JobAutoでWebページのリンク先URLを取得する方法

★ページの説明・概要

JobAutoのブラウザ操作で、Webページにあるリンクの移動先URLを取得する方法を説明します。

たとえば「詳細はこちら」というリンクをクリックせずに、リンク先URLを取得して変数に格納したい場合は、「値取得」アクションを使用します。リンク要素の href 属性を取得することで、後続のブラウザ操作やデータ処理に利用できます。

★リンク先URLを取得する方法

  1. ロボデザインで対象のWebページを表示し、URLを取得したいリンク部分を操作対象として指定します。
  2. ブラウザ操作の「値取得」アクションを作成します。
  3. 基本設定の「取得する属性」で、リンク先を表す href を選択します。
  4. 「取得する値」に目的のリンク先URLが表示されているか確認します。
  5. 「格納先」に変数を設定して保存し、取得した値を後続のアクションで使用します。

「取得する属性」に表示される項目は、選択したWebページの要素によって異なります。href が候補にない場合は、実際にリンク先を持つ要素を選択できているか確認してください。

リンク先URLと表示文字の違い

Webページに表示されるリンクの文字と、リンクをクリックしたときの移動先URLは別の情報です。

項目例
画面に表示される文字詳細はこちら
リンク先URL(href)https://example.com/detail/123

リンク先を取得したい場合は、表示文字ではなく href の値を確認してください。取得結果はWebサイトの設定や要素の構造によって異なるため、後続の処理で使用する前に実際の値を確認します。

「取得する属性」と「Attribute」「Value」の違い

「値取得」アクションには、目的が異なる設定項目があります。

設定項目用途
基本設定「取得する属性」指定した要素から、どの属性の値を取得するか選ぶ
高度な設定「Attribute」「Value」値を取得する対象の要素を特定する

href を取得したい場合は、まず基本設定の「取得する属性」を確認します。高度な設定の「Attribute」「Value」は、対象要素が正しく見つからない場合などに確認してください。

リンク先URLを取得できない場合

  • href が選択できない場合:リンクの文字や画像ではなく、移動先URLを持つリンク要素を操作対象にできているか確認します。
  • 別のリンクのURLを取得してしまう場合:「要素にフォーカス」で操作対象を確認し、必要に応じてXPathなどの要素指定を見直します。
  • 取得した値が想定した形式ではない場合:サイト側で相対パスが指定されている可能性もあるため、後続の処理で利用できるURLか確認します。
  • URLを取得できない場合:リンク要素に href がなく、JavaScriptなどでページ遷移を制御している可能性があります。この方法だけでは移動先URLを取得できないことがあります。

取得したURLを別のアクションで使用する

取得したリンク先URLは変数へ格納できます。たとえば「ページを開く」アクションではURLに変数を使用できるため、取得したURLを指定して別のページを開く処理につなげられます。

URLを開く際は、取得値がそのまま利用できる形式か確認してください。詳しくはJobAutoで指定したURLのWebページを開く方法をご覧ください。

★操作動画

Webページ内のリンク先URLを取得する操作例を動画で紹介します。JobAutoのバージョンによって画面や設定項目が異なる場合があります。


関連するマニュアル

「値取得」の設定項目、取得したURLの利用方法、要素の指定方法は、以下のマニュアルをご確認ください。

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JobAutoで日付の月・日を2桁にする方法|日付型・文字型

★ページの説明・概要

JobAutoで日付の月・日を2桁にし、2026/3/5 のような日付を 2026/03/05 の形式に変更する方法を説明します。

「変数の値を加工」アクションを使用します。日付型の値は「日付の書式」で変更し、文字型の値は必要に応じて「型変換」で日付型にしてから書式を変更します。

月を2桁にする指定文字は %m、日を2桁にする指定文字は %d です。たとえば、書式に %Y/%m/%d を使用すると 2026/03/05 のように出力できます。

★日付の月・日を2桁にする方法

1.日付型の場合:日付の書式を変更する

  1. ロボデザインで「変数の値を加工」アクションを作成し、書式を変更する日付の変数を加工対象に指定します。
  2. 日付操作の「日付の書式」を選択します。
  3. 「書式」に %Y/%m/%d など、月と日が2桁で出力される形式を指定します。
  4. 「結果」を確認し、必要な変数へ値を格納します。

「日付の書式」は日付を別の日に変更する処理ではなく、出力する形式を変更する処理です。

2.文字型の場合:日付型へ変換してから書式を変更する

ExcelやWebページなどから取得した日付が文字列として扱われている場合は、先に「変数の値を加工」アクションの「型変換」で日付型に変換してください。

  1. 加工対象の変数に入っている文字列の日付形式を確認します。
  2. 「型変換」で、元の文字列に合う日付型を選択します。たとえば 20260305 という文字列なら、日付型_%Y%m%d を指定します。
  3. 型変換後の値が日付として正しく扱われていることを「結果」で確認します。
  4. 続けて「日付の書式」で %Y/%m/%d を指定し、2026/03/05 のような形式に変更します。

