JobAutoでログイン認証を手動で行い、ロボットを再開する方法

★質問・概要

Q.JobAutoでWebシステムを操作するとき、ログイン認証だけを人の手で行い、認証後の処理をロボットで続けることはできますか?

★回答

A.はい、可能です。ロボットの処理を一時停止し、その間に人がブラウザでログイン認証を行ってから、ロボットの実行を再開します。

アクションフローに「ブラウザへのフォーカス中断」「ロボット一時停止」「ブラウザへのフォーカス再開」を順番に配置する方法があります。ログイン画面までをロボットで操作し、認証だけを手動で行って、その後の処理をロボットに引き継ぐ場合に使用します。

1.手動ログインを組み込む手順

  1. ログイン画面まで移動する:ロボットで対象のWebシステムを開き、手動認証が必要な画面を表示します。
  2. ブラウザへのフォーカス中断:「フォーカス中断」アクションを実行し、JobAutoによる要素選択を中断します。
  3. ロボット一時停止:「ロボット一時停止」アクションを実行して、人が操作する間は処理が進まないようにします。「待ち方式」は「人がボタンを押すまで停止する」を選択します。
  4. ログイン認証を手動で行う:一時停止している間に、対象のブラウザで必要なログイン・認証操作を行います。
  5. ロボットを再開する:ログインに成功したことを確認してから、一時停止ダイアログの「再開する」をクリックします。
  6. ブラウザへのフォーカス再開:「フォーカス再開」アクションを実行し、認証後の画面に対する後続のブラウザ操作を続けます。

2.「ロボット一時停止」の待ち方式について

「ロボット一時停止」には、指定した時間が経過すると再開する方法と、人がボタンを押すまで停止する方法があります。

手動でログイン認証を行う場合は、「人がボタンを押すまで停止する」を使用してください。 認証に必要な時間は毎回同じとは限らないため、一定時間で自動再開すると、ログインが完了する前に後続処理が進むおそれがあります。

なお、ログインが完了したことをJobAutoが自動判定して再開する設定ではありません。人が認証成功を確認し、「再開する」をクリックする必要があります。

3.フォーカス中断とロボット一時停止の違い

機能役割
ブラウザへのフォーカス中断JobAutoによるWebページの要素選択を一時中断し、ブラウザを手動で操作できるようにする
ロボット一時停止後続のアクションへ進む前にロボットの実行を停止する
ブラウザへのフォーカス再開中断していた要素選択を再開し、後続のブラウザ操作を行える状態に戻す

フォーカス中断だけでは、ログイン認証が終わるまでロボットの実行を待たせることはできません。また、ここで使用するのはアクションフローに配置する「ロボット一時停止」です。ロボデザインのコントロールパネルにある、全実行中のロボットを一時停止する操作とは区別してください。

4.手動ログインを組み込むときの注意点

  • 人が操作できる実行環境を使用する:ログイン操作と「再開する」ボタンのクリックが必要です。担当者がいない状態での無人実行には向きません。
  • ログイン成功を確認する:認証が完了して目的の画面が表示されたことを確認してから、ロボットを再開してください。
  • 後続アクションを確認する:ログイン後に画面やURLが切り替わる場合は、後続の操作対象が正しく認識されるかテストしてください。
  • スケジュール実行の運用に注意する:ROBOWEBから実行する場合も、人が実行PC上で認証と再開操作を行えるか、事前に実環境で確認してください。
  • 認証ダイアログの自動操作は別の方法:Windowsやブラウザの認証ダイアログそのものをアプリ操作で処理したい場合は、関連FAQをご確認ください。

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