する:JobAutoが対象のブラウザへ正常に接続できているか確認してください。

複数のタブが存在する場合は、どのタブにWebサイトを表示させたいかを明確にし、使用するブラウザとタブの状態に合わせて指定方法を選択してください。

5.タブの切り替えでもWebサイトが開かない場合

「別タブに移動」を実行しても表示できない場合は、タブの指定以外に原因がある可能性があります。

確認項目確認内容
URL「ページを開く」に入力したURLが正しいか、手動でもアクセスできるか
ブラウザへの接続「ブラウザを起動」などの先行アクションが正常に完了しているか
別タブへの移動指定したタブが実在し、切り替えアクションが正常終了しているか
ページ読み込み読み込みに時間がかかっていないか、画面や実行ログにエラーがないか
通信・認証ネットワークやプロキシ、ログイン状態によるアクセス制限がないか

ブラウザの起動はできてもWebサイトへアクセスできない場合は、JobAutoのChrome・EdgeでWebサイトを開けない場合の対処方法もご確認ください。これはブラウザの起動方法を変える別の対処方法です。

解決しない場合は、JobAutoのバージョン、使用ブラウザ、対象URL、実行ログ、タブの状態が分かるスクリーンショットなどを確認してサポートへお問い合わせください。URLに認証情報が含まれる場合は、共有前に機密情報を伏せてください。


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JobAutoでアプリ起動時にUAC画面が表示される場合の対処方法

★質問・概要

Q.JobAutoでWindowsアプリを起動すると、「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」などのUAC(ユーザーアカウント制御)画面が表示されます。表示させずにロボットで操作する方法はありますか?

★回答

まず、対象アプリが本当に管理者権限を必要とするかを確認してください。UACはWindowsのセキュリティ機能であり、JobAutoの設定だけで必ず非表示にできる画面ではありません。管理者権限が不要であれば、アプリを通常の権限で起動できるように設定を見直す方法が優先です。

JobAutoの公式フォーラムでは、対象アプリのショートカットを管理者として実行する方法と、JobAutoのロボデザイン・ロボクライアントを管理者として実行する方法が案内されています。ただし、「管理者として実行する」ことと「UACの確認を省略する」ことは異なります。管理者として実行する設定を追加しても、WindowsのUAC確認画面が表示される場合があります。

1.UAC画面が表示される理由

UAC(ユーザーアカウント制御)は、アプリが管理者権限を使用しようとしたときに、ユーザーへ実行の許可や管理者の認証情報を求めるWindowsの機能です。管理者ユーザーの場合は「はい/いいえ」の確認、標準ユーザーの場合は管理者のユーザー名とパスワードの入力が求められることがあります。

UACの確認画面は通常、セキュリティで保護されたデスクトップに表示されます。JobAutoの通常のマウス操作や値入力で、この確認画面を自動操作できるとは限りません。特に無人のスケジュール実行では、確認画面が表示された時点で処理が停止する可能性があります。

状態確認すること
管理者権限を要求するUAC画面が表示される対象アプリが管理者権限を必要とする理由と、実行ユーザーの権限を確認する
ロボットで対象アプリの要素を認識できないJobAutoと対象アプリの実行権限が異なっていないかを確認する
スケジュール実行だけで停止する無人実行時にUAC確認が必要となる起動手順になっていないかを確認する

2.公式フォーラムで案内した方法1:対象アプリの起動設定を確認する

公式フォーラムでは、対象アプリをタスクバーのショートカットから起動し、そのアプリのプロパティで管理者として実行する設定を確認する方法が案内されています。

  1. 実行PCで、対象のWindowsアプリのショートカットを確認します。タスクバーに登録したショートカットから起動する方法があります。
  2. 対象アプリの実行ファイルのプロパティを開き、「互換性」タブにある「管理者としてこのプログラムを実行する」の設定を確認します。表示項目はWindowsやアプリによって異なる場合があります。
  3. 管理者としての実行が本当に必要な場合だけ、システム管理者の承認のもとで設定を検討します。
  4. ロボットの実行環境で、アプリが起動するか、UAC確認画面が表示されるか、後続のアプリ操作が正常に動くかを確認します。

重要:「管理者としてこのプログラムを実行する」を有効にすると、アプリが管理者権限を要求するようになりますが、UAC画面を自動的に非表示にする設定ではありません。むしろ、通常は管理者権限を要求しないアプリにも昇格確認が必要になる場合があります。UAC非表示だけを目的に、この設定を有効にすることは推奨しません。

