【ロボデザイン】ロボット作成支援ツール

★ツールの概要

ロボットに実現したい処理内容を伝えます。ロボットはその内容に沿って、適切なアクションフローをロボデザイン上に展開してくれます。


★使い方


★こんな人におすすめ

ロボット作成支援ツールは以下のような方にお勧めです。
・JobAutoの個々のアクションの使い方は大体覚えた
・実現したいことをロボットに設定するにはどのアクションを使ったらいいかわからない

ロボット作成に慣れてしまった人だと、AIに聞いている時間がもったいない、ロボットが配置したアクションを修正するのが面倒くさい、と感じるかもしれません。


★注意点

設定や修正が必要

ロボットが展開したアクションは何も設定がされていない状態です。適宜必要な設定を行います。またアクション順番やアクションが実行される場所も適切ではないことがあります。ブランチを作ったりしてアクションを適切な位置へ移動させましょう。

機密情報を打ち込んでも大丈夫?

OpenAI社のAPIを使って、AIにロボット作成を支援してもらうツールです。ツールから打ち込んだ文章はすべてOpenAI社に送られます。

そのため、業務上の機密情報は打ち込まないようにしてください


★操作画面について

テキストボックス

ロボット化したいことを書き込みます。

送信

テキストボックスへ入力した内容をAIに質問します

会話をクリア

ロボットと会話した内容をすべてクリアします

アクション追加

ロボットからもらった回答をアクションフローへ追加します

閉じる

ツールを閉じます

【ブラウザ操作】現在のタブ以外を閉じる

★アクションの説明、概要

ブラウザで表示中のタブ以外を閉じる方法について説明しています。


★アクションの作成方法


★アクションの設定画面について

アクション設定画面の設定項目についての説明は以下の通りです。

1.基本設定

1-1.現在のタブかタブ以外か

>現在のタブを閉じる

複数開いているタブのうち、現在表示されているタブを閉じます

>現在のタブ以外を閉じる

複数開いているタブのうち、現在表示されているタブ以外を閉じます。本アクションではこちらが選択状態になっています。

1-2.画面を閉じた後、最初の画面に制御を戻す

このアクションの実行後、一番最初に開いたタブを表示する場合はチェックを入れます。本アクションではこちらはチェックが外れた状態になっています。

2.高度な設定

2-1.アクション有効

このアクションを無効にする場合は、チェックを外します。


3.エラー発生時の対応

3-1. エラー時の処理

エラーが発生したときの設定を行います。詳細はこちらをご確認ください。

3-2.基点となる条件分岐

エラー時の処理で条件分岐の次のフローに移動を選択したときに、設定することができます。アクションでエラーが発生した場合、移動先の条件分岐を選択します。

3-3. エラー時にログ出力

エラーが発生したときにログに出力するか設定します。スケジュール実行したときのログへ出力されます。エラーとして扱わない場合は、チェックを外します。詳細はこちらをご確認ください。

【変数】正規表現置換のサンプルなど

変数の値を加工アクションには正規表現置換という機能があります。文字列から任意の文字を抜き出したり、いらない部分を削除する機能です。この機能をうまく使えば、すくないアクション数でやりたいことをロボットにやってもらうことができます。

このページでは正規表現置換のサンプルなどをご紹介します。ロボット作成の参考にしてください。


1.テンプレートを使う

正規表現置換にはテンプレートが用意されています。このテンプレートでやりたいことが実現できかもしれません。まずテンプレートで対応できるのか確認しましょう。

検索パターンの?をクリックするとテンプレートが表示

2.1行目の文字列を取得

文字列から1行目の文字列だけを取得する方法です。

やりたいこと

以下の文字列から先頭行の日時だけを取得します。

やりかた

検索パターンへ(^.*)[\r|\n]と設定します。また置換文字へ$0を設定します。設定がただしければ、結果に先頭行だけが表示されます。


3.特定の文字列を取得1

文字列から特定の文字列だけを取得する方法です。

やりたいこと

以下の文字列から合計金額の後ろの金額だけを取得します。

やりかた

検索パターンへ合計金額(.*)円と設定します。また置換文字へ$0を設定します。設定がただしければ、結果に金額だけが表示されます。

金額の前部にスペースがついているので、こちらも正規表現置換でとってしまいます。検索パターンの数字関係の数字を取得というテンプレートを使ってとります。


4.特定の文字列を取得2

文字列から特定の文字列だけを取得する方法です。

やりたいこと

以下の文字列からCCの部分のメールアドレスをすべて取得します

やりかた

検索パターンへCC:[\r|\n](.*)と設定します。また置換文字へ$0を設定します。設定がただしければ、結果にCCのメールアドレスだけが表示されます。


5.特定の文字列を取得3

文字列から特定の文字列だけを取得する方法です。

やりたいこと

以下の文字列から商品一覧の内容を取得します。

やりかた

検索パターンへ商品一覧.[^■]*と設定します。また置換文字へ$0を設定します。設定がただしければ、結果に商品一覧が表示されます。

商品一覧という項目名もとりましょう。検索パターンへ(□.*)[\n|\r]と設定します。また置換文字へ$0を設定します。設定がただしければ、結果に商品一覧を除いた一覧が表示されます。


