1.ブックインデックスとは
エクセル操作の各アクションの基本設定タブにブックという項目があります。その設定でインデックスで操作するブックを指定することができます。インデックスの番号はロボットを作成している、または実行しているPCでエクセルを開いた順番に割り当てられます。
またインデックスはインデックスの番号_ブック名で構成されます。ブック名にあたる部分にブック名がない(0_)になっていることがあります。これはブックを開いていない状態です。

2.ブックインデックスがずれないように注意
ロボットを作成していた時
エクセルの手順書を開きながらロボットを作成していました。エクセルの新規作成アクションを実行し、セルに値入力アクションを作成しました。このとき新規作成したエクセルにはブックインデックス1が割り当てられています。そこでセルに値入力アクションはブックインデックス1へ実行するように設定しました。
ロボットを実行するとエラーが発生
作成したロボットをスケジュール実行しました。しかしブックインデックスが1のエクセルはなかったためエラーになりました。
スケジュール実行した時に、ロボットを作成していた時とは異なり手順書は開かれていません。ロボットが新規作成したエクセルに割り当てられたブックインデックスは0となったことで、値の入力アクションで実行先として設定されたブックインデックス1のエクセルがなかったためです。
対処方法1
エクセルの各アクションを作成するときは、ブックインデックスがずれないようにロボットが操作しないエクセルは開かないようにしておくのをお勧めします。
対処方法2
0.10.4から操作対象のエクセルを指定する方法に、エクセルファイル名で指定する方法が追加されました。エクセルファイル名で指定することで、ロボットが操作しないエクセルを開いていてもインデックスがずれることはありません。
3.シートインデックスとは
エクセル操作の各アクションの基本設定タブにシート名という項目があります。その設定でインデックスで操作するシートを指定することができます。インデックスの番号はそのエクセルでシートを作成した順番に割り当てられます。