JobAutoでタスクバーやデスクトップのショートカットからアプリを起動する方法は、JobAutoでアプリを起動する3つの方法と違いをご確認ください。

3.公式フォーラムで案内した方法2:JobAuto自体を管理者として起動する

もう1つの方法として、公式フォーラムでは、JobAutoの robo_design.exe または robo_client.exe を管理者として起動する設定が紹介されています。実行ファイルは、通常、JobAutoのインストール先(例:C:\JobAuto\JobAuto_使用中のバージョン)にあります。

管理者権限で起動したJobAutoから対象アプリを起動した場合、起動経路によっては対象アプリにも権限が引き継がれることがあります。ただし、UAC確認画面が必ず表示されなくなるわけではなく、JobAutoの実行権限全体が変わります。

公式フォーラムでも、方法2では、それまで認識できていたアプリの要素を認識できなくなるなど、ロボットの動作が変化した事例があると注意されています。管理者権限での実行は影響範囲が大きいため、通常運用の標準的な解決方法として一律に設定することは推奨しません。

管理者権限が必要な業務上の理由がある場合は、権限を変更する範囲、対象アプリの動作、スケジュール実行時の影響をシステム管理者と確認し、検証環境で動作確認してから適用してください。

4.UAC画面を表示させずに運用したい場合の確認順序

最初に対象アプリが管理者権限を必要とする理由を特定します。アプリの起動だけが目的なのか、管理者権限を必要とする設定変更やファイル操作まで実行するのかで、対応が異なります。

  1. 手動起動で確認:同じWindowsユーザーで対象アプリを手動起動し、毎回UACが出るか確認します。
  2. 管理者権限の必要性を確認:アプリ自体が権限昇格を要求するのか、ショートカットの「管理者として実行」設定によるものなのかを確認します。
  3. 管理者権限を使わずに起動できるか確認:対象アプリの開発元や社内管理者に、一般ユーザー権限で運用できる設定・権限設計があるか確認します。
  4. JobAutoの起動方法を確認:「アプリを開く」、タスクバーのショートカット、デスクトップのショートカットのうち、現在使用している起動方法を確認します。
  5. 実行ユーザーと操作の確認:ロボデザインのテスト実行とロボクライアントのスケジュール実行で、同じ条件で動作するか確認します。

対象アプリが管理者権限を必要としない状態で動作するなら、JobAutoも対象アプリも通常の権限で運用する方法が基本です。管理者権限が必要な場合は、対象アプリのベンダーやWindows管理者と、承認済みの起動方式や権限設定を検討してください。

5.JobAutoがアプリの画面や部品を認識できなくなる場合

Windowsでは、通常権限で起動したアプリから、より高い権限で動作するアプリの画面を操作することに制限があります。このため、JobAutoと対象アプリの実行権限が異なると、以前は認識できていたボタンや入力欄を操作できなくなる場合があります。

JobAutoの実行権限対象アプリの実行権限確認事項
通常権限通常権限通常のアプリ操作で対応できるか確認
通常権限管理者権限Windowsの保護により、要素認識や操作が制限される可能性がある
管理者権限管理者権限権限の変更に伴うロボット全体の動作・セキュリティへの影響を確認

「管理者として起動すれば必ず操作できる」という意味ではありません。特に、これまで正常に動作していたロボットの権限設定を変更する場合は、ほかのアクションも含めてテストしてください。

6.UACをWindows全体で無効化する方法は推奨しません

UACは、管理者権限を使う操作に対して確認を行うWindowsのセキュリティ機能です。ロボットを止めないためだけに、Windows全体のUACを無効化したり、確認を無条件に省略するような設定を行うことは推奨しません。

UACの確認画面に対する自動クリックや、昇格確認を回避するための無差別な権限変更ではなく、対象アプリが必要とする権限を整理し、安全に実行できる運用構成を選択してください。

7.解決しない場合にサポートへ伝える情報

  • JobAutoのバージョンと、起動しているプログラム(ロボデザイン/ロボクライアント)
  • Windowsのバージョンと、実行するWindowsユーザーの権限
  • UACが表示される対象アプリの名称・バージョン・起動方法
  • UAC画面が表示されるタイミングと表示内容(必要に応じて機密情報を伏せた画像)
  • ロボデザインからの手動実行と、スケジュール実行での動作の違い
  • 管理者権限の設定を変更した後、認識できなくなった画面・アクションの有無

関連するマニュアル・参考情報

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JobAutoでロボデザイン・ロボサーバが起動しない場合|Windows Updateの確認

★質問・概要

Q.JobAutoのロボデザインが「NowLoading」のまま起動しない、またはロボデザインやロボサーバを起動できない場合、どうすればよいですか?