型変換では、元の文字列と「変換する型」の書式が合っている必要があります。文字列の並びが違う場合は、その形式に合う日付型を指定してください。

月・日を2桁にする書式の例

日付の書式出力例
%Y/%m/%d2026/03/05
%Y-%m-%d2026-03-05
%Y%m%d20260305
%m月%d日03月05日

※日付は説明用の例です。%Y は4桁の年、%m は2桁の月、%d は2桁の日を表します。「2桁」はこのページでは主に月と日のゼロ埋めを指します。

2桁にならない場合の確認ポイント

  • 「日付の書式」で、月が %m、日が %d になっているか確認します。
  • 加工対象の値が文字型の場合は、先に日付型への「型変換」が必要か確認します。
  • 型変換後や書式変更後の「結果」が想定どおりになっているか確認します。
  • 書式変更後の値を、後続のアクションで使用する変数へ正しく格納しているか確認します。

★操作動画

日付型と文字型の違いを確認し、月・日を2桁で出力する設定例を動画で紹介します。

※JobAutoのバージョンによって、設定画面の表示が異なる場合があります。


関連するマニュアル・操作例

日付の書式指定の詳細や、文字型から日付型へ変換する操作は、次のマニュアルをご確認ください。

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JobAutoで前日(昨日)の日付を取得する方法

★質問・概要

Q. JobAutoのロボットで、前日(昨日)の日付を取得するにはどうすればよいですか?

★回答

A. 「変数の値を加工」アクションの「日付のセット」で、「セットする日付」に「昨日」を指定すると、前日の日付を取得できます。

取得した日付を「2026/10/21」や「20261021」のような形式で使用したい場合は、「変数の値を加工」アクションの「日付の書式」で表示形式を変更します。

前日(昨日)の日付を取得する手順

  1. ロボデザインで、日付を格納する変数を用意し、「変数の値を加工」アクションを作成します。
  2. 加工処理で「日付のセット」を選択します。
  3. 「セットする日付」で「昨日」を選択します。
  4. 「結果」に前日の日付が表示されることを確認し、変数へ格納します。

たとえば、2026年10月22日に実行した場合、取得される日付は2026年10月21日です。実行日が変わると、取得される日付も自動的に変わります。

日付の表示形式を変更したい場合

取得した前日の日付をファイル名や検索条件などに使用する場合は、「日付の書式」で必要な形式に変更できます。

指定する書式出力例
%Y-%m-%d2026-10-21
%Y/%m/%d2026/10/21
%Y%m%d20261021

※日付は例です。「日付のセット」は取得する日付を指定する機能、「日付の書式」はその表示形式を変更する機能です。

「昨日」と「前営業日」の違い

「昨日」で取得できるのは、ロボット実行日を基準とした暦の上での前日です。月曜日に実行すれば日曜日の日付になります。土日や祝日を除いた前営業日を求める機能ではありません。

任意の日付を基準に1日前を求めたい場合は「日付の加算減算」を使用します。前営業日を求める場合は、休日を考慮した別の判定処理が必要です。

日付のセットの設定画面

「日付のセット」で前日の日付を指定する設定例です。

JobAutoの変数の値を加工アクションで前日の日付を取得する設定画面

※画面は撮影時点のものです。JobAutoのバージョンによって表示が異なる場合があります。


関連するマニュアル

日付の取得、表示形式の変更、任意の日付からの加算・減算については、以下のマニュアルをご確認ください。

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JobAutoのブックインデックスとは?番号の意味とずれる原因

★質問・概要

Q. JobAutoのExcel操作で表示される「ブックインデックス」の番号は、何を意味していますか?

★回答

A. ブックインデックスは、JobAutoが操作対象のExcelブックを識別するための番号です。 Excelを開いた順番を基準に、0から番号が割り当てられます。

Excel操作アクションの基本設定にある「ブック」で「インデックス」を選択すると、この番号を使って操作対象のExcelを指定できます。

ブックインデックスの表示例

ブックインデックスは、通常、次のように「インデックス番号_ブック名」の形式で表示されます。

0_手順書.xlsx
1_売上.xlsx

この例では、最初に認識された「手順書.xlsx」が「0」、次の「売上.xlsx」が「1」です。ファイル名は説明用の例です。

なお、マニュアルでは、0_ のように番号だけでブック名が表示されない場合は、ブックを開いていない状態だと説明しています。

Excelを開く順番が変わると、番号も変わる場合があります

ブックインデックスはExcelを開いた順番に応じて割り当てられるため、ロボット作成時と実行時で開いているExcelの数や順番が異なると、番号が変わる場合があります。

たとえば、ロボット作成中は「手順書.xlsx」が先に開いていたため「売上.xlsx」がブックインデックス「1」だったとしても、スケジュール実行時に「売上.xlsx」だけを開くと「0」になる場合があります。

この状態で、Excel操作アクションがブックインデックス「1」を操作する設定のままだと、目的のExcelが見つからずエラーになることがあります。また、別のExcelが「1」として認識されていると、意図しないブックを操作する可能性もあります。

