JobAutoでブラウザ・Excelへのフォーカスを中断・再開する方法

★ページの説明・概要

JobAutoのロボデザインで、コントロールパネルの「フォーカス中断」「フォーカス再開」を使い、ブラウザやExcelへのフォーカスを切り替える方法を説明します。ブラウザの要素認識が手動操作の妨げになるときや、ExcelでJobAutoのアクションメニューではなくExcel本来の右クリックメニューを表示したいときに使用します。

「フォーカス中断」をクリックすると、JobAutoによる操作対象の認識を一時的に止め、ブラウザやExcelを手動で操作しやすくなります。アクションの作成へ戻るときは「フォーカス再開」をクリックします。

1.フォーカス中断/再開とは

ロボデザインでは、ブラウザ上のボタンや入力欄、Excelなどを操作対象として認識してアクションを作成します。「フォーカス中断」は、JobAutoからの操作対象へのフォーカスを一時的に外し、要素の認識・選択を止める機能です。Windowsのウィンドウを最小化したり、ロボット実行を停止したりする機能ではありません。

コントロールパネルの「フォーカス再開」をクリックすると中断状態が解除され、再びJobAutoから操作対象にフォーカスしてアクションを作成できるようになります。コントロールパネルの詳しい説明はJobAutoのコントロールパネルをご確認ください。

注意:ここで説明する「フォーカス中断」は、ロボットの処理を一時停止する機能ではありません。また、作成済みアクションの操作対象を別の要素に変更する「フォーカス再設定」とも異なります。

中断前・中断中・再開後の違い

状態ブラウザ・Excelでの操作
通常のフォーカス状態JobAutoから要素を選択し、アクションを作成できます。
フォーカス中断中JobAutoによる要素選択を一時的に止め、ブラウザやExcel本来の操作を行えます。
フォーカス再開後JobAutoからの要素選択を再開し、アクションを作成できます。

2.ブラウザへのフォーカスを中断する

ブラウザ操作のアクションを作成しているときに、Webページを手動で操作するためJobAutoの要素選択を止めたい場合は、次の操作を行います。

  1. ロボデザインで対象のブラウザを開いた状態にします。
  2. コントロールパネルの「アクション」にある「フォーカス中断」をクリックします。
  3. ブラウザ上のテキストボックスやボタンなどを操作し、JobAutoによる要素選択が行われないことを確認します。

フォーカス中断中は、JobAutoによる要素選択のための表示(ピンクの四角)が出ない状態になります。Webページを人の手で操作したい場合などに使用してください。

3.ブラウザへのフォーカスを再開する

ブラウザを手動で操作したあと、JobAutoによる要素認識・選択を再開するには、コントロールパネルの「アクション」にある「フォーカス再開」をクリックします。

再開後は、ブラウザ上の操作したい場所を選び、JobAutoの要素選択とアクション作成ができるか確認してください。

4.ブラウザの開発者ツールを操作する場合

開発者ツール(DevTools)でWebページの要素を調べたいとき、JobAutoによる要素選択が手動操作の妨げになる場合があります。

  1. コントロールパネルの「アクション」にある「フォーカス中断」をクリックします。
  2. ブラウザの開発者ツールで必要な確認や操作を行います。
  3. 作業後に「フォーカス再開」をクリックし、JobAutoの要素選択へ戻します。

5.Excelへのフォーカスを中断する

Excel操作のアクションを作成しているとき、Excelの画面を右クリックすると、Excel本来のメニューではなくJobAutoのアクションメニューが表示されます。Excel本来の右クリックメニューを使用したい場合は、コントロールパネルの「フォーカス中断」をクリックします。

  1. JobAutoで操作しているExcelを開きます。
  2. コントロールパネルの「フォーカス中断」をクリックします。
  3. Excel上で右クリックし、Excel本来のメニューが表示されることを確認して必要な操作を行います。

Excelへのフォーカス中断/再開は、JobAuto 0.10.9以降で使用できます。

6.Excelへのフォーカスを再開する

Excelでの手動操作が終わったら、コントロールパネルの「フォーカス再開」をクリックします。Excel上で右クリックしたときに再びJobAutoのアクションメニューを表示でき、Excel操作のアクションを作成できる状態に戻ります。

Excel操作のアクションをロボットに配置してフォーカス状態を制御したい場合は、このコントロールパネルの機能とは別に、Excelの「フォーカス中断」「フォーカス再開」アクションを確認してください。詳しくはJobAutoのExcel操作マニュアルをご覧ください。

7.フォーカス中断・再開の操作動画

コントロールパネルの「フォーカス中断」「フォーカス再開」の操作を、動画でも確認できます。

動画が表示されない場合は、YouTubeで「フォーカス中断・再開」の操作動画を見るから確認できます。

8.フォーカス中断中にロボットを初期化した場合

JobAuto 0.10.14以降では、フォーカスを中断している状態でロボットを初期化しても、中断状態が維持されます。初期化後に操作対象を選択できない場合は、コントロールパネルの「フォーカス再開」を実行してください。

この変更についてはJobAuto 0.10.14のリリースノートでも案内されています。

9.似た機能との違い

「フォーカス」という名称が付く機能は複数あります。操作する目的に合わせて使い分けてください。

機能目的
コントロールパネルのフォーカス中断/再開ロボデザインでブラウザやExcelへの要素選択を一時的に止め、再開する
ブラウザアクションのフォーカス再設定作成済みブラウザアクションの操作対象を別の要素に変更する
Excelのフォーカス中断/再開アクションロボットにアクションとして配置し、実行中のExcelへのフォーカス状態を制御する
ロボットの一時停止ロボットの全実行処理自体を一時停止する

作成済みのブラウザアクションで操作箇所を変更する場合は、JobAutoでブラウザアクションの操作対象を再設定する方法をご確認ください。

10.フォーカスを中断・再開できない場合の確認

  • コントロールパネルの「フォーカス再開」をクリックしたか確認してください。
  • JobAuto 0.10.14以降では、ロボットを初期化しても中断状態が維持されるため、初期化だけで戻ると判断しないでください。
  • 作成済みのブラウザアクションで操作対象を変更したい場合は、「フォーカス再設定」を使用してください。
  • ブラウザの要素選択がうまくいかない場合は、フォーカス状態以外に要素指定やブラウザ側の表示状態も確認してください。

ブラウザ上で右クリックしてもJobAutoの操作メニューが表示されない場合は、JobAutoで右クリックメニューが出ない場合の対処方法も確認してください。


関連するマニュアル・操作方法

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