★回答

Windows Updateで更新プログラムの適用待ちや再起動待ちになっていないか確認してください。JobAutoの公式フォーラムでは、ロボデザインがNowLoadingのまま起動しない場合や、ロボデザイン・ロボサーバを起動できない場合に、Windowsの更新を完了して再起動する対処方法が案内されています。

ただし、ロボデザインやロボサーバが起動しない原因はWindows Updateだけとは限りません。まずWindowsの更新状況を確認し、改善しない場合は、JobAutoの起動方法・ライセンス認証・Cドライブの空き容量・セキュリティソフトなどを、症状に応じて確認してください。

1.Windows Updateの更新待ち・再起動待ちを確認する

Windows 11では、次の手順で更新状況を確認できます。Windows 10などでは、設定画面の項目名が異なる場合があります。

  1. Windowsの「スタート」メニューを開き、「設定」を選択します。
  2. 「Windows Update」を開き、更新プログラムのインストール待ち、再起動待ち、更新エラーが表示されていないか確認します。
  3. 更新プログラムが保留になっている場合は、業務に影響しない時間を選んでインストールします。
  4. 再起動が求められた場合は、作業内容を保存し、実行中のロボットやほかのアプリがないことを確認してから再起動します。
  5. Windowsへのサインイン後、更新が完了していることを確認し、起動できなかったロボデザインまたはロボサーバを再度起動します。

Windowsの更新方法については、Microsoft公式:Windowsの更新プログラムのインストールをご確認ください。

2.PCを再起動する前の注意点

JobAutoのロボサーバ・ロボクライアントを動かしているPCでWindowsを再起動すると、実行中のロボットやスケジュール実行に影響する場合があります。本番運用PCでは、再起動前にROBOWEBなどで実行状況を確認し、必要に応じて管理者と作業時間を調整してください。

  • 実行中のロボットや、まもなく開始するスケジュールがないか確認する。
  • 開いているファイル、編集中のロボット、ほかのアプリの作業内容を保存する。
  • 再起動後にロボサーバ・ロボクライアントなど、必要なJobAutoのプログラムが正常に起動するか確認する。

Windows Updateの適用中は、通常の手順に従って更新を完了させてください。更新が進んでいる最中に電源を強制的に切ることは避けてください。

3.再起動・Windows Updateを行っても起動できない場合

Windowsの更新を完了してもロボデザインやロボサーバが起動しない場合は、表示される症状に応じて、ほかの原因を確認します。

確認項目確認する内容
JobAutoの起動方法Windowsのスタートメニューやデスクトップなど、通常使用しているショートカットから起動できるか
Cドライブの空き容量空き領域が不足していないか。空き容量不足でロボデザインが起動できない事例があります
別の起動エラー「すでに起動しています」など、NowLoadingとは異なるエラーメッセージが表示されていないか
セキュリティソフトJobAutoの実行ファイルが検知・ブロック・隔離されていないか
Windows Update自体のエラー更新に失敗していないか、再起動要求が残っていないか
ロボサーバのライセンス認証ロボサーバを利用できるライセンスで認証済みか、起動するWindowsユーザーは適切か
ロボサーバの起動状態robo_server.exeの起動時に表示されるコンソールやエラーメッセージを確認できるか

空き容量が不足している場合は、JobAutoのrobo_design.exeが起動しない場合|空き容量の確認をご参照ください。

「すでに起動しています」と表示される場合は、JobAutoのロボデザインが「すでに起動しています」と表示される場合の対処方法をご参照ください。これはJobAutoの特定バージョンで確認された、今回とは異なる事象です。

Windows Updateが正常に完了しない場合は、Microsoft公式:Windowsの更新に関する問題のトラブルシューティングをご確認ください。

4.ロボサーバが起動しない場合の確認事項

ロボサーバ(robo_server.exe)の起動に失敗する場合も、まずはWindows Updateの更新待ちと再起動待ちを確認してください。それでも起動しない場合は、ロボデザイン固有の「NowLoading」とは別の原因が考えられるため、次の項目を確認します。

