JobAutoで認証ダイアログが表示されロボットが止まる場合の対処方法

★質問・概要

Q.JobAutoでブラウザを起動してWebサイトを開こうとすると、毎回ユーザー名とパスワードを入力する認証ダイアログが表示され、ロボットの処理が止まってしまいます。認証ダイアログを表示させない方法や、自動で認証する方法はありますか?

★回答

表示された認証ダイアログに対しては、JobAutoの「アプリ操作」でユーザー名・パスワードを入力する方法があります。認証ダイアログは通常のWebページ内にある入力欄とは異なるため、ブラウザ操作だけでは認識・入力できない場合があります。

認証ダイアログを表示させないようにできるかは、WebサイトやProxyサーバーの認証方式、PC・ネットワークの設定によって異なります。認証そのものを無効にするのではなく、必要な認証を安全に実行する方法を確認してください。

Proxyサーバーの認証ダイアログをアプリ操作で扱う例は、ブラウザの認証はアプリ操作で入力(サンプル)をご確認ください。

1.どの認証ダイアログが表示されているか確認する

認証ダイアログの表示原因によって、確認する設定が異なります。画面のメッセージや接続先を確認し、Proxyサーバーへの認証なのか、Webサイト・社内システムへの認証なのかを切り分けてください。

確認する内容対処の考え方
Proxyサーバーからユーザー名・パスワードを求められるProxyの設定を確認し、必要であればアプリ操作で認証情報を入力します。
Webサイトや社内システムから認証を求められるシステム側の認証方式を確認し、通常のブラウザ操作またはアプリ操作で対応できるか検討します。
Webページ内に通常のログインフォームがあるブラウザ操作の値入力・クリックで操作できるか確認します。

特に、ブラウザの外側に表示される認証ダイアログと、Webページ内のログインフォームは操作方法が異なる場合があります。

2.アプリ操作で認証ダイアログへ入力する

JobAutoの「アプリ操作」を使用し、画面に表示された認証ダイアログの入力欄やボタンを操作するロボットを作成します。

  1. ブラウザを起動し、認証ダイアログが表示されるところまで進めます。
  2. アプリ操作で認証ダイアログを操作対象として認識できるか確認します。必要に応じてアプリデザインを使用します。
  3. ユーザー名とパスワードの入力欄、および認証を確定するボタンを指定します。
  4. JobAutoで認証情報を入力し、認証を確定する操作を設定します。
  5. 認証後に目的のWebページが表示されることを確認し、ブラウザ操作を続けます。
  6. ロボットを最初から実行し、認証ダイアログで停止せずに処理を続行できるか確認します。

認証ダイアログの種類によっては、アプリデザインで入力欄を要素として認識できないことがあります。その場合は、画像・文字などのマッチング方法で操作できるか確認してください。すべての認証ダイアログが同じ方法で操作できるとは限りません。

操作対象の認識方法は、JobAutoのアプリデザインの使い方をご確認ください。

3.Chrome 135以降でProxy認証が表示される場合

JobAutoの「ブラウザを起動」マニュアルでは、Chromeのバージョン135以降でProxy経由のWebサイトを表示すると、認証ダイアログが表示される場合があることが案内されています。

この場合は、JobAutoに設定したProxy認証情報だけでは従来どおりに認証できず、ダイアログへの入力が必要になることがあります。対応方法の一つとして、アプリ操作によるユーザー名・パスワードの入力が案内されています。

Chromeの最新版でProxyの認証が求められる場合の対処方法(公式Q&A)

ブラウザのバージョン変更やProxy設定の変更を行う場合は、社内のセキュリティポリシーと管理者の方針を確認してください。セキュリティ更新を停止したり、古いブラウザへ戻したりする運用は推奨しません。

4.認証ダイアログを表示させない方法はありますか?

認証ダイアログを表示させない設定が可能かどうかは、PCのセキュリティポリシー、Proxyサーバー、Webサイト側の認証方式によって異なります。JobAutoの設定だけで、必ず非表示にできるわけではありません。

認証の表示を減らしたい場合は、まず社内のネットワーク・システム管理者へ設定方法を確認してください。認証の無効化やパスワードの埋め込みなど、セキュリティを低下させる変更を独自の判断で行わないでください。

5.ロボットが認証ダイアログで止まる場合の確認事項

  • 認証の種類:Proxyサーバーの認証か、Webサイト側の認証か確認します。
  • 画面表示:アプリ操作の実行時に認証ダイアログが実際に表示されているか確認します。
  • 操作対象:入力欄やボタンをアプリデザインで正しく認識できているか確認します。
  • 認証情報:ユーザー名・パスワードが正しく、実行用アカウントに必要なアクセス権があるか確認します。
  • ブラウザのバージョン:Chromeの更新後に発生した場合は、Proxy認証の仕様変更に関する案内も確認します。
  • 実行環境:ロボットを動かすPC・Windowsユーザー・Proxy設定が、作成時と同じか確認します。

認証情報をロボットへ設定する場合は、パスワードを平文のログや共有資料に残さないようにし、社内で承認された保管・管理方法を使用してください。

ブラウザ起動時のProxy設定やブラウザの選択については、JobAutoでChrome・Edge・Firefoxを起動する方法をご確認ください。


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