★アクションの説明、概要
OCRを使って指定した範囲内の画像から文字を読み取る方法について説明しています。
GoogleのAPIを使って変換をしています。OCR変換する文字はJobAutoからGoogleへ送信されます。ご承知おきください。Googleへインターネット経由で通信を行います。インターネットへの接続をプロキシサーバを介して行っている環境の場合は、プロキシの設定を行ってください。
またインターネットでアクセス先のドメインに制限がかかっている場合はvision.googleapis.comの制限を解除してください。
★アクションの作成方法
★アクションの設定画面について
アクション設定画面の設定項目についての説明は以下の通りです。
1.基本設定
1-1. 読み込むファイル
OCR変換するファイルのファイルパスを設定します。変数参照可能です。またシステム値を使用可能です。システム値の説明はこちら。
1-2.ページ番号
OCR変換する対象のページ番号を設定します。
1-3.OCR読み込み番号
OCR変換アクションでは6つまで読み込みの設定をできます。設定の識別番号です。
1-4.読み込み番号の座標
OCR読み込み番号ごとに設定する座標です。
・左位置
OCR変換する位置を設定します。変数参照可能です。
・上位置
OCR変換する位置を設定します。変数参照可能です。
・右位置
OCR変換する位置を設定します。変数参照可能です。
・下位置
OCR変換する位置を設定します。変数参照可能です。
1-5.OCR変換後の格納先
OCR変換した値を格納する変数を設定します。
1-6.OCR読み込みイメージ保存先
OCR変換すると画像ファイルとして保存されます。画像ファイルのファイルパスを格納する変数を設定します。
2.高度な設定
2-1.アクション有効
このアクションを無効にする場合は、チェックを外します。
2-2.OCRイメージ保存先
OCR変換すると画像ファイルとして保存されます。画像ファイルのファイルパスを設定します。
2-3.文字での検出方式 ※0.10.6から
文字を単語単位で区切ってOCRにかけるか、文章全体でOCRにかけるかを設定します。OCRにかけた結果に複数の言語(たとえば英文字とギリシア文字)が混在するなどの場合は、文章での検出を行います。
・単語での検出
単語単位で区切ってOCRにかけます。OCRにかけた文字によっては、OCRにかけた結果に複数の言語が混在することがあります。
・文章での検出
文章でOCRにかけます。OCRにかけた結果は単一の言語です。
3.エラー発生時の対応
3-1. エラー時の処理
エラーが発生したときの設定を行います。詳細はこちらをご確認ください。
3-2.基点となる条件分岐
エラー時の処理で条件分岐の次のフローに移動を選択したときに、設定することができます。アクションでエラーが発生した場合、移動先の条件分岐を選択します。
3-3. エラー時にログ出力
エラーが発生したときにログに出力するか設定します。スケジュール実行したときのログへ出力されます。エラーとして扱わない場合は、チェックを外します。詳細はこちらをご確認ください。
[…] ・文字操作アクションにて、OCR結果を画面下に表示するよう修正 →1-6.OCRの解析結果を参照ください。https://help.jobauto.jp/2020/08/28/%e3%82%a2%e3%83%97%e3%83%aa%e6%93%8d%e4%bd%9c%e3%81%ab%e3%82%88%e3%82%8b%e6%8c%87%e5%ae%9a%e3%81%ae%e6%96%87%e5%ad%97%e3%82%92%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%83%e3%82%af/ ・OCR読込みにて、文字認識か文章認識の選択を追加→2-3.文字での検出方式を参照ください。https://help.jobauto.jp/2019/02/22/ocr%e8%aa%ad%e3%81%bf%e8%be%bc%e3%81%bf/ […]