ブックインデックスがずれる場合の対処方法

  • ロボット作成時と実行時で、開いているExcelの数や順番が異なっていないか確認します。
  • Excel操作アクションの「ブック」で、現在のインデックス番号とブック名の組み合わせを確認します。ロボット作成時だけでなく、実行時の状態も確認してください。
  • 操作するExcelファイル名が分かっている場合は、「ブック」を「名前」で指定する方法を検討します。JobAuto 0.10.4以降ではExcelファイル名による指定ができます。

ファイル名が決まっている場合は、「名前」によるブック指定も検討してください。 ブックインデックスによる指定と名前による指定の詳しい違いは、以下の「Excelのブック・シートを指定する方法」マニュアルをご確認ください。複数のExcelを使い分ける具体的な手順は、関連する操作例で紹介しています。

ブックインデックスとシートインデックスの違い

ブックインデックスはExcelブックを識別する番号で、シートインデックスはブック内のシートを識別する番号です。番号の割り当て基準が異なるため、混同しないようにしてください。

種類番号の基準
ブックインデックスPCでExcelを開いた順番
シートインデックスそのExcelでシートを作成した順番

★操作動画

Excel操作で表示されるブックインデックスの番号について、操作動画で紹介します。

※JobAutoのバージョンによって、画面の表示や指定方法が異なる場合があります。


関連するマニュアル・FAQ

ブックの指定方法やインデックス番号が変わる場合の対処方法については、次のページをご確認ください。

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JobAutoでロボットをアップロードできない場合の原因と対処方法

★質問・概要

Q.ロボデザインで作成したロボットをROBOWEB(ロボサーバ)へアップロードしようとすると、エラーが発生してアップロードできません。どこを確認すればよいですか?

★回答

ロボサーバの起動状態、Windowsファイアウォール、アップロード先URLを順番に確認してください。 ロボサーバには接続できるもののアップロードの途中で失敗する場合は、アップロード先のプロジェクトやタイムアウト設定も確認します。

1.ロボサーバが起動しているか確認する

アップロード先のPCでロボサーバ(robo_server.exe)が起動しているか確認してください。ロボサーバが停止している場合は、起動してからアップロードをやり直します。

JobAuto 0.10.0以降では、ロボサーバはWindowsのタスクトレイに常駐します。ロボサーバが動作しているPCでタスクトレイのアイコンを確認し、標準のポート設定であればブラウザから http://localhost:8080 にアクセスしてROBOWEBが表示されるか確かめてください。

2.Windowsファイアウォールの通信設定を確認する

ロボデザインからロボサーバへ接続できない場合は、Windowsファイアウォールなどの通信制限を確認してください。robo_web.exe など、ROBOWEBに関係する正規のJobAutoプログラムの通信許可設定も確認項目です。

ROBOWEBの標準ポートは 8080 です。別のPCへアップロードするときは、ロボデザインを使用するPCからロボサーバの待受ポートへ接続できる必要があります。ポート番号を変更している場合は実際の設定値を確認してください。

ファイアウォール全体を無効にしたり、8080番ポートをインターネット全体へ無条件に公開したりしないでください。 必要なプログラム・接続元・通信先に限って許可し、社内の管理方針に従ってください。

3.アップロード先URLを確認する

ロボデザインとロボサーバが同じPCの場合、標準設定ならアップロード先URLは http://localhost:8080 です。接続できない場合は http://127.0.0.1:8080 に変更して確認する方法もあります。

ロボサーバが別のPCにある場合は、localhost や 127.0.0.1 ではなく、ロボサーバのホスト名またはIPアドレスと実際のポート番号を指定してください。

アップロード先URLの末尾が http://localhost:8080/ のように「/」で終わっている場合は、末尾の「/」を外して試してください。

4.アップロード先のプロジェクトを確認する

ロボデザインの「ロボットをアップロード」で、アップロード先のプロジェクトが正しく選択されているか確認してください。プロジェクトの選択方法は、関連するアップロード操作のマニュアルをご覧ください。

5.アップロードがタイムアウトする場合

ロボサーバへ接続できていても、通信や処理に時間がかかるとアップロードがタイムアウトすることがあります。JobAuto 0.10.10以降では、ロボデザインのツールバーから「設定」-「ロボデザインの設定」を開き、ロボット・共通部品のアップロードタイムアウト時間を変更できます。

この設定はロボットのアクション実行時のタイムアウトとは別のものです。タイムアウトが発生している場合に確認してください。

6.共通部品のアップロードでタイムアウトした場合

ロボデザインから共通部品をアップロードした際、ロボデザイン側にタイムアウトエラーが表示されても、ロボサーバ側では共通部品の更新が完了している場合があります。この症状は、アップロード先プロジェクトに登録されたロボットやスケジュールの数が多く、ロボサーバ側の処理と結果の応答に時間がかかった事例で報告されています。ただし、すべてのアップロードエラーが同じ原因とは限りません。