6.特定の文字列を取得4

文字列から特定の文字列だけを取得する方法です。

やりたいこと

一覧から最後に表示されているURLを取得します。

やりかた

検索パターンへ(?=http).*com$と設定します。また置換文字へ$0を設定します。設定がただしければ、結果に最後に表示されていたURLが表示されます。


7.特定の文字列を取得5

文字列から特定の文字列だけを取得する方法です。

やりたいこと

メールの本文に該当する場所を取得します(株式会社以降の個所)。

やりかた

検索パターンへCC:.*>[\n|\r]+と設定します。また置換文字へ$0を設定します。設定がただしければ、結果に本文の部分が表示されます。

【エクセル操作】再計算実行

★アクションの説明、概要

エクセルのオプションには再計算を自動実行するか、手動実行するかの設定を行うことができます。

手動実行するになっていた場合に、本アクションを使って再計算を実行します。


★アクションの作成方法


★アクションの設定画面について

アクション設定画面の設定項目についての説明は以下の通りです。

1.基本設定

1-1.ブック

ロボットが開いているエクセルのうち、どのエクセルを操作対象にするか選択します。名前とインデックスから選択します。

・名前

エクセル名で指定します。変数参照可能です。

・インデックス

インデックスで指定します。ロボットがエクセルを開いた順番でインデックスが定義されます。

1-2.シート名

ロボットが操作するシートを選択します。名前とインデックスから選択します。再計算内容で現在のシートを再計算するを選択した場合だけ設定できます。
※0.10.10からエクセルを開くアクションでCSVファイルを開いた場合は、デフォルトでインデックスが選択されています。

・名前

シート名で指定します。変数参照可能です。

・インデックス

インデックスで指定します。シートが作成された順番でインデックスが定義されています。

1-3.再計算内容

・何もしない

何も行われません。

・ブック全体を再計算する

エクセルブック全体の再計算を行います。

・現在のシートを再計算する

シート名で設定したシートにある数式を再計算します。

1-3.計算方法の設定

・何もしない

何も行われません。

・手動計算にする

エクセルブックの数式の計算方法を手動計算にします。

・自動計算にする

エクセルブックの数式の計算方法を自動計算にします。


2.高度な設定

2-1.アクション有効

このアクションを無効にする場合は、チェックを外します。


3.エラー発生時の対応

3-1. エラー時の処理

エラーが発生したときの設定を行います。詳細はこちらをご確認ください。

3-2.基点となる条件分岐

エラー時の処理で条件分岐の次のフローに移動を選択したときに、設定することができます。アクションでエラーが発生した場合、移動先の条件分岐を選択します。

3-3. エラー時にログ出力

エラーが発生したときにログに出力するか設定します。スケジュール実行したときのログへ出力されます。エラーとして扱わない場合は、チェックを外します。詳細はこちらをご確認ください。

【アプリ操作】画像を探す方法、見た目で判定と特徴で判定の違いとは?

2023年11月にリリースされるJobAuto0.10.10では、アプリ操作のマッチング方式「画像」において、画像を探す方法が追加されます。

従来の画像を探す方法に、特徴量を使って探す方法が追加されます。これで画像を探す方法を選択できるようになりました。

見た目で判定

従来の画像を探す方法です。画像そのものを見た目で探しに行く方法です。

操作したい個所をドラッグして選択する方法で、画像で指定しています。そしてアクション実行時にその画像をロボットが探しに行き、操作を行います。

しかし弱点が、、、、

見た目で判定では、作成したPCと実行するPCで解像度が異なる場合に、画像が見つからないというエラーが発生します。画像マッチングを使ったロボットは安定して動かない、という問題がありました。

