JobAutoのメール送信アクションでエラーが出る原因と対処方法

★質問・概要

Q. JobAutoの「メール送信」アクションを実行するとエラーになります。原因と対処方法を教えてください。

宛先・件名・本文の未設定、添付ファイルの指定、SMTPサーバや認証情報の設定など、メール送信アクションで発生する主なエラーと対処方法を説明します。

★回答

A. 表示されたエラーに応じて、「基本設定」「送信サーバ(SMTP)情報」「添付ファイル」の設定を確認してください。 変数を使用している項目は、設定画面に変数名が入っているだけではなく、アクション実行時の変数の値が空白になっていないか確認することが重要です。

メール送信アクションで発生する主な6種類のエラーについて、原因と対処方法を順番に説明します。通信状態やメール送信方式など、あわせて確認したい項目も紹介します。

1.宛先・件名・本文が空白になっているエラー

原因:「メール送信」アクションの基本設定で、宛先・件名・本文のいずれかが空白になっている場合に発生します。変数を指定している場合は、実行時に変数の中身が空白になっていることもあります。

JobAutoのメール送信アクションで宛先・件名・本文が空白の場合のエラー画面

対処方法:次の項目を確認してください。

  • 「宛先」に送信先のメールアドレスが設定されているか。
  • 「件名」が空白になっていないか。
  • 「本文」が空白になっていないか。
  • 変数を使用している場合は、アクション実行時に各変数へ値が入っているか。

また、差出人のメールアドレスも使用する送信方法に応じて正しく設定してください。設定項目の詳細は、ページ末尾の「メール送信」マニュアルをご確認ください。

2.添付ファイルが見つからないエラー

原因:添付ファイルに指定したパスが誤っている、またはメール送信アクションを実行した時点で対象ファイルが存在しない場合に発生します。

JobAutoのメール送信アクションで添付ファイルが見つからないエラー画面

対処方法:添付ファイルに設定したファイルパスが正しいか、アクション実行時にそのファイルが存在しているかを確認してください。ファイルパスに変数を使用している場合は、実行時に展開される値も確認します。

なお、現在の「メール送信」アクションには「設定した添付ファイルがない場合」の設定があり、「エラーにする」「エラーにしない」を選択できます。添付ファイルが必須かどうかに応じて設定してください。

3.SMTPサーバ名が間違っているエラー

原因:「送信サーバ(SMTP)情報」のSMTPサーバ名が誤っている、空白になっている、またはポート番号が適切でない場合に発生します。

JobAutoのメール送信アクションでSMTPサーバ設定が正しくない場合のエラー画面

対処方法:SMTPサーバ名が正しいか、空白になっていないか、ポート番号がメールサービスの指定と一致しているかを確認してください。SMTPサーバ名やポート番号に変数を使用している場合は、実行時の値も確認します。

必要に応じてSSLなどの接続保護設定も確認してください。利用するメールサービスによってSMTPサーバ名・ポート番号・接続方式は異なります。

4.SMTPのポート番号が空白になっているエラー

原因:「送信サーバ(SMTP)情報」のポート番号が空白の場合に発生します。

JobAutoのメール送信アクションでSMTPポート番号が空白の場合のエラー画面

対処方法:ポート番号が空白になっていないか確認し、使用するSMTPサーバで指定された番号を設定してください。変数を使用している場合は、アクション実行時に変数の中身が空白になっていないかも確認します。

5.SMTPのユーザー名が空白になっているエラー

原因:「送信サーバ(SMTP)情報」のユーザー名が空白の場合に発生します。

JobAutoのメール送信アクションでSMTPユーザー名が空白の場合のエラー画面

対処方法:ユーザー名が正しく入力されているか確認してください。変数を使用している場合は、アクションを実行するときに変数の値が空白になっていないかも確認します。

6.SMTPのユーザー名・パスワードが間違っているエラー

原因:「送信サーバ(SMTP)情報」のユーザー名またはパスワードが誤っている、あるいはパスワードが空白の場合に発生します。

JobAutoのメール送信アクションでSMTP認証情報が間違っている場合のエラー画面

対処方法:メールサーバへのログインに使用するユーザー名とパスワードが正しいか確認してください。パスワードが空白になっていないか、変数を使用している場合は実行時に適切な値が入っているかも確認します。