エラーが表示された場合は、すぐにアップロードを繰り返す前に、次の手順で実際の登録状況を確認してください。

  1. ROBOWEBにログインし、共通部品をアップロードした対象プロジェクトを確認します。
  2. ROBOWEBの「共通部品一覧」を開き、対象の共通部品が存在するか、更新日時が今回のアップロード後のものになっているかを確認します。
  3. 利用中のバージョンで履歴・バージョン情報・変更内容を確認できる場合は、それらも照合し、意図した内容が反映されたか確認します。更新日時だけで内容の一致を保証することはできません。
  4. 正常に反映されていれば、同じ内容を不要に再アップロードすることは避けます。反映されていない場合は、ロボデザインのタイムアウト設定やロボサーバ側の状態を確認してください。

JobAuto 0.10.10以降では、ロボデザインのツールバーから「設定」→「ロボデザインの設定」を開き、ロボット・共通部品のアップロードタイムアウト時間を変更できます。待機時間を長くすることで改善する場合がありますが、時間を延ばしても解決しないときは、ロボサーバの起動状態、通信状況、エラーメッセージなどを確認してください。

共通部品の保存・アップロード手順は、JobAutoで共通部品をロボサーバへアップロードする方法、タイムアウトの設定はJobAutoのアップロードタイムアウト設定をご参照ください。

アップロード時のエラー画面の例

JobAutoでロボットをアップロードできない場合のエラー画面

ここまで確認しても解決しない場合は、表示されたエラーメッセージ、アップロード先URL、ロボデザインとロボサーバが同じPCか別のPCか、JobAutoのバージョン、発生した日時を控えてサポートへご相談ください。


関連するマニュアル・サンプル

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JobAutoで複数のExcelから処理対象のブックを指定する方法

★ページの説明・概要

JobAutoで複数のExcelファイルを開いているときに、値の取得や入力を行う対象のExcelブックを指定する方法を説明します。

Excel操作アクションの基本設定にある「ブック」で「名前」または「インデックス」を選択し、操作するExcelを指定します。たとえば、あるExcelから値を取得し、別のExcelへ入力する処理に使用できます。

Excelの指定方法全体の仕様は、Excelのブック・シートを名前・インデックスで指定する方法をご確認ください。

★複数のExcelから操作対象のブックを指定する方法

1.Excelブックを「名前」で指定する

操作するExcelファイル名が分かっている場合は、「ブック」で「名前」を選択し、対象のExcel名を指定します。JobAuto 0.10.4以降ではExcelを名前で指定でき、ブック名にはJobAutoの変数を使用できます。

名前で指定する場合は、ほかのExcelファイルが開かれる順番が変わっても、インデックス番号のずれによる誤指定を避けやすくなります。

設定例:売上.xlsxから集計.xlsxへ値を入力する

アクション「ブック」で指定する名前操作内容
セルの値取得売上.xlsx売上.xlsxから値を取得する
セルに値入力集計.xlsx集計.xlsxへ値を入力する

この例では、値取得アクションと値入力アクションで、異なるブックを指定します。ファイル名は説明用の例です。アクションごとに「ブック」が正しく設定されているか確認してください。

2.ブックを「インデックス」で指定する

「ブック」で「インデックス」を選択すると、Excelを開いた順番に応じた番号から操作対象を指定できます。ブックインデックスは 0_ブック名、1_ブック名 などの形式で表示されます。

ブックインデックスは0から始まり、Excelを開く順番や開いているファイルの数によって変わることがあります。作成時には「1」だったブックが、スケジュール実行時には「0」になり、目的のExcelを操作できない場合があります。

インデックス番号の意味やずれる原因は、JobAutoのブックインデックスとは?番号の意味とずれる原因をご確認ください。

3.複数のExcelを操作するときの設定手順

  1. 「エクセルを開く」アクションなどで、処理に必要なExcelファイルを開きます。
  2. 値取得や値入力など、対象のExcelを操作するアクションの設定画面を開きます。
  3. 基本設定の「ブック」で「名前」または「インデックス」を選択し、対象のExcelを指定します。
  4. 必要に応じて「シート名」で、操作するシートを指定します。ブックとシートは別々の設定です。
  5. 別のExcelを操作する後続アクションでも、対象となる「ブック」を指定し直します。
  6. ロボットをテスト実行し、正しいExcelから取得・正しいExcelへ入力できているか確認します。

「エクセルを開く」アクションの「ファイル」は、これから開くExcelファイルを指定する項目です。一方、セルの値取得・値入力などの「ブック」は、すでに開いているExcelのうちどれを操作するかを指定します。混同しないようにしてください。

4.意図したExcelを操作できない場合

  • ブックが見つからない:目的のExcelがアクション実行時に開いているか確認してください。
  • 名前で指定している:Excelファイル名が正しいか、変数を使っている場合は実行時の値が合っているか確認してください。
  • インデックスで指定している:ロボット作成時と実行時で開いているExcelの順番や数が異なっていないか確認してください。
  • 別のシート・セルを操作する:ブックが正しい場合は「シート名」とセルの指定も確認してください。
  • スケジュール実行だけ失敗する:ロボット作成時には別のExcelも開いていたなど、ブックインデックスがずれる状況になっていないか確認してください。

