★アクションの説明、概要
作成した共通部品を使用する方法について説明しています。共通部品へ値を渡したり、値を受け取ったりすることができます。
【ご注意ください】
共通部品の中でほかの共通部品を使うことはできません。ロボットの処理に何らかの異常(フリーズなど)が発生しますので、ご注意ください。
ほかの共通部品のアクションをコピーして、移植する方法をお勧めします。
★アクションの作成方法
★アクションの設定画面について
アクション設定画面の設定項目についての説明は以下の通りです。
作成したカスタムアクションを右クリックしカスタムアクションを開くをクリックすると、呼び出しているカスタムアクションのアクションフローが表示されます。
1.基本設定
1-1. 呼び出す共通部品を選択
使用する共通部品をプルダウンで選択します。
1-2.引数
共通部品へロボットから渡す値の設定を行います。
・ロボットが渡す値
ロボットが共通部品へ渡す値を設定します。変数参照可能です。
・共通部品の格納先
共通部品はロボットから値をもらいます。 もらった値は共通部品内の変数に格納します。その変数を設定します。
・フリーハンドモード ※0.10.11から
ロボット ⇒ 共通部品をクリックするとフリーハンドモードに切り替わります。ロボットから共通部品へ渡す変数の設定が10だったのが無制限になります。書き方は以下の通りです。
左辺にロボットから渡す値や変数、右辺に共通部品が受け取って格納する変数を設定します。
1=$[no]
ロボットから1を共通部品のnoという変数へ渡しています。
1-3.戻り値
共通部品からロボット へ渡す値の設定を行います。
・ロボットがもらう値
共通部品がロボットへ渡す値が格納されている共通部品内の値を設定します。
・ロボットの格納先
ロボットは共通部品から値をもらいます。 もらった値はロボット内の変数に格納します。その変数を設定します。
・フリーハンドモード ※0.10.11から
共通部品 ⇒ ロボットをクリックするとフリーハンドモードに切り替わります。共通部品からロボットへ渡す変数の設定が10だったのが無制限になります。書き方は以下の通りです。
左辺に共通部品からロボットへ渡す変数、右辺にロボットが受け取って格納する変数を設定します。
$[res]=$[結果]
共通部品からresという変数の値をロボットの結果という変数へ渡しています。
2.高度な設定
2-1.アクション有効
このアクションを無効にする場合は、チェックを外します。
3.エラー発生時の対応
3-1. エラー時の処理
エラーが発生したときの設定を行います。詳細はこちらをご確認ください。
3-2.基点となる条件分岐
エラー時の処理で条件分岐の次のフローに移動を選択したときに、設定することができます。アクションでエラーが発生した場合、移動先の条件分岐を選択します。
3-3. エラー時にログ出力
エラーが発生したときにログに出力するか設定します。スケジュール実行したときのログへ出力されます。エラーとして扱わない場合は、チェックを外します。詳細はこちらをご確認ください。
