JobAutoでファイルパスからサブフォルダ部分を取得する方法

★質問・概要

Q.JobAutoの「ファイルの繰り返し処理」で取得したファイルのフルパスから、ファイルが保存されているサブフォルダの部分だけを取り出したいです。どのように設定すればよいですか?

★回答

「変数の値を加工」アクションで「値セット」→「文字列関数:ディレクトリパス取得」→「文字置換」を順番に実行します。まずファイル名を除いてフォルダのフルパスを取得し、その後、基準となる親フォルダのパスを空欄に置換すると、サブフォルダ部分だけを取得できます。

なお、フォルダのフルパスがほしいだけなら「ディレクトリパス取得」までで十分です。「ファイルの繰り返し処理」の対象となるサブフォルダを列挙したい場合は、別のアクションである「フォルダの繰り返し処理」もご検討ください。

1.取得したい文字列の例

例えば、ファイルの繰り返しアクションで、次のフルパスが変数に格納されたとします。

C:\Data\受注\東京支店\注文.xlsx

取得したい内容結果の例使用する処理
ファイル名注文.xlsx文字列関数「ファイル名取得」
格納先フォルダのフルパスC:\Data\受注\東京支店文字列関数「ディレクトリパス取得」
親フォルダ「受注」から見たサブフォルダ部分東京支店「ディレクトリパス取得」→「文字置換」

2.JobAutoでサブフォルダ部分を取得する手順

2-1.ファイルの繰り返し処理でフルパスを変数へ格納する

  1. ロボデザインで「ファイルの繰り返し処理」アクションを作成します。
  2. 処理するフォルダを指定します。下位のフォルダ内にあるファイルも対象にする場合は、必要に応じて「サブフォルダも含む」にチェックを入れます。
  3. 「繰り返し処理対象のファイルパスの格納先」に変数(例:ファイルパス)を指定します。
  4. 繰り返し処理の中で、変数に対象ファイルのフルパスが入っていることを確認します。

詳しくは、ファイルの繰り返し処理の設定方法をご確認ください。

2-2.「値セット」でファイルパスを読み込む

  1. 繰り返し処理の中に「変数の値を加工」アクションを作成します。
  2. 文字操作の「値セット」を追加し、加工対象にフルパスが格納された変数(例:ファイルパス)を指定します。
  3. 値セットの段階で、C:\Data\受注\東京支店\注文.xlsx が読み込まれていることを確認します。

2-3.「ディレクトリパス取得」でファイル名を除く

  1. 続けて文字操作の「文字列関数」を追加します。
  2. 関数で「ディレクトリパス取得」を選択します。
  3. 加工途中の値が、次のフォルダパスになっていることを確認します。

C:\Data\受注\東京支店

この状態でよければ、文字置換は不要です。フォルダのフルパスをそのまま加工結果の変数へ格納できます。

2-4.「文字置換」で基準フォルダのパスを除く

フォルダのフルパスではなく「東京支店」の部分だけがほしい場合は、さらに「文字置換」を追加します。

項目指定する内容(例)
置換する文字列C:\Data\受注\
置換後の文字列空欄(何も入力しない)
文字置換後の結果東京支店

親フォルダのパスの末尾にある「\」も含めて置換してください。末尾の区切り文字を含めずに置換すると、結果に「\東京支店」のように区切り文字が残る場合があります。

加工結果を変数(例:サブフォルダ名)に格納し、後続のアクションから参照します。JobAutoの「文字置換」は対象となる文字列を置き換える機能のため、パスの途中に同じ文字列が別の場所にも含まれる場合は、意図しない部分まで置換されないか確認してください。

3.サブフォルダが複数階層ある場合

例えば、ファイルパスが次のように、サブフォルダが2階層ある場合を考えます。

C:\Data\受注\東京支店\2026\注文.xlsx

ディレクトリパス取得で C:\Data\受注\東京支店\2026 にした後、C:\Data\受注\ を空欄へ置換すると、結果は 東京支店\2026 です。

つまり、この方法は親フォルダを基準にした相対的なフォルダ部分を取得する方法です。常に最後の1階層だけを取り出すとは限りません。最後のフォルダ名だけが必要な場合は、必要な階層に応じて追加の文字列加工を検討してください。

4.想定どおり取得できない場合の確認事項

  • フルパスの確認:「ファイルの繰り返し処理」で、期待しているファイルのパスが変数に格納されているか。
  • 文字列関数の選択:「ファイル名取得」ではなく「ディレクトリパス取得」を選択しているか。
  • 置換対象のパス:実際のフルパスと、削除したい親フォルダ部分が一致しているか。末尾の「\」を含めているか。
  • 複数階層:サブフォルダ部分をすべて残すのか、特定の階層だけを取り出したいのか。
  • 後続処理:取得した値が相対的なフォルダ名なのか、ファイル・フォルダ操作で直接使用できるフルパスなのかを区別しているか。

5.サブフォルダ自体を1つずつ取得したい場合

今回説明した方法は、すでに取得したファイルパスを文字列として加工する方法です。指定したフォルダの中にあるサブフォルダ自体を順番に取得し、そのフォルダごとに処理したい場合は「フォルダの繰り返し処理」アクションを使用します。

「フォルダの繰り返し処理」には「サブフォルダも含む」という設定があり、処理対象のフォルダパスを変数へ格納できます。詳しくはJobAutoでフォルダを繰り返し処理する方法をご確認ください。


関連するマニュアル・FAQ

JobAutoのFAQ記事一覧へ戻る

JobAutoの変数グループの有効範囲と分け方|別ロボットへのコピー

★質問・概要

Q.JobAutoの変数グループは、ロボット内・プロジェクト内・すべてのロボットのうち、どの範囲で有効ですか? また、どのような基準でグループを分ければよいですか?