操作対象のブック名が分かっている場合は、「インデックス」ではなく「名前」で指定する方法も検討してください。

★操作動画

複数のExcelを開いているときに、操作対象のブックを指定する方法を動画で紹介します。

※JobAutoのバージョンによって、画面の表示や選択できる指定方法が異なる場合があります。


関連するマニュアル・FAQ

Excelファイルの開き方、ブック・シートの指定方法、値入力、およびブックインデックス番号については以下をご確認ください。

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JobAutoで変数の初期化が必要な場面とタイミング|繰り返し処理

★概要

JobAutoで変数の値を初期化する必要がある場面と、初期化するタイミングを説明します。Excelへの書き込み行番号やエラーフラグなど、処理中に値が変わる変数を例に紹介します。

変数を初期化しないまま次の処理へ進むと、前の処理で使用した値が残り、Excelの書き込み位置がずれたり、正常なデータまでエラーと判定されたりすることがあります。何を初期化するかだけでなく、どの処理の前に初期化するかを決めることが重要です。

ここでいう「変数の初期化」は、値を必要な初期状態へ戻すための処理です。ロボデザインのコントロールパネルにある、ロボット全体のテスト状態を初期化する機能とは用途が異なります。

★操作動画:変数の値を初期化する必要がある場面

変数の値の初期化が必要になるケースと操作例を紹介する動画です。動画内の画面や設定項目は、現在のJobAutoのバージョンと異なる場合があります。


1.変数を初期化した方がよい場面

例えば、次のように前の値が次の処理へ引き継がれると困る変数は、処理の開始時に初期化する必要があります。

変数の例初期化しないと起こること初期化する位置の例
Excelの書き込み行番号前回の行番号が残り、途中の行から書き込みを始める一連のExcel転記を開始する前
エラーフラグ前のデータで発生したエラーの状態が、次のデータにも残る各データの処理を始める前
件数を数えるカウンター前回の件数が加算されたままになる新しい集計を開始する前
一時的な取得値今回取得できなかった際に、前回取得した値を誤って使用する新たな取得処理を始める前

ただし、処理全体で値を累積するための変数は、毎回の繰り返しで初期化してはいけません。変数が「1件ごとに使う値」なのか「処理全体を通して使う値」なのかを整理してください。

2.Excelの書き込み行番号を初期化する例

Webページから取得した値をExcelの1行目から順番に書き込む処理を考えます。書き込み先の行番号を変数で管理している場合、転記開始時にその値が「6」になっていると、1行目ではなく6行目から書き込まれる可能性があります。

2-1.行番号は一連の転記処理を開始する前にセットする

  1. Excelへ転記する処理の開始前に、行番号を管理する変数(例:書込行)へ 1 をセットします。
  2. 繰り返し処理の中でWebページの値を取得し、行番号の変数を参照してExcelへ書き込みます。
  3. 1行の書き込みが終わったら、行番号の変数へ 1 を加算します。
  4. 次の繰り返しでは、更新した行番号を使って次の行へ書き込みます。
処理行番号用の変数Excelへの書き込み先
転記の開始前1 にセット—
1件目1A1
2件目2A2
3件目3A3

重要:行番号を繰り返し処理の先頭で毎回 1 に戻してしまうと、すべてのデータをA1へ上書きしてしまうおそれがあります。行番号の初期化は、1件ごとではなく、一連の転記処理を始めるときに1回行います。見出しの下の2行目から書き始める場合は、初期値を 2 にします。

Excelの書き込み位置が途中の行から始まる場合は、JobAutoでExcelへの書き込みが途中の行から始まる場合の対処方法も参考にしてください。

3.繰り返し処理でエラーフラグを初期化する例

一方、データ1件ごとの正常・異常を表すエラーフラグは、各データの処理の開始時に初期化します。例えば「エラーなし」を 0、「エラーあり」を 1 とする場合です。

  1. 繰り返し対象のデータを1件処理し始める前に、エラーフラグを 0 に戻します。
  2. 必要なブラウザ操作・Excel操作などを実行します。
  3. エラーが発生した場合は、エラーフラグを 1 に変更する処理を実行します。
  4. 後続アクションの前に変数の値を評価し、0 なら処理を続け、1 なら不要な後続処理を行わないようにします。
  5. 次の対象へ進んだら、再びフラグを 0 に初期化します。

エラー時にフラグを更新する処理は、エラーが発生してもそのフローへ進めるよう、エラー発生時の対応を適切に設定しておく必要があります。実行がその場で停止する設定では、フラグ変更処理まで到達しません。

エラーフラグによる処理制御については、JobAutoでエラーフラグを使う方法|繰り返し処理の制御も確認してください。


4.変数を初期化する方法の使い分け

JobAutoには、初期値を設定する方法、変数の値をセットする方法、複数の変数をまとめて初期化する方法などがあります。ロボットの実行中に自動で行いたい操作か、ロボデザインで手動で行う操作かを区別してください。

