1.変数とは
変数とはロボットが値を持っておくために用意する箱のようなものです。
たとえばWebサイトから取得したデータをエクセルに書き込む場合は、以下のようになります。
A.Webサイトから取得した値を変数に格納
B.エクセルへ変数から取り出した値を入力
2.変数を作成する設定画面を起動する
変数を作成する設定画面を起動しましょう。機能の仕方は2種類あります
A.ロボデザインから起動する
+ボタンを押すと起動します

B.アクションの設定画面から起動する
アクションの設定画面の項目名(以下だとURL)に下線がある場合、変数を参照する設定へ切り替えることができます。
項目名をクリックして変数を参照する設定へ切り替えます。

∨~新規作成~変数を新規作成の順にクリックします。



3.変数を作成する
変数を作成してみましょう。
A.変数名を入力
変数名を決めて入力します。日本語や半角英数字を使用できます。
同じ変数名を使って作成した場合、以下のことが発生します。
―設定した初期値がなくなる
URLという変数を作成し初期値に「https://www.robot.com」という設定をしていたとします。あとから同じURLという変数を作成し初期値がなかった場合は、初期値を持たない変数「URL」が作成されます
―所属する変数グループが変わる
変数グループ「A」にURLという変数を作成していたとします。あとから同じURLという変数を変数グループ「B」に作成しました。この場合、変数グループ「A」からURLはなくなり、変数グループ「B」だけのURLが作成されます
B.グループ名を選択
作成している変数が所属するグループを選択します。グループ名に直接入力することで、新しくグループを作成することができます。
C.初期値を入力
IDやパスワードなど、最初から変数に格納しておきたい値がある場合は、初期値へ入力します
D.コメントの入力
必要であれば、変数に関する備考などコメントを書きます。
E.データ型について
変数を作成するときに文字型や数値型などのデータ型を設定する必要はありません。
日付の計算については、日付型のフォーマットへ変更することが必要です。