認証方法や使用するパスワードの種類はメールサービスによって異なります。メールサービス側で求められる認証条件も確認してください。パスワードの実際の値をログや問い合わせ内容に記載しないよう注意してください。

7.設定に問題がない場合に確認すること

上記6種類に該当しない場合は、次の点も確認してください。

  • PCの通信状態:ロボットが動いているPCから、メールサーバへ接続できる状態か確認します。ネットワークの切断などによって送信に失敗する場合があります。
  • 送信方式:「高度な設定」の「メール送信方式」を確認します。「スクリプトからメール送信する」で送信できない場合は、正式マニュアルで案内している「オリジナル方式で送信する」も確認してください。
  • Outlookを使用する場合:Outlookから通常のメール送信ができる状態か確認します。Outlookを使用して送信する方式では、アクション内の「送信サーバ(SMTP)情報」は使用しません。
  • エラーメッセージ:エラーが発生したアクションとメッセージを確認し、該当する設定項目を再確認します。

なお、メール送信アクションが正常終了した場合でも、宛先不明や受信拒否などにより、メールが相手に届かないことがあります。その場合は送信元アドレスにエラー通知メールが届いていないか確認してください。

8.通信状態によって一時的に送信できない場合のリトライ

PCとメールサーバの通信が一時的に不安定になった場合などは、メール送信アクションが失敗することがあります。原因が一時的なものであれば、少し待ってから再実行することで送信できる場合があります。

このような場合は、条件分岐でエラー時の処理を分け、待機(wait)を入れてからメール送信を再試行する方法を検討してください。ただし、送信先やSMTP認証情報などの設定が間違っている場合は、再試行しても改善しません。まずエラーの原因を確認します。

リトライ処理の組み方

  1. メール送信アクションでエラーが発生した場合の処理を、条件分岐などで分けます。
  2. エラーの原因を確認し、一時的な通信障害などで再試行してよい場合に限ってリトライします。
  3. 再試行する前に待機(wait)を入れます。
  4. メール送信アクションを再実行します。送信に成功した場合はリトライを終了し、後続処理へ進めます。
  5. 繰り返し回数に上限を設け、上限に達しても解決しない場合はエラーとして記録し、処理を終了するなどの対応を行います。

以下は、条件分岐と待機を組み合わせたフローの参考画像です。実際の設定は、使用するJobAutoのバージョンやロボットの構成に合わせて確認してください。

メール送信に失敗した場合に条件分岐と待機を使ってリトライするフローの参考画像

繰り返し回数を制限する方法は、JobAutoでリトライ回数に上限を設定する方法を確認してください。

再送する前に二重送信を確認する

注意:メール送信アクションがエラーになっても、メールサーバ側では送信が受け付けられている場合があります。送信結果が確認できないまま再試行すると、同じメールが複数回送信されるおそれがあります。

再試行する前に、利用している送信方式やメールサービスの記録から送信状況を確認してください。送信済みかどうか判断できない場合は、自動的に再送せず、担当者が確認できるように処理を止める方法も検討してください。

9.それでもエラーが解消しない場合

このページに記載のないエラーや、対処後も解消しないエラーが発生した場合は、表示されたエラーメッセージ、使用している送信方式、JobAutoのバージョンなどを確認し、JobAutoのサポート担当へお問い合わせください。パスワードなどの認証情報は送らないでください。


関連するマニュアル・参考記事

メール送信アクションの設定、SMTP接続情報、メール送信に失敗した際の対処例については、以下をご確認ください。

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