方法対象・動作向いている用途
「変数の値を加工」→「値セット」ロボット実行中に、指定した値を変数へセットする行番号を1に戻す、エラーフラグを0に戻す
「変数グループ初期化」アクション指定した変数グループ内の変数をまとめて各初期値へ戻す処理単位で複数の変数をまとめて初期化する
変数の「初期値に戻す」ロボデザインで対象変数を手動で初期値へ戻す作成・デバッグ時に変数の状態を戻す
コントロールパネルの「初期化」ロボットのテスト・デバッグ状態を初期化するテストを最初からやり直す、繰り返し回数をリセットする

4-1.変数1つへ指定した値をセットする

行番号やエラーフラグなど、初期化する値が決まっている場合は「変数の値を加工」アクションの「値セット」を使用できます。セットする値を指定し、加工結果の格納先を対象の変数に設定して、目的の値が入ることを確認します。

変数に初期値を設定している場合は、「値セット」でその初期値と同じ値を設定します。初期値を設定していない場合は、「値セット」でNULL(何も設定しない状態)を指定して、変数の値を未設定の状態へ戻す方法があります。

変数の初期値ロボット実行中の戻し方例
初期値が設定されている「変数の値を加工」→「値セット」で、設定済みの初期値と同じ値をセットするエラーフラグの初期値が0なら、0に戻す
初期値が設定されていない「値セット」でNULL(何も設定しない状態)を指定する一時的な取得値を、値が設定されていない状態へ戻す

注意:NULLは「値が設定されていない状態」を意味します。文字列としての「NULL」を変数へ格納することとは異なります。値セットの画面で指定する内容と、アクション実行後の変数の状態を確認してください。また、初期値が設定されていても、値セットを実行すると自動的にその値へ戻るわけではありません。初期値を明示的に指定してください。

設定項目についてはJobAutoで変数に値をセットする方法(値セットアクション)をご確認ください。

4-2.複数の変数をまとめて初期化する

関連する複数の変数をまとめて初期値へ戻したい場合は、「変数グループ初期化」アクションを使用できます。「対象のグループ」に指定した変数グループに所属する変数が対象となります。

注意:変数グループ内のすべての変数が初期化されます。処理途中の値を保持する必要がある変数は同じグループに含めず、初期化用のグループを分けて管理してください。また、初期化は必ず空欄にする操作ではなく、各変数に設定された初期値へ戻す操作です。

詳しくはJobAutoで変数グループを初期化する方法をご確認ください。

4-3.ロボデザインで手動で初期値に戻す

デバッグ時に特定の変数だけを元の状態へ戻す場合は、変数を右クリックして「初期値に戻す」を使用できます。初期値が設定されていればその値に戻り、初期値がなければ値が入っていない状態になります。

「初期値に戻す」と「クリアする」は異なる操作です。「クリアする」は初期値自体も消すため、初期値を残したいときには使用しないでください。

操作方法はJobAutoで変数の値を初期値に戻す方法をご確認ください。

5.ロボットのテスト状態の初期化との違い

ロボデザインのコントロールパネルにある「初期化」は、ロボットのテスト・デバッグ状態を初期化する機能です。繰り返し処理のテストをやり直す場合などに使用します。

今回のように、ロボットを実行している途中で特定の変数をリセットしたい場合は、アクションフロー内で「値セット」や「変数グループ初期化」を設定してください。コントロールパネルの「初期化」を実行する操作とは別です。

ロボットのテスト状態をリセットする方法は、JobAutoでロボットのテスト状態を初期化する方法をご確認ください。

6.変数の初期化がうまくいかない場合の確認事項

  • 初期化する位置:1件ごとの変数なのか、処理全体で使う変数なのかを確認し、初期化する位置を決めます。
  • 初期化後の値:変数の初期値が必ず空欄や0とは限りません。設定された初期値や「値セット」で指定した値を確認します。
  • 格納先の変数:対象の変数を正しく指定できているか、別の変数を変更していないか確認します。
  • 繰り返しの回数:転記行番号のように増加させて使う値を、各行の先頭で毎回初期化していないか確認します。
  • 条件分岐:エラーや条件に応じて一部のアクションが実行されなかった場合でも、必要な初期化処理に到達する構成になっているか確認します。
  • 他のアクション:初期化後に別のアクションが同じ変数を書き換えていないか確認します。

実行前、初期化直後、データ取得後、後続処理の直前など、処理の節目で変数の値を確認すると、どこで想定外の値になったか切り分けやすくなります。


関連するFAQ・マニュアル

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JobAutoでExcelの該当日付を検索して値を入力する方法

★ページの説明・概要

JobAutoでExcelの表から指定した日付の行を検索し、見つかった行の別のセルへ値を入力する方法を説明します。

たとえば、A列に日付が並んでいる表で該当日を探し、同じ行のC列に実績値を入力する場合などに使用できます。「検索」アクションでは、検索したセルの位置を基準に入力先のセルを指定できます。

★Excelの日付を検索して同じ行へ値を入力する方法

Excel操作の「検索」アクションを使用します。「検索する文字」に目的の日付を指定し、「移動列数」「移動行数」で入力先のセルを指定したうえで、「値の入力」を選択します。