  1. ライセンス認証:ロボサーバを使用できるライセンスで認証しているか確認します。ライセンス認証が未完了の場合は、ロボサーバが起動できないことがあります。
  2. 実行するWindowsユーザー:JobAutoのセットアップ・認証を行ったユーザーと、ロボサーバを起動するユーザーを確認します。
  3. 起動時の表示:robo_server.exe を通常の起動手順で実行し、コンソール画面に表示されたメッセージやエラー内容を確認します。
  4. 二重起動やロボクライアントとの関係:すでにロボサーバ・ロボクライアントが起動していないか確認します。ロボサーバを起動すると、同じPCではロボクライアントも自動で起動する構成があります。重複して起動しないようにしてください。

ライセンス認証についてはJobAutoのロボサーバが起動しない場合|ライセンス認証の確認、ロボサーバの通常の起動・停止についてはJobAutoのロボサーバ・ROBOWEBマニュアルを参照してください。

5.サポートへ問い合わせるときに確認する情報

これらの手順を試しても起動できない場合は、次の情報を整理してJobAutoのサポートへお問い合わせください。

  • JobAutoのバージョン
  • Windowsのバージョン(Windows 11、Windows Serverなど)
  • 起動できない対象(ロボデザイン/ロボサーバ)と症状(NowLoading、無反応、エラー表示など)、発生日時
  • Windows Updateの適用状況と、PC再起動後の結果
  • ロボサーバの場合は、起動時のコンソール表示・ライセンス認証の状況
  • 起動時の画面のスクリーンショット、エラーメッセージの有無
  • Cドライブの空き容量と、セキュリティソフトの検知状況

ロボットデータやJobAutoの設定ファイルを、原因が不明なまま削除・初期化しないでください。必要な調査や復旧方法は、状況を確認したうえで判断してください。


関連するFAQ・マニュアル

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JobAutoでChromeの表示が画面下部になる場合の対処方法|新しいタブのフッター設定

★質問・概要

Q.JobAutoでChromeを起動してWebサイトを開くと、画面の下部に表示されるようになりました。Chromeの設定で改善できる方法はありますか?

★回答

Chromeの新しいタブページの下部にフッターが表示されることが原因の場合は、Chromeの「新しいタブページにフッターを表示する」をオフにする方法があります。

JobAutoの公式フォーラムでは、Chrome 146以降で見られた表示に関する事例として、フッターの非表示が案内されています。ただし、この設定が変更するのは新しいタブページのフッターです。一般のWebサイトのページ内容が下部にずれるすべての問題に有効とは限りません。以下の操作で改善するか確認してください。

1.Chromeのフッターを非表示にする手順

  1. Google Chromeを開き、新しいタブを表示します。
  2. 新しいタブページの右下にある「Chromeをカスタマイズ」をクリックします。
  3. 表示されたカスタマイズ画面の「フッター」を開きます。
  4. 「新しいタブページにフッターを表示する」をオフにします。
  5. 新しいタブを開き直し、下部のフッター表示が変わるか確認します。必要に応じて、JobAutoからChromeを起動した場合の表示も確認してください。

Google公式の操作説明は、Chromeの新しいタブページをカスタマイズする(Google Chromeヘルプ)をご参照ください。

2.フッターを右クリックして非表示にする方法

新しいタブページの下部にフッターが表示されている場合は、そのフッターを右クリックし、表示されたメニューから「新しいタブページのフッターを非表示にする」を選択する方法もあります。

この方法もGoogleの公式ヘルプで案内されています。組織が管理するChromeでは設定が管理者によって制限され、変更できない場合があります。

3.「chrome://management/」はChromeをカスタマイズする画面ではありません

chrome://management/ は、Chromeが会社や学校などの組織によって管理されているかを確認するためのページです。新しいタブページのフッターを非表示にするためのカスタマイズ画面ではありません。

フッターの設定を変更する場合は、新しいタブページ右下の「Chromeをカスタマイズ」から操作してください。Chromeの管理状態については、Chromeブラウザが管理対象かどうかを確認する(Google Chromeヘルプ)をご参照ください。

4.フッター設定を変更しても画面の表示位置が直らない場合

フッターを非表示にしても通常のWebサイトの本文が画面下部に表示される場合は、別の原因の可能性があります。新しいタブページで発生する現象なのか、特定のWebサイトで発生する現象なのかを切り分けてください。

