★アクションの説明、概要
WEBページ内のテキストボックスへ値の入力をする方法について説明しています。
ボックスへ入力できないときは
WEBサイトのボックスの中には値入力アクションで入力できないものもあります。その場合は、Javascriptによる入力を行います。0.10.9からJavascriptを使って入力する方式が追加されました
★アクションの作成方法
★アクションの設定画面について
アクション設定画面の設定項目についての説明は以下の通りです。
1.基本設定
1-1.入力する値
ブラウザへ入力する値を設定します。変数参照可能です。またシステム値を使用可能です。システム値の説明はこちら。
1-2.入力方式
ブラウザへ入力する方法を設定します。
・直接入力
キーボードを使った入力方法です。
・クリップボードからCtrl+V
コピーした値を貼り付ける入力方法です。
・JavaScriptによる入力(0.10.9から追加)
JavaScriptを使って入力されます。
2.高度な設定
rangename、xpath、Attribute、Value、テキストパターンの設定をすることで、ロボットが操作する要素を指定します。要素にフォーカスボタンで設定した内容で操作したい要素をロボットが見つけられるか確認することができます。
2-1.range_name
指定した要素を探す対象範囲を設定します。要素のループの中で行う場合に設定します。
要素のループ内でアクションを実行させたいのにrangenameがanywhereになっていると、意図した箇所で動いてくれません
2-2.xpath
要素の指定を行います。変数参照可能です。
2-3.Attribute
要素の指定を行います。バージョン0.10.2から標準で自動設定されないようになりました。必要に応じてプルダウンで選択することができます。
2-4.Value
要素の指定を行います。バージョン0.10.2から標準で自動設定されないようになりました。Attributeで選択した設定に応じて内容が変わります。
バージョン0.10.7から変数参照が可能になりました。
2-5.要素のインデックス
ここまで設定した内容で1つの要素に絞り込めない場合、何番目の要素を操作するか指定します。1番目の場合、0を設定します。変数参照可能です(0.10.9から)。
2-6.要素に対してフォーカスを移動する
本アクションが実行されるときに、指定した要素にフォーカスを当てる場合、チェックを入れます
2-7 .アラートが出ていればエラーとする
本アクションを実行するときにブラウザからアラートメッセージが表示されていた場合にエラーとするときは、チェックを入れます。
2-8 . 要素が見つかるまでのタイムアウト(秒)
設定した秒数までロボットが要素を探します。
2-9.入力時のオプション
・入力前クリック
入力する前に入力個所をクリックする場合にチェックを入れます.
・入力前 クリア
入力する前に入力個所をクリアする場合にチェックを入れます。
・入力時の改行をShift+Enter
入力後にShiftキー+Enterキーによる改行を行う場合にチェックを入れます。
・入力後エンター
エンターキーを入力後に押す場合にチェックを入れます。
・入力後タブ
入力後にタブキーを押す場合にチェックを入れます。
2-10.値入力前の待ち時間(秒)
値を入力するまでに待ち時間が必要な場合は設定します。変数参照可能です。
2-11.アクション有効
このアクションを無効にする場合は、チェックを外します。
3.エラー発生時の対応
3-1. エラー時の処理
エラーが発生したときの設定を行います。詳細はこちらをご確認ください。
3-2.基点となる条件分岐
エラー時の処理で条件分岐の次のフローに移動を選択したときに、設定することができます。アクションでエラーが発生した場合、移動先の条件分岐を選択します。
3-3. エラー時にログ出力
エラーが発生したときにログに出力するか設定します。スケジュール実行したときのログへ出力されます。エラーとして扱わない場合は、チェックを外します。詳細はこちらをご確認ください。
入力アイテムごとにAjaxが組み込んであるサイトの場合に、前の値をクリアした際に待ち時間が必要な時があり、その待ち時間の設定ができると助かります。Ajaxのコンプリートのタイミングはわからないと思うのでせめて待ち時間の設定を変数で指定したい。
コメントいただいた件、承知いたしました。
入力時に待ち時間を設定することができる機能の追加を検討いたします