特徴で判定

操作したい個所をドラッグして選択する方法で画像を指定するところまでは同じです。ロボットが指定した画像を探しに行く方法が見た目で判定とは違います。

画像の特徴で探す

ロボットは指定した画像の特徴を割り出します。割り出した特徴を使って指定された画像を探し、操作を行います。

安定して動く

解像度が少々変わった(大きく変わってしまった場合は画像がないとなります)としても、画像が見つかりません、というエラーが発生しなくなります。

【ブラウザ操作】Googleスプレッドシートへ入力ができなくなった

本件の対応のため、Googleスプレッドシートの値編集アクションを0.10.10から作成できるようになりました。

★発生したこと

ブラウザ操作でChromeを使用。

Googleスプレッドシートへの値の入力を以下のように行っていたができなくなった

  1. Googleスプレッドシートのセル移動アクションで入力対象のセルへ移動
  2. Googleスプレッドシートの数式バーへ値入力アクションを使って値を入力

★原因

調査中です。


★別方法で入力を

以下のいずれかの方法で入力を行っていただけますでしょうか。

1.ブラウザをFirefoxにする

Googleスプレッドシートを開いているブラウザをChromeではなく、Firefoxにします。ブラウザ起動アクションで起動するブラウザをFirefoxへ変更します。

2.アプリ操作の【要素】値入力を使って入力

  1. スプレッドシートのセル移動アクションで入力対象のセルへ移動
  2. アプリ接続でChromeへ接続
  3. Googleスプレッドシートの数式バーへアプリ操作の【要素】値入力
ブラウザ スプレッドシート 入力 できなくなった

3.アプリ操作の【画像】値入力を使って入力

  1. スプレッドシートのセル移動アクションで入力対象のセルへ移動
  2. アプリ接続でChromeへ接続
  3. Googleスプレッドシートの数式バーへアプリ操作の【画像】値入力
ブラウザ スプレッドシート 入力 できなくなった

4.アプリ操作の【画像】キー送信を使って入力

この方法については共通部品を公開しています。こちらからご確認いただけます。

  1. スプレッドシートのセル移動アクションで入力対象のセルへ移動
  2. アプリ接続でChromeへ接続
  3. クリップボード操作でGoogleスプレッドシートへ入力する値をクリップボードへセット
  4. 【画像】キー送信でCtrl+Vを行います。1の操作で移動したセルへ値が貼り付けられます
ブラウザ スプレッドシート 入力 できなくなった

【JobAuto】アンチウィルスソフトごとの誤検知を防ぐ設定について

JobAutoをご利用中のお客様の環境で使用中のアンチウィルスソフトと、JobAutoが誤検知されないための設定をまとめました。

アンチウィルスソフトによってJobAutoが駆除されてしまったり、動かなかったりした場合は本ページに掲載の情報をもとにアンチウィルスソフトへの設定をお願いいたします。

◆ウィルスセキュリティ Zero

メーカー名

ソースネクスト

誤検知を防ぐための方法

ファイアーウォール除外設定


◆Windows Defender

メーカー名

MicroSoft

誤検知を防ぐための方法

ファイアーウォール除外設定


◆Black Cloud

メーカー名

VMware

誤検知を防ぐための方法

除外設定のみ


◆SKYSEA Client View

メーカー名

SKYSEA

誤検知を防ぐための方法

除外設定のみ


◆WithSecure

メーカー名

WithSecure

誤検知を防ぐための方法

除外設定のみ


◆Webroot

メーカー名

Webroot

誤検知を防ぐための方法

除外設定のみ。オーバーライド設定にて指定フォルダパス以下のファイルをワイルドカード.で指定しホワイトリスト登録して対応しました。(厳密にファイル名称での指定はしていません。)


◆Apex One

メーカー名

トレンドマイクロ(弊社とトレンドマイクロ社とでGRIDパートナープログラムを締結済)

誤検知を防ぐための方法

除外設定。

【エクセル操作】重複の削除


★アクションの説明、概要

Excelの重複したデータの削除を行う方法について説明しています。


★アクションの作成方法


★アクションの設定画面について

アクション設定画面の設定項目についての説明は以下の通りです。

1.基本設定

1-1.ブック

ロボットが開いているエクセルのうち、どのエクセルを操作対象にするか選択します。名前とインデックスから選択します。

・名前

エクセル名で指定します。変数参照可能です。

・インデックス

インデックスで指定します。ロボットがエクセルを開いた順番でインデックスが定義されます。

1-2.シート名

ロボットが操作するシートを選択します。名前とインデックスから選択します。
※0.10.10からエクセルを開くアクションでCSVファイルを開いた場合は、デフォルトでインデックスが選択されています。

