【アプリ操作】すべてのアプリを終了

★アクションの説明、概要

起動中のすべてのアプリを終了する方法について説明します。


★アクションの作成方法


★アクションの設定画面について

アクション設定画面の設定項目についての説明は以下の通りです。

1.基本設定

1-1.強制終了する

アプリを強制的に終了させる場合にチェックを入れます。保存しますか、などの確認メッセージが表示させずに強制的に終了します。

1-2.対象となるアプリケーション

デフォルトですべてのアプリケーションが選択されています。

・接続中のアプリケーション

アプリ接続で接続中のアプリケーションが終了します

・すべてのアプリケーション

PCで起動中のすべてのアプリケーションが終了します

1-3.終了までの待ち時間(秒)

アクションを実行してからアプリを終了するまでの時間を設定します。


2.高度な設定

2-1.アクション有効

このアクションを無効にする場合は、チェックを外します。


3.エラー発生時の対応

3-1. エラー時の処理

エラーが発生したときの設定を行います。詳細はこちらをご確認ください。

3-2.基点となる条件分岐

エラー時の処理で条件分岐の次のフローに移動を選択したときに、設定することができます。アクションでエラーが発生した場合、移動先の条件分岐を選択します。

3-3. エラー時にログ出力

エラーが発生したときにログに出力するか設定します。スケジュール実行したときのログへ出力されます。エラーとして扱わない場合は、チェックを外します。詳細はこちらをご確認ください。

【ロボデザイン】スケジュール実行時にモニターが接続していない(アプリ操作ができない)場合

設定の概要

ロボットがアプリ操作を行う場合、モニターが接続されていなければアプリ操作をすることができません。

スケジュール実行が行われたときにモニターが接続されていない場合に、スケジュールをエラーとするのか、それとも処理を継続するのか、設定を行えます。

モニターが接続していないとは?

デスクトップが表示されていない状態を指します。モニタの電源がオフになっている場合もこちらに該当します

モニターが接続している状態にするには?

以下のいずれかの対応を行ってください。

・モニターを接続し、モニターの電源をつけておく

・ロボロックを行っておく


設定

そのまま実行する

スケジュール実行を継続します。スケジュールに後続のロボットの実行が予定されている場合、それらのロボットは実行されます

異常終了する

スケジュール実行は異常終了し、処理が終わります。スケジュールに後続のロボットの実行が予定されている場合、それらのロボットは実行されません

【ロボデザイン】エラー発生時の対応の設定

選択したアクション以降のアクションのエラー発生時の対応の設定をまとめて設定します。

以下のフローを例に説明します。縦1:横3のアクションでエラー発生時の対応の設定を行った場合、

ロボデザイン エラー 発生 対応

縦1:横3、縦1:横5、縦2:横5、縦3:横5のアクションに設定が反映されます。縦2:横3のアクションには設定が反映されません。

ロボデザイン エラー 発生 対応

エラー発生時の対応

エラー時の処理

エラーが発生したときの設定を行います。詳細はこちらをご確認ください。

基点となる条件分岐

エラー時の処理で条件分岐の次のフローに移動を選択したときに、設定することができます。アクションでエラーが発生した場合、移動先の条件分岐を選択します。

エラー時にログ出力

エラーが発生したときにログに出力するか設定します。スケジュール実行したときのログへ出力されます。エラーとして扱わない場合は、チェックを外します。詳細はこちらをご確認ください。