「検索」アクションには、見つかったセルを基準に別のセルへ値を入力する機能があります。単一の日付を探して入力する操作であれば、行の繰り返し処理を作成せずに設定できます。

1.該当の日付を探して入力する手順

  1. JobAutoで対象のExcelファイルを開き、操作するブックとシートを指定します。
  2. Excel操作の「検索」アクションを作成し、「検索する文字」に探したい日付を指定します。検索する文字には変数を使用できます。
  3. 高度な設定の「完全一致検索」で、必要に応じて完全一致を選びます。また、「検索開始位置」「検索方向」「検索対象」を確認します。
  4. 日付が見つかったセルとは別のセルへ入力する場合は、「移動列数」「移動行数」で入力先を指定します。
  5. 「値の入力」を選択し、入力するデータを設定します。入力する値にも変数を使用できます。
  6. 実行して、目的の日付と同じ行の指定セルに値が入力されることを確認します。

2.設定例:A列の日付を検索して同じ行のC列へ入力する

たとえば、A列に日付が並ぶ表で「2026/10/22」を検索し、見つかった行のC列へ値を入力する場合は、「検索する文字」に「2026/10/22」を設定します。

A列からC列までは2列離れているため、検索結果を基準として「移動列数」に 2、「移動行数」に 0 を指定し、「値の入力」で入力する値を設定します。

※日付・列の配置・入力値は説明用の例です。実際のシート構成に合わせて設定してください。検索する日付の文字列とExcelのセルの表示内容が一致しているかにも注意してください。

3.日付が見つからない場合に確認すること

  • 検索対象のブック・シート:日付が記載されたExcelブックとシートが指定されているか確認します。
  • 日付の表示形式:「2026/10/22」「2026年10月22日」など、Excel画面上の表示と検索する文字が異なっていないか確認します。必要に応じて、変数の「日付の書式」で形式を調整します。
  • 検索対象:Excelに表示されている内容から探す場合は、検索アクションの高度な設定で「検索対象」を「値」にする方法があります。セルが保持している内容をもとに検索する場合は「数式」の設定も確認してください。
  • 検索条件:「完全一致/部分一致」「検索開始位置」「検索方向」を確認します。
  • 入力する位置:目的の日付は見つかるのに別のセルへ入力される場合は、「移動列数」「移動行数」を確認します。

同じ日付が複数行にある場合は、検索で見つかる位置を確認してください。複数行すべてへ入力したい場合は、検索開始位置や繰り返し処理を含め、目的に合った方法を検討してください。

★操作動画

Excelの表内で該当の日付を検索し、見つかった行へデータを入力する操作例を動画で紹介します。

※動画の操作画面や設定項目は、現在のJobAutoのバージョンと異なる場合があります。


関連するマニュアル

検索アクションの設定、Excelセルへの値入力、検索する日付の書式については、以下のマニュアルをご確認ください。

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JobAutoでWindowsユーザーを切り替えてもロボットは動きますか?

★質問・概要

Q. ロボクライアントが稼働しているPCでロボットを実行しています。ロボットが動いている間にWindowsのユーザーを切り替え、別のユーザーでほかの作業をしても、ロボットは動き続けますか?

★回答

A. 実行するアクションによって影響は異なりますが、ロボットの実行中にWindowsユーザーを切り替える運用は推奨しません。

アプリ操作のようにマウスやキーボードでデスクトップ画面を操作するアクションは、ユーザーを切り替えるとエラーになり、処理を継続できない場合があります。

マウスやキーボードによる画面操作を伴わないブラウザ操作やExcel操作では、ユーザー切り替え後も処理が継続するケースがあります。ただし、ブラウザ操作やExcel操作だけのロボットであっても、Windowsユーザーを切り替えて正常に実行できることを保証するものではありません。

1.アクションの種類による違い

  • アプリ操作:デスクトップのマウス・キーボード操作を行うため、ユーザー切り替えによって操作対象の画面を利用できなくなり、エラーになる場合があります。
  • ブラウザ操作:マウス・キーボードによる画面操作を伴わない場合は、処理を継続できるケースがあります。ただし、実行中のアクションやブラウザの状態によって影響が異なります。
  • Excel操作:画面のマウス・キーボード操作を伴わない場合は、処理を継続できるケースがあります。ただし、ほかのアクションやWindowsの実行環境への影響も確認が必要です。

ブラウザ操作やExcel操作を使用している場合でも、ロボット全体にアプリ操作や画面に依存する処理が含まれていれば、ユーザー切り替えによってエラーになる可能性があります。

2.ユーザー切り替えでロボクライアントが停止する

ロボクライアントを起動したWindowsユーザーから別のユーザーへ切り替えると、ロボクライアントは停止します。 Windowsからログオフした場合も同様です。

ロボクライアントが停止していると、ROBOWEBからのスケジュール実行指示を受け取れず、新たなスケジュール実行ができなくなります。Windowsユーザーを切り替えた場合は、ロボクライアントの起動状態やROBOWEBのPC一覧にある通信状態を確認してください。

