変数とは?ロボットが使う変数について解説します

エクセルのデータをシステムに入力する作業をロボットに設定するなど、ほとんどのロボットでは変数を使用します。変数を理解し、変数をうまく使うことでロボット作成が上達します。

変数とは?

よく変数とは箱やポケットのようなものだ、と説明されることが多いです。ポケットと考えるとわかりやすいとおもうので、以下ポケットを例に説明をします。

データを保存できる(ポケットへ鍵をいれる)

ポケットへ鍵をいれるように、変数にもデータを入れる、保存することができます。

たとえばエクセルのセルA1から取得したデータを変数へ保存することができます。

変数 ロボット 解説
変数へ保存

データを取り出す(ポケットから鍵を取り出す)

ドアを開けるときにポケットから鍵を取り出すように、変数も変数に入っているデータを必要な時に取り出すことができます。

鍵を取り出すときに右側のポケットとポケットを指定します。同じように変数からデータを取り出すときも、変数の名前を指定します。

変数 ロボット 解説
変数から取り出す

新しく作成できる(ポケットを増やす)

ポケットの数が足りなくなったら、ポケットを増やします。

それと同じように変数も足りなくなったら新しく作成して増やすことができます。

作成した変数には名前を付けましょう。変数にデータを保存するときは、名前を指定して保存します。このデータをXXXという名前の変数に保存する、というイメージです。

変数 ロボット 解説
変数を作成する

複数持てる

変数はいくつでも作成することができます。作成できる変数の数に上限はありません。

変数の上手な使い方

関数の結果を変数へ保存する

JobAutoには様々な関数が用意されています。たとえば、月末の日付を取得する関数を実行します。この実行結果をたとえば変数「月末日」へ保存することができます。

中身を加工してほかの変数へ保存する

たとえば変数「日付」に、「20231204」というデータが保存されていたとします。このデータへ、「.xlsx」という文字をくっつけて「20231204.xlsx」というデータにします。加工後のデータを変数「ファイル名」へ保存することができます。

中身を加工して変数へ上書き保存する

たとえば変数「カウンター」に、「0」というデータが保存されていたとします。このデータへ、「1」を加算します。加算した後のデータを変数「カウンター」へ上書き保存することができます。

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