確認する項目確認内容
表示される画面Chromeの新しいタブページだけか、特定のWebサイトでも発生するか
JobAuto以外からの起動Chromeを手動で起動した場合も同じ表示になるか
Chromeの表示倍率ページの拡大・縮小設定によってレイアウトが変化していないか
拡張機能・組織の管理設定新しいタブページやWebページの表示を変更する設定がないか
Chromeのバージョン問題が発生し始めた時期とChromeの更新時期

JobAutoの「ブラウザを起動」アクションの設定を変更する前に、Chromeを手動で起動した場合も同じ現象が起きるか確認すると、Chrome側の設定とロボット側の設定を切り分けやすくなります。

特定のWebサイトだけで起きる場合は、サイト側のレイアウトや画面スクロール位置なども原因になり得ます。Chromeのフッター設定だけで直ると決めつけず、表示される画面のスクリーンショット、Chromeのバージョン、JobAutoの起動方法を確認してください。


関連するマニュアル・参考情報

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JobAutoでBoxの検索結果から特定のファイル名のリンクをクリックする方法|表示順が変わる場合

★質問・概要

Q.BoxなどのWebサイトでファイルを検索すると、検索結果の並び順が毎回変わります。JobAutoのブラウザ操作で、順番に左右されず特定のファイル名のリンクをクリックするにはどうすればよいですか?

★回答

JobAutoでは、「テキストパターン」で目的のファイル名を指定する方法と、「要素の繰り返し処理」でリンク名を順番に確認する方法があります。検索結果の表示順が変わる場合は、クラス名や要素のインデックス番号だけで操作する対象を固定せず、ファイル名を条件にしてリンクを選択します。

方法使用する機能向いているケース
方法1:テキストパターンマウス操作の高度な設定目的のファイル名で直接リンクを特定できる場合
方法2:要素の繰り返し処理要素の繰り返し処理・値取得・変数の値の評価・マウス操作一覧の各行を確認して、条件に合致するファイルだけをクリックしたい場合

以下では、例として検索結果に「見積書.xlsx」「請求書.xlsx」「注文書.xlsx」が表示され、「請求書.xlsx」をクリックするケースを説明します。

1.方法1:テキストパターンでファイル名のリンクを指定する

表示されているリンク名で操作対象を絞り込める場合は、この方法が比較的シンプルです。

  1. Boxでファイルを検索し、検索結果の一覧を表示します。
  2. クリックしたいファイル名のリンクに対して、JobAutoの「マウス操作」アクションを作成します。
  3. マウス操作の「高度な設定」タブを開き、「xpath」へ // と入力します。
  4. 「テキストパターン」に、クリックしたいリンクの表示名(例:請求書.xlsx)を設定します。
  5. 設定後、「要素にフォーカス」ボタンを押して、指定したファイル名のリンクに正しくフォーカスが当たるか確認します。
  6. 目的のリンクが指定できていることを確認したら、マウス操作でクリックします。
高度な設定の項目設定例
Xpath//
テキストパターン請求書.xlsx
動作確認「要素にフォーカス」で目的のリンクを確認

ポイント:// は、この方法について公式フォーラムで案内している入力値です。JobAutoの「xpath」欄へそのまま設定してください。また、テキストパターンに一致する候補が複数ある場合は、別のリンクが選択されるおそれがあります。クリックする前に必ず「要素にフォーカス」で対象を確認してください。

ファイル名を変数で管理している場合は、テキストパターンへ変数の値を参照させることもできます。詳しくはXPath・テキストパターン・要素インデックスの設定方法をご確認ください。

2.方法2:要素の繰り返し処理でリンク名を1件ずつ判定する

ファイル名だけでは操作対象を一度に絞り込めない場合や、検索結果の各行を確認したい場合は、「要素の繰り返し処理」を使用します。各行からリンク名を取得し、「変数の値の評価」で目的のファイル名と一致するか判定します。

2-1.検索結果を繰り返し処理の対象にする

  1. Boxの検索結果を表示し、「要素の繰り返し処理」アクションを作成します。
  2. 検索結果の各行、またはファイル名のリンクを繰り返し対象として設定します。
  3. 繰り返し処理に名前を設定します。例:検索結果一覧。
  4. 「繰り返しの対象リスト」に、処理したいリンクが含まれていることを確認します。

2-2.繰り返し内でリンク名を取得する

「要素の繰り返し処理」の内側へ「値取得」アクションを追加し、現在処理している行のリンク名を取得します。取得した値は変数(例:取得ファイル名)へ格納します。

値取得アクションの「高度な設定」にある「rangename」には繰り返し処理で指定した名前(例:検索結果一覧)を設定し、現在の行を対象にして値が取得されるか確認してください。anywhere のままだと、意図せず一覧の別の要素から値を取得する場合があります。