なお、ロボクライアントの停止と、切り替え時点ですでに実行中の個々のアクションが継続できるかどうかは、区別して考える必要があります。

3.ロボロック使用中もWindowsユーザーを切り替えない

JobAutoには、ロボットがデスクトップを使用できる状態を維持しながら画面をロックする「ロボロック(robo_lock.exe)」があります。アプリ操作などを含むロボットを実行するPCで、画面を人に見せたくない場合やリモートデスクトップ接続を切断したい場合に使用できます。

ただし、ロボロックを実行した後にWindowsのログインユーザーを切り替えると、ロボロックが停止します。ロボロックを使用していても、Windowsのユーザー切り替えは行わないでください。

また、Windows標準の画面ロックやスクリーンセーバーはロボロックとは異なります。アプリ操作に必要なデスクトップを利用できず、エラーになる場合があります。

4.ロボット実行中に別の作業をしたい場合

ロボットを安定して実行するためには、ロボット実行中にWindowsユーザーを切り替えず、実行PCでの手動操作を避ける運用をおすすめします。

ロボットを動かしながら別の作業を行う必要がある場合は、ロボット実行用のPCと、人が作業するPCを分ける方法もご検討ください。

5.ユーザーを切り替えてしまった場合の確認事項

ロボットの実行中にWindowsユーザーを切り替えてしまった場合は、実行結果や次回のスケジュール実行への影響を確認してください。

  • ROBOWEBの実行ログで、実行していたロボットが正常終了したか、エラーになったかを確認する。
  • 実行PCで robo_client.exe が起動しているか確認する。
  • ROBOWEBのPC一覧で、実行端末が「通信可能」になっているか確認する。
  • 停止している場合は、JobAutoを使用するWindowsユーザーで起動し直し、次回のスケジュール実行に備える。

ユーザーを元に戻すだけでロボットの処理が自動的に復旧するとは限りません。ロボットの実行ログと、必要に応じて業務データの処理結果も確認してください。


関連するマニュアル・FAQ

ロボクライアントの動作条件や、ロボロック・画面ロックについては、次のページをご確認ください。

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JobAutoでブランチを使うケース|繰り返し処理とフロー整理

★質問・概要

Q.JobAutoのロボデザインで、ブランチはどのようなときに使いますか? 繰り返し処理や条件分岐とはどう違うのでしょうか?

★回答

ブランチは、ロボットのアクションフローを複数に分けて作成したいときに使用します。 主に、繰り返し処理の対象に含めたくないアクションを別のフローへ配置する場合や、処理内容ごとにフローを整理する場合に役立ちます。

ブランチは条件分岐とは異なり、通常の処理の流れでは、分けたフロー上のアクションも実行されます。

1.繰り返し処理の対象からアクションを分けたい場合

JobAutoの繰り返し処理では、繰り返しアクションから、その後のendまでのフロー上にあるアクションが繰り返しの対象になります。繰り返しアクションの後で複数のブランチに分けても、その先のアクションが繰り返し対象になる場合があります。

繰り返しの対象に含めたくない処理がある場合は、繰り返しアクションより前にブランチを作成し、別のフローへアクションを配置してください。

たとえば、複数ファイルのデータをExcelへ順番に書き込んだ後、すべての繰り返し処理が終わってからExcelを保存・終了したい場合です。保存・終了の処理を繰り返しの対象外となる別のフローに配置することで、1件ごとにExcelを閉じてしまうことを避けられます。

繰り返し処理の対象範囲は、ロボデザインで繰り返しアクションを選択した際に緑色で表示されるフローの線でも確認できます。詳しくはアクションフローにおける繰り返しをご確認ください。

2.処理内容ごとにアクションフローを整理したい場合

ロボットの処理が長くなった場合は、処理内容ごとにブランチを分けてアクションを配置すると、ロボット全体の流れを把握しやすくなります。

たとえば「データ取得」「データ加工」「ファイル出力」のように作業のまとまりごとにフローを分けると、アクションの配置や修正箇所を確認しやすくなります。ただし、ブランチで分けただけでは、その処理を実行しない設定にはなりません。

3.ブランチと条件分岐の違い

機能動作主な用途
ブランチ通常の処理の流れでは、分けたフローも実行対象になる繰り返し処理の範囲を分ける、処理内容ごとにフローを整理する
条件分岐判定結果によって、分かれたフローを実行するかどうかが変わる条件を満たしたときだけ特定の処理を実行する

「条件を満たした場合だけメールを送信したい」など、実行するフローを条件によって切り替えたいときは、ブランチではなく条件分岐を使用します。

4.ブランチを追加する方法

  1. ロボデザインのアクションフローで、ブランチを追加する位置を確認します。
  2. 対象のアクションを右クリックします。
  3. 「分岐操作」から「ブランチ追加」を選択します。
  4. 追加されたフローに必要なアクションを配置し、実行順序を確認します。

操作画面を使った詳しい手順は、JobAutoでブランチを追加する方法をご確認ください。

★操作動画

ブランチを使ってアクションフローを分ける操作例を動画で紹介します。画面や操作項目はJobAutoのバージョンによって異なる場合があります。


関連するマニュアル・講習

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