・名前

シート名で指定します。変数参照可能です。

・インデックス

インデックスで指定します。シートが作成された順番でインデックスが定義されています。

1-3.データ範囲設定

・現在の範囲

処理を行う範囲が対象となるセルの範囲に固定されます。

・範囲を拡張する

処理を行う範囲が処理の都度変わる可能性がある場合は、範囲を拡張するを選択します。

1-4.対象となるセル

処理を行う範囲を設定します。変数参照可能です。

1-5.重複が含まれている列を指定

重複が含まれている列を設定します。データ範囲設定で設定した範囲の一番左の列から1,2,3と数えます。


2.高度な設定

2-1.アクション有効

このアクションを無効にする場合は、チェックを外します。


3.エラー発生時の対応

3-1. エラー時の処理

エラーが発生したときの設定を行います。詳細はこちらをご確認ください。

3-2.基点となる条件分岐

エラー時の処理で条件分岐の次のフローに移動を選択したときに、設定することができます。アクションでエラーが発生した場合、移動先の条件分岐を選択します。

3-3. エラー時にログ出力

エラーが発生したときにログに出力するか設定します。スケジュール実行したときのログへ出力されます。エラーとして扱わない場合は、チェックを外します。詳細はこちらをご確認ください。

【エクセル操作】シート一覧の取得

★アクションの説明、概要

Excelにあるシートの一覧を取得する方法について説明します。


★アクションの作成方法


★アクションの設定画面について

アクション設定画面の設定項目についての説明は以下の通りです。

1.基本設定

1-1.ブック

ロボットが開いているエクセルのうち、どのエクセルを操作対象にするか選択します。名前とインデックスから選択します。

・名前

エクセル名で指定します。変数参照可能です。

1-2.シート一覧の格納先

取得したシートの一覧を格納する変数を設定します。

1-4.シート一覧の取得形式

・リストとして取得する

一覧をテキストの状態で取得し変数へ格納します。

・配列として取得する

一覧を配列の状態で取得し変数へ格納します。配列の繰り返し処理を使えば、取得したシートの一覧に繰り返し処理を行うことができます


2.高度な設定

2-1.アクション有効

このアクションを無効にする場合は、チェックを外します。


3.エラー発生時の対応

3-1. エラー時の処理

エラーが発生したときの設定を行います。詳細はこちらをご確認ください。

3-2.基点となる条件分岐

エラー時の処理で条件分岐の次のフローに移動を選択したときに、設定することができます。アクションでエラーが発生した場合、移動先の条件分岐を選択します。

3-3. エラー時にログ出力

エラーが発生したときにログに出力するか設定します。スケジュール実行したときのログへ出力されます。エラーとして扱わない場合は、チェックを外します。詳細はこちらをご確認ください。

【アプリ操作】値の入力が空振りするときは?

アプリ操作の値の入力アクションを使って、アプリへの値の入力を行っています。スケジュール実行していて、たまに値が入力されず空振りすることはないでしょうか。

そのようなことが起きる場合の対処方法をご説明します。

なぜ空振りが発生するのか?

そもそも値の入力の空振りはなぜ発生するのでしょうか。

それは値を入力するときに、値を入力する個所からカーソルがはずれた状態が発生しているからです。

アプリ 値 入力 空振り
カーソルが当たっている状態
アプリ 値 入力 空振り
カーソルが外れている状態。このときに空振りが発生

ではなぜカーソルが外れてしまうのかを、厳密に特定することは非常に困難です。

原因はともかく対策を打ちましょう

空振りが発生した場合の対策は以下のような方法が考えられます。

1.後続のアクションでエラーが発生したら値入力へ戻り再入力

値の入力がされていないことが原因で、後続のアクションでエラーが発生している、とします。

このような場合は、以下の対応が考えられます。

・値入力アクションの直前にブックマークを作成

・エラーが発生する後続のアクションのエラー発生時の対応の設定で条件分岐へすすむと設定

・すすんだ条件分岐のなかへ値入力アクションの直前に作成したブックマークへすすむジャンプを作成

アプリ 値 入力 空振り
エラーが発生したら再入力するフロー

2.入力後に値を取得し入力されているかをチェック、されていなければ値入力へ戻り再入力

値の入力アクションのあとに値が入力されたかチェックする方法です。

・値入力アクションの直前にブックマークを作成

・値の取得アクションを使い、入力した値を取得

・判定処理を行い、取得した値が空白か判定。空白の場合は条件分岐へ進むと設定

・すすんだ条件分岐のなかへ値入力アクションの直前に作成したブックマークへすすむジャンプを作成

アプリ 値 入力 空振り
チェックを行い空白であれば再入力するフロー