【ロボデザイン】変数の設定画面

左サイドメニューに作成した変数が表示されています。変数をダブルクリックすると設定画面が開きます。

★設定画面について

設定画面の設定項目についての説明は以下の通りです。

グループ名

変数が属するグループ名です。作成済のグループから選択できます。新しくグループを作成する場合は、直接入力します。

変数名

変数の名前です。

コメント

変数のコメントです。

初期値

変数に設定した初期値です。


以下0.10.8まで

保存する

設定を保存します。名前を変更した場合は、その名前で新しい変数が作成されます。

閉じる

設定画面を閉じます。変更した内容は保存されません


以下0.10.9から

新規作成

変更した設定内容で新しく変数が作成されます。

上書き保存

変更した設定内容で保存されます。

閉じる

設定画面を閉じます。変更した内容は保存されません

【ROBOWEB】システムログ一覧

★ページの説明・概要

RoboWebのシステムログ一覧について説明しています。RoboWebに対し、だれがどのような操作を行ったかを表示しています。


★システムログ一覧

設定項目についての説明は以下の通りです。

期間From

表示するログのFrom日時を設定します

期間To

表示するログのTo日時を設定します

Show..entries

一覧へ表示する件数を設定します

発生時刻

イベントが発生した日時です。

レベル

イベントのレベルです。

役割

イベントが誰によって行われたかを表示しています。

システム

本製品の機能でイベントが発生しました

ユーザー

ROBOWEBのユーザーによってイベントが発生しました

区分

ユーザーによって行われたイベントの区分です。

実行者

イベントを行った人を表示しています

ログ

イベントの内容のログです

【ROBOWEB】ロボットを複数のPCで同時に実行

大量のデータをシステムに登録する作業を短時間で完了したい

大量のデータをさばくには、たくさんの人で行うのが一番早いです。それと同様にロボットを複数のPCで同時に実行することで短時間で完了することができます。

ROBOWEBへの設定方法は?

1.プロジェクトを作成

必要に応じて作業を行うためのプロジェクトを作成します。作成済であれば、2へすすみます。

2.ロボットをアップロード

登録作業を行うロボットをプロジェクトへアップロードします。

3.PCを登録

ロボットを実行するPCをPC一覧へ登録します。

4.スケジュールを作成

スケジュールを作成します。短時間で処理を行うため、ロボットを複数のPCで同時に実行します。PCの数だけスケジュールを作成します。

スケジュールを同時に実行するPCの数に限界はあるの?

ありません。ただし、まったく同時にスケジュール実行をスタートさせることはできません。

スケジュールを同時分秒に実行するように設定していたとします。このとき、ROBOWEBはスケジュール実行を1つずつ行います。1つめのスケジュールから最後のスケジュールではスタート時間に差が出てしまいます。

【エクセル操作】シートの保護・解除

★アクションの説明、概要

エクセルシートの保護を設定する方法について説明します。また保護を解除する方法についても説明します。


★アクションの作成方法


★アクションの設定画面について

アクション設定画面の設定項目についての説明は以下の通りです。

1.基本設定

1-1.ブック

ロボットが開いているエクセルのうち、どのエクセルを操作対象にするか選択します。名前とインデックスから選択します。

・名前

エクセル名で指定します。変数参照可能です。

・インデックス

インデックスで指定します。ロボットがエクセルを開いた順番でインデックスが定義されます。

1-2.シート名

ロボットが操作するシートを選択します。名前とインデックスから選択します。

・名前

シート名で指定します。変数参照可能です。

・インデックス

インデックスで指定します。シートが作成された順番でインデックスが定義されています。

1-3.シートの保護

・シートを保護する

こちらを選択した場合、シートが保護されます。

・シートの保護を解除する

こちらを選択した場合、シートの保護の保護が解除されます。

1-4.パスワード

シートを保護したり、保護を解除したりするときに使用するパスワードを設定します。パスワードは設定しなくても保護や保護を解除することが可能です。


2.高度な設定

2-1. 実行時にシートを切り替える

アクションを実行したときにシートを表示する場合にチェックを入れます。

2-2.アクション有効

このアクションを無効にする場合は、チェックを外します。


3.エラー発生時の対応

3-1. エラー時の処理

エラーが発生したときの設定を行います。詳細はこちらをご確認ください。

3-2.基点となる条件分岐

エラー時の処理で条件分岐の次のフローに移動を選択したときに、設定することができます。アクションでエラーが発生した場合、移動先の条件分岐を選択します。

3-3. エラー時にログ出力

エラーが発生したときにログに出力するか設定します。スケジュール実行したときのログへ出力されます。エラーとして扱わない場合は、チェックを外します。詳細はこちらをご確認ください。