2-3.変数の値の評価でファイル名を比較する

続けて「変数の値の評価」アクションを設定し、取得したリンク名が目的のファイル名(例:請求書.xlsx)と一致するかを判定します。

判定結果後続処理
目的のファイル名と一致する現在の行のリンクを「マウス操作」でクリックします。
目的のファイル名と一致しない次の繰り返し対象へ進み、次のリンク名を取得します。

一致した場合の「マウス操作」も、必要に応じて「rangename」を繰り返し処理の名前に設定し、現在処理中のリンクをクリックするように指定します。目的のファイルをクリックして画面が切り替わる場合は、同じ一覧を続けて操作しないよう、必要に応じて繰り返し処理を終了する構成にします。

2-4.処理の流れ

要素の繰り返し処理(検索結果一覧)
  │
  ├─ 値取得:現在の行のリンク名を取得
  │           ↓
  ├─ 変数の値の評価:目的のファイル名と一致する?
  │     │
  │     ├─ 一致する → マウス操作:現在のリンクをクリック
  │     │                (必要に応じて繰り返し処理を終了)
  │     │
  │     └─ 一致しない → 次の行の処理へ
  │
  └─ 次の検索結果へ

「変数の値の評価」には、判定結果に応じて次の繰り返し処理に移動したり、繰り返し処理をやめたりする機能があります。詳しくは変数の値を評価するアクションをご参照ください。

要素の繰り返し処理に関する設定方法は、JobAutoでWebページの一覧・表を繰り返し処理する方法をご確認ください。

3.どちらの方法を使えばよいですか?

最初は方法1のテキストパターンを試すことをおすすめします。目的のファイル名のリンクへ正しくフォーカスが当たるなら、要素の繰り返し処理を使わずにクリックできます。

方法1で目的のリンクを絞り込めない場合や、一覧の各行の内容を確認して条件分岐したい場合は、方法2を使用してください。

4.対象のファイルをクリックできない場合の確認事項

  • テキストパターン:Boxの画面に表示されるリンク名と、設定したファイル名が一致しているか確認します。
  • 同名ファイル:同じ名前のファイルが複数ある場合は、フォルダ情報など追加の条件による絞り込みを検討します。
  • 要素にフォーカス:実際にクリックしたいファイルのリンクへフォーカスが当たっているか確認します。
  • rangename:繰り返し処理内の値取得・マウス操作では、現在の行を対象にしているか確認します。
  • 繰り返しの対象リスト:一覧の一部しか処理対象にならない場合は「再読込」や取得範囲、XPathなどを確認します。
  • 検索結果の読込:検索が完了する前に操作しないよう、表示待ちやタイムアウトの設定を確認します。
  • 複数ページの検索結果:一覧が複数ページに分かれる場合は、ページをまたぐ処理も必要になります。

Boxの画面構造や表示形式によって、ファイル名を表示する要素と実際にクリックする要素が異なる場合があります。その場合は、JobAutoの要素指定を調整し、操作対象が正しいことを確認してください。


関連するマニュアル・FAQ

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JobAutoで「user data directory is already in use」と表示される場合の対処方法

★質問・概要

Q.JobAutoのスケジュール実行で「ブラウザを起動」アクションを実行すると、次のエラーが表示され、Chromeが起動できなくなりました。どうすればよいですか?

session not created: probably user data directory is already in use, please specify a unique value for --user-data-dir argument, or don't use --user-data-dir

★回答

まずロボットを実行したPCで、ロボサポーター(robo_supportor.exe)の「不要ファイルクリア」を実行し、ブラウザ起動を再確認してください。この対処方法は、JobAutoの公式フォーラムで案内されています。

改善しない場合は、Chromeのユーザーデータフォルダ(プロファイル)が別のChromeやロボットと競合していないか、スケジュールが重複実行されていないかを確認します。実行中のロボットやChromeをむやみに停止したり、Chromeのプロファイルフォルダを手動で削除したりしないでください。

1.エラーメッセージの意味

session not created は、JobAutoからブラウザを操作するためのセッションを作成できなかったことを示します。user data directory is already in use は、Chromeのユーザーデータフォルダがすでに使用されている可能性があるという意味です。