★回答

変数グループが有効なのは、その変数グループを作成したロボットの中だけです。同じプロジェクトにある別のロボットや、別プロジェクトのロボットから自動的に参照されることはありません。

変数グループは、処理対象のExcelファイルごと、または「受注データ」「ファイルパス」「処理制御」など用途ごとに分けると、変数が増えたときも管理しやすくなります。

1.変数グループの有効範囲

対象扱い
変数グループを作成したロボットグループに所属する変数を使用できます。
同じプロジェクトの別ロボット変数グループや値は、自動的には共有されません。
別プロジェクトのロボット変数グループや値は、自動的には共有されません。
変数のエクスポート・インポートを利用した場合変数グループや変数の定義を別のロボットへ移して利用できます。

たとえば、プロジェクト「受注処理」にロボットAとロボットBがあっても、ロボットAに作成した「受注データ」グループが、ロボットBにも自動的に作成されるわけではありません。

注意:エクスポート・インポートは変数や変数グループの定義を別のロボットに利用するための機能です。ロボット間で実行中の変数の値をリアルタイムに共有する機能とは異なります。

2.Excelの処理対象ごとに変数グループを分ける

複数のExcelファイルを読み取るロボットでは、処理するファイルや表ごとに変数グループを分ける方法があります。

変数グループの例変数名の例用途
受注データ受注_番号、受注_数量、受注_金額受注一覧.xlsxの行の繰り返し
商品マスタ商品_コード、商品_名称、商品_単価商品マスタ.xlsxの行の繰り返し
処理結果処理_件数、処理_エラー数集計やエラー管理

「行の繰り返し」アクションには、Excelの列名から変数を登録する機能があります。このとき作成先の変数グループ名や変数の識別子を指定できます。複数のExcelで同じ「コード」「名称」などの列名が使われている場合は、変数の識別子も利用し、変数名が重複しないようにしてください。

具体的な設定は、JobAutoでExcelの行を繰り返し処理する方法(ヘッダーあり)をご確認ください。

3.変数の用途ごとにグループを分ける

Excel以外の処理でも、値の役割ごとに整理するとロボットを保守しやすくなります。

変数グループの例格納する内容
ファイル管理取込ファイルパス、出力フォルダ、保存ファイル名
Web取得データWebサイトから取得した注文番号、担当者名
処理制御カウンター、エラーフラグ、処理結果
メール送信宛先、件名、本文

変数グループの名前は、「変数1」「変数2」のような番号ではなく、何のための変数をまとめているかが分かる名前をおすすめします。一方、変数が数個しかない簡単なロボットなら、無理に細かく分ける必要はありません。

4.異なる変数グループでも、変数名は重複できない

変数グループは、同じ名前の変数を別々に管理するための名前空間ではありません。JobAutoでは、変数名はロボット内で重複しないようにします。

例えば「受注データ」グループと「商品マスタ」グループの両方に「コード」という同名の変数を作るのではなく、「受注_コード」「商品_コード」のように変数名を分けてください。

同名の変数を作ると、既存の変数が別グループに移動したように見えたり、設定済みの初期値が変わったりする場合があります。詳しくは、JobAutoで新しい変数を作成すると既存の変数が消える場合をご確認ください。

5.別のロボットでも同じ変数構成を使いたい場合

ほかのロボットで同じ変数グループや変数の定義を使いたい場合は、JobAutoの変数のエクスポート・インポート機能を利用できます。この機能はJobAuto 0.10.7で追加されています。

  1. コピー元のロボットで、必要な変数グループや変数を確認します。
  2. 変数のエクスポート機能で定義を出力します。
  3. コピー先のロボットでインポートし、変数グループ・変数名・初期値などの内容を確認します。
  4. 既存の変数と名前が重複しないか確かめ、関連するアクションをテストします。

インポート後に、コピー元とコピー先のロボットの変数値が同期されるわけではありません。また、同じ変数名がすでに存在する場合は、保存前に定義の重複や初期値の変更がないか確認してください。

6.グループ単位で変数を初期化する場合の注意点

JobAutoには「変数グループ初期化」アクションがあります。指定したグループ内の変数をまとめて初期値へ戻す機能です。

例えば、Excelの次のファイルを処理する前に、一時的な取得値をまとめて初期化したい場合に利用できます。ただし、初期化したくないカウンターや処理結果の変数まで同じグループへ入れないようにしてください。用途ごとにグループを分けると、初期化の対象も管理しやすくなります。

7.変数グループを分けるときの確認事項

  • 同じロボット内で管理する変数か、別ロボットでも使いたい定義か。
  • Excelなどの処理対象ごとに分けたほうが分かりやすいか。
  • グループ名を見るだけで、変数の用途が分かるか。
  • 異なるグループ間でも変数名が重複していないか。
  • グループ初期化を行ったとき、保持したい値まで初期化されないか。

関連するマニュアル・FAQ

JobAutoのFAQ記事一覧へ戻る

JobAutoでExcelのアドインが表示されない場合の対処方法

★質問・概要

Q.JobAutoのExcel操作にある「エクセルを開く」アクションでブックを開きましたが、普段使っているExcelのアドイン(アドオン)が表示されません。アドインを利用するにはどうすればよいですか?

★回答

Excelのアドインを画面上で操作したい場合は、Excel操作の「エクセルