JobAutoの要素マッチングでタイプに正規表現を使う方法

★質問・概要

Q.JobAutoのアプリ操作で「要素が見つからない」というエラーが発生します。要素マッチングの「タイプ」に正規表現を使って、操作対象を安定して指定するにはどうすればよいですか?

★回答

アプリ操作の要素マッチングでは、アクションの高度な設定にある「タイプ」の一部を正規表現で指定することで、要素情報の変化に対応できる場合があります。

この記事では、Excelのショートカットをクリックする例で、タイプの角括弧内の数字を正規表現にする方法と、タイプの末尾部分を正規表現にする方法を紹介します。

正規表現の指定範囲を広げると複数の要素に一致することがあります。必要に応じて「要素インデックス」や「名前」も確認し、最後に「操作対象にフォーカス」で目的の箇所を正しく認識しているか確認してください。

1.Excelのショートカットをクリックする例

次の画像が操作対象です。

2.マッチング方式を「要素」に設定する

アプリデザインでマッチング方式に「要素」を選び、クリックする箇所を指定します。

apl_kotu2

3.高度な設定の「タイプ」を正規表現で指定する

作成した要素マッチングのアクションで、高度な設定の「タイプ」を確認します。

3-1.タイプに角括弧[ ]がある場合

タイプに [1] や [2] などが含まれている場合、角括弧の中の数字部分を正規表現で指定する例です。

/Pane[1]/Pane[2]/Pane[1]/Button[.*] のように設定しています。元の画面に合わせて、どの階層を変更するかを確認してください。

3-2.タイプの末尾を正規表現にする場合

タイプの末尾にある Button の部分を正規表現に変更する方法もあります。

次の画像の選択例は /Pane/Pane/Pane/.* です。.* は任意の文字列に一致する正規表現です。

どちらの方法でも対象が広がりすぎると別の要素まで見つかる可能性があります。設定後に目的の要素を認識できているか確認してください。

4.複数の要素が見つかる場合は条件を絞る

タイプに正規表現を指定すると、同じ条件に一致する要素が複数見つかる場合があります。そのときは要素インデックスや名前の設定を使って、操作対象を絞り込んでください。

4-1.要素インデックスを確認する

要素インデックスは、設定した条件に一致する要素のうち何番目を操作するか指定する項目です。0から始まるため、1番目なら「0」、2番目なら「1」を指定します。

4-2.「名前」の条件を確認する

タイプだけで要素を特定できないときは、「名前」も確認してください。名前に Excel.* という正規表現を設定しています。

名前そのものが変化する場合の対処方法は、要素マッチングを安定させる方法(名前に正規表現を使用)をご確認ください。

5.「操作対象にフォーカス」で確認する

要素が見つかったら、アプリデザインの「操作対象にフォーカス」を使い、Excelのショートカットなど、意図した操作箇所にフォーカスが当たることを確認してください。

apl_kotu4

別の場所にフォーカスが当たる場合は、タイプの正規表現を限定するか、要素インデックスや名前の設定を見直します。操作方法の詳細はアプリデザインの使い方をご確認ください。

6.タイプの「//」指定とは何が違う?

要素マッチングのタイプの指定方法には、正規表現を使う方法のほかに「//」を使う方法があります。今回の記事はタイプの一部を正規表現で変更する方法について説明しています。

方法設定例参照先
タイプの一部を正規表現にする/Pane/Pane/Pane/.*このページ
タイプに「//」を使う//MenuItem「//」を使う方法

7.設定変更後の確認手順

  1. タイプの現在の指定を確認し、角括弧内の数字または末尾部分など、変化する箇所を見極めます。
  2. 必要な部分だけ正規表現へ変更します。
  3. 設定した条件で要素が見つかるか確認します。
  4. 複数件見つかる場合は、要素インデックスや名前を調整します。
  5. 「操作対象にフォーカス」で、目的の箇所が選択されているか確認します。
  6. アクションをテストし、正しく操作できるか確認します。

画面の表示が変わったあとに要素を見つけられない場合は、正式マニュアルの「キャッシュクリア」や「要素が見つかるまでのタイムアウト」などの設定も確認してください。


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