★アクションの説明、概要
画面内の操作したい個所を要素による指定を行います。しかしアプリによっては指定した箇所の文字を取得できない場合があります。そんなときに本アクションを使って、OCR変換を使い指定した要素内に表示されている文字を取得します。
GoogleのAPIを使って変換をしています。OCR変換する文字はJobAutoからGoogleへ送信されます。ご承知おきください。Googleへインターネット経由で通信を行います。インターネットへの接続をプロキシサーバを介して行っている環境の場合は、プロキシの設定を行ってください。
またインターネットでアクセス先のドメインに制限がかかっている場合はvision.googleapis.comの制限を解除してください。
★アクションの作成方法
★アクションの設定画面について
アクション設定画面の設定項目についての説明は以下の通りです。画面を読み込みと操作対象にフォーカス、背景色についてはこちらをご覧ください。
1.基本設定
1-1.要素が見つかるまでのタイムアウト(秒)
設定した時間まで、選択した要素をロボットが探し続けます。
1-2.要素が最前面に表示されるまで待つ
設定した時間まで、選択した要素が最前面に表示されるまでロボットが処理を停止します。
・待つ
最前面に表示されるまで処理を停止します。
・待たない
最前面に表示されるまで処理を停止しません。
1-3.格納先
OCR変換した値を格納する変数を設定します。
1-4.取得値
OCR変換した値です。
・検索ボタン 
指定した要素内の文字をOCR変換します。
1-5.対象の要素(0.10.9から追加)
操作対象として設定した要素の画像が表示されます。
2.高度な設定
2-1.アクション有効
このアクションを無効にする場合は、チェックを外します。
2-2.キャッシュクリア
処理速度をあげるために要素の情報をもっています。その情報をクリアして再取得するときにチェックを入れます。アプリの画面表示に変化があった後に行うアクションの場合は、チェックを入れておきましょう。
2-3.要素をアクティブにする
要素をアクティブな状態にしてから実行する場合は、チェックを入れます。
2-4.名前
要素を名前で指定するときに設定します。変数参照可能です。
変数参照する場合はチェックボックスにチェックを入れてから、参照する変数の設定を行います。
2-5.クラス
要素をクラスで指定するときに設定します。
2-6.タイプ
要素をタイプで指定するときに設定します。
2-7.AID
要素をAIDで指定するときに設定します。変数参照可能です。
変数参照する場合はチェックボックスにチェックを入れてから、参照する変数の設定を行います。
2-8.要素インデックス
ここまで設定した内容で1つの要素に絞り込めない場合、何番目の要素を操作するか指定します。1番目の場合、0を設定します。変数参照可能です。変数参照したときに変数の中身が空だった場合など、インデックスが空のときは自動的に0が設定されます。
3.エラー発生時の対応
3-1. エラー時の処理
エラーが発生したときの設定を行います。詳細はこちらをご確認ください。
3-2.基点となる条件分岐
エラー時の処理で条件分岐の次のフローに移動を選択したときに、設定することができます。アクションでエラーが発生した場合、移動先の条件分岐を選択します。
3-3. エラー時にログ出力
エラーが発生したときにログに出力するか設定します。スケジュール実行したときのログへ出力されます。エラーとして扱わない場合は、チェックを外します。詳細はこちらをご確認ください。