Chromeのユーザーデータフォルダには、ブラウザの設定やプロファイル情報などが保存されます。別のChromeが同じフォルダを使用していると、新しいChromeの起動に失敗する場合があります。ただし、メッセージには probably(可能性がある)とあるため、このメッセージだけで原因を断定することはできません。

確認する点起こり得る状況
Chromeのプロファイル複数のChromeやロボットで同じユーザーデータフォルダを使用している
スケジュール実行前回のロボットが動作中に次のスケジュールが開始される
前回の実行状態Chromeプロセスや一時的な実行ファイルが残っている
起動設定「プロファイルを使用」や起動引数の設定が実行環境と合っていない

2.ロボサポーターで「不要ファイルクリア」を実行する

JobAutoの公式フォーラムでは、今回のエラーが発生した場合に、ロボサポーターで不要ファイルを削除すると正常に動作することがあると案内されています。作業は、問題が起きたロボットを実際に実行しているPCで行ってください。

  1. ROBOWEBの実行ログで、エラーが発生したスケジュールと実行PCを確認します。
  2. そのPCで、ほかのロボットやChromeの実行状況を確認し、業務に影響しないメンテナンスのタイミングを選びます。
  3. JobAutoのインストール先の support フォルダを開き、robo_supportor.exe を起動します。
  4. ロボサポーターの「不要ファイルクリア」を実行します。画面の項目名や操作方法は、使用しているJobAutoのバージョンを確認してください。
  5. 対象のスケジュールを改めて実行し、Chromeが起動して後続のブラウザ操作まで正常に完了することを確認します。

ロボサポーターの操作については、JobAutoのロボサポーター|不要ファイルクリア・ドライバー取り込みをご確認ください。

注意:ロボサポーターの操作を実施しても、必ず解消するとは限りません。正常に動作した場合も、繰り返し発生するときは次の項目を確認してください。

3.Chromeのプロファイルの重複使用を確認する

JobAutoの「ブラウザを起動」アクションには、Chromeのプロファイルを使用する設定があります。同じPCで複数のロボットを動かす場合は、同じプロファイルを複数のChromeが同時に使用していないか確認してください。

  1. 対象ロボットの「ブラウザを起動」アクションを確認します。
  2. Chromeの「プロファイルを使用」が有効になっているか、設定されているフォルダを確認します。
  3. 同じPCで動くほかのロボットや手動で起動したChromeが、同じフォルダを使用していないか確認します。
  4. 複数のロボットが同時実行される場合は、必要に応じてロボットごとに別の専用プロファイルを設定します。

Chromeを「アプリを開く」から起動し、--user-data-dir を引数に指定している場合も、同じフォルダの重複使用に注意してください。ただし、通常の「ブラウザを起動」アクションを使っているだけなら、エラーメッセージに従って無条件に --user-data-dir を追加・変更する必要はありません。JobAutoのアクション設定と実行環境を先に確認してください。

プロファイルの設定方法は、JobAutoでChrome・Edge・Firefoxを起動する方法をご参照ください。

4.スケジュールの重複とChromeプロセスの残留を確認する

スケジュール実行だけで発生する場合は、ROBOWEBの実行ログで同じPC上のロボット実行時間が重なっていないか確認してください。前回の処理が終わらないうちに次のロボットが同じChromeプロファイルを使おうとすると、競合する可能性があります。

また、スケジュール実行の終了後もChromeプロセスが残る事象が報告されています。Chromeが使われていないかを確認する際は、別のロボットやPC利用者がChromeを使用中ではないか注意してください。

Chromeのすべてのプロセスを強制終了するコマンドを、原因が未確認のまま実行しないでください。ほかのロボットやユーザーが使用しているChromeまで終了させ、作業内容が失われるおそれがあります。詳しくは、JobAutoのスケジュール実行後にChromeプロセスが残る場合の対処方法をご確認ください。

5.改善しない場合に確認すること

確認内容確認のポイント
実行方法スケジュール実行のみか、ロボデザインからのテスト実行でも発生するか
JobAutoのバージョン問題が始まった時期と、JobAutoやChromeの更新の有無
ブラウザ設定Chromeの種類、プロファイルの使用設定、専用フォルダの指定
スケジュールの重複同時刻に同じPCで実行しているほかのロボットの有無
不要ファイルクリア実行したPC、実行時刻、実行後の動作結果
エラーの詳細エラー全文、発生日時、スケジュール実行ログ

上記を確認しても解消しない場合は、JobAutoのサポートへご相談ください。ブラウザドライバーのバージョン不一致による session not created エラーとは対処方法が異なる場合がありますので、エラーメッセージの全文をご確認ください。


関連するマニュアル・FAQ

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JobAutoでChrome起動時の「プライバシー強化について」を表示しない方法

★質問・概要

Q.JobAutoの「アプリを開く」アクションでChromeを起動すると、毎回「プライバシー強化について」などの初回起動案内が表示されます。この画面を表示させずにChromeを起動する方法はありますか?