【ブラウザ操作】ブラウザアクションを追加できないとき

メニューが表示されない

ロボットへブラウザを操作するアクションを追加しています。

通常ブラウザ上で操作したいか所を選択、右クリック、メニューからアクションを選択…という手順でアクションを追加していきます。このときXpathは自動的に取得されます。

RPA ブラウザ 追加

まれに右クリックしてもメニューが表示されず、アクションを選択できないWEBサイトが存在します。

RPA ブラウザ 追加

アクションを追加する方法

メニュー以外からアクションを追加する場合は、以下の方法で行ってください。

1.追加したいアクションをほかのところからコピー&ペースト

追加したいアクションをロボットのほかの場所からコピー&ペーストします。値入力アクションを使って説明します。

RPA ブラウザ 追加
RPA ブラウザ 追加

2.操作したい個所のXpathをコピーします

操作したい個所のXpathをコピーします。

ブラウザへのフォーカス(ピンクの四角が表示される)が邪魔になるので、フォーカス中断をします。コントロールパネルのフォーカス中断をクリックします。

ブラウザ上でF12キーを押し、DevToolsを表示します。

Elementsを選択します。

Ctrl+Shift+Cキーを押しながらXpathをコピーしたい(操作したい個所)へマウスカーソルをあわせます。Elements内のHTMLが展開されます。

Elements内のXpathをコピーしたい(操作したい個所)へマウスで選択します。

右クリックしてメニューを表示、Xpathをコピーします。

3.Xpathをアクションへ貼り付けます

高度な設定タブのxpathへコピーしたXpathを貼り付けます。

【ブラウザ操作】JavaScriptを使った値の書き込み

WEBサイトの入力するテキストボックスの構成によっては、値の入力アクションによる入力ができないことがあります。

その場合の対処方法として、Javascriptの実行アクションを使った入力方法についてご説明します。

1.Javascriptの実行アクションを作成

Javascriptの実行アクションを作成して、設定画面を開きます

2.jQueryを使えるように設定

高度な設定タブの$sとしてjQueryを使えるようにする、にチェックを入れます

JavaScript 値 書き込み

3.コマンドを作成

以下のコマンドを作成します。実行するJavaScriptへ設定します。

$s(“入力個所のID“).val(“入力する値“);

入力個所のIDの調べかた

値入力アクションを作成し、設定画面の高度な設定タブのXPATHのid=となっている””で囲われた文字がIDです

JavaScript 値 書き込み

accountというIDへnoguchiという文字を入力するコマンドです。

JavaScript 値 書き込み

【ブラウザ操作】ロボットをGoogleへログインした状態に

Googleにログインできない

ロボットでGoogleドライブなどの操作を行います。ロボットで起動したChromeでは、以下のような画面が出てしまいます。ログインすることができません。この時の解決方法について、説明します

ロボット Google ログイン

Googleにログインしたままにしておく

ブラウザ起動アクションでChromeを起動します。このときにログインした状態でChromeを起動する方法があります。

プロファイルにログインした状態を記憶させる

ロボットが操作するChromeにもプロファイルがあります。このプロファイルへGoogleへログインした状態になっていることを記憶させます。

1.アプリを開くアクションでChromeを起動します

引数へ設定へはプロファイルのフォルダを指定します。

ロボット Google ログイン

2.ブラウザ起動アクションの高度な設定タブのChromeの設定

プロファイルを使用にチェックを入れ、フォルダを先ほどの1の引数で設定したフォルダを設定します。

ロボット Google ログイン

3.Googleへログイン

chromeが起動したら手でGoogleへログインしましょう。2で指定したプロファイルにログインされたことが記憶されます。

ここまでできたら、1-2で作成したアクションはいらないので削除します

4.Googleへログインした状態で起動

ブラウザ起動アクションを作成します。高度な設定タブのプロファイルを使用にチェックを入れ、フォルダを先ほどの1の引数で設定したフォルダを設定します。

Googleへログインした状態でページが開きました