★回答

「アプリを開く」アクションの設定画面にある「引数」へ、--no-first-run を追加してください。これはChromeの初回起動時の設定ウィザードや案内画面をスキップするための起動オプションです。

ただし、Chromeのすべての通知やプライバシー関連画面、Webサイトの認証画面が非表示になるわけではありません。表示される画面の種類やChromeのバージョンによって動作が異なる場合があります。

1.Chromeの起動引数「–no-first-run」とは

Chromeを新しいユーザープロファイルで起動した場合や、初回起動として扱われる場合、初期設定やプライバシーに関する案内が表示されることがあります。Chromeの起動時に --no-first-run を指定すると、初回起動時の案内を省略するようChromeへ指示できます。

--no-first-run

この引数はChromeの起動時に使うオプションです。JobAutoの「ページを開く」アクションへ入力するURLや、Webサイトの入力欄に指定する文字列ではありません。Chromeのセキュリティ機能やプライバシー保護を無効化するための設定でもありません。

2.JobAutoで「–no-first-run」を設定する手順

  1. ロボデザインで、Chromeを起動している「アプリを開く」アクションの設定画面を開きます。
  2. 「プログラム」でChromeが起動するように設定されていることを確認します。
  3. 「引数」に --no-first-run を入力します。
  4. アクションを保存し、対象のChromeが終了した状態からロボットを実行します。
  5. 「プライバシー強化について」などの起動時の案内画面が表示されなくなるか確認します。

「アプリを開く」の基本的な設定方法については、JobAutoでアプリケーションを起動する方法をご確認ください。

3.すでに別の起動引数を設定している場合

「引数」にChromeのプロファイル指定などが設定されている場合は、現在使用している引数を消さずに、半角スペースで区切って --no-first-run を追加します。

例えば、次のように既存の引数がある場合:

--user-data-dir="C:\JobAuto\ChromeProfile"

末尾へ追加すると、次のようになります。

--user-data-dir="C:\JobAuto\ChromeProfile" --no-first-run

上記のフォルダパスは説明用の例です。実際のロボットでは、既存のプロファイル設定や利用環境に合わせてください。引数の追加に伴ってプロファイルを変更する必要はありません。また、複数のロボットが同じChromeプロファイルを同時に使うと、起動・操作に失敗することがあります。

4.設定しても案内画面が表示される場合

  • 起動アクションの確認:引数を追加したのが、実際にChromeを起動している「アプリを開く」アクションか確認してください。「ブラウザを起動」アクションとは設定方法が異なります。
  • 引数の記述:--no-first-run の先頭は半角ハイフン2つです。別の引数との間は半角スペースで区切ってください。
  • すでに起動中のChrome:Chromeが起動済みの状態で実行すると、新しい引数が期待どおりに適用されない場合があります。実行中のChromeや他のロボットへの影響を確認してから、Chromeを閉じた状態でテストしてください。
  • 画面の種類:Chromeの初回起動案内ではなく、Webサイトの同意画面、ログイン・認証画面、組織ポリシーによる通知の場合は、この引数では解決しない可能性があります。
  • バージョン・プロファイル:Chromeのバージョンと使用しているユーザープロファイルを確認し、更新後やプロファイル変更後にも正常に動作するかテストしてください。

解決しない場合は、Chromeのバージョン、表示される画面のスクリーンショット、JobAutoの「アプリを開く」に設定した引数(機密情報を除く)を確認し、サポートへお問い合わせください。

5.Chromeのログイン状態も使いたい場合

Chromeの初回起動案内を省略することと、GoogleなどのWebサービスのログイン状態を保持することは別の設定です。Googleへのログイン状態を使ってJobAutoからChromeを操作したい場合は、JobAutoでChromeのログイン状態を利用する方法|専用プロファイルをご確認ください。

Chrome 136以降でリモートデバッグを利用する場合は、通常のChromeの標準ユーザーデータフォルダに対する制限があるため、専用プロファイルの設定が必要な構成があります。--no-first-run だけでその制限を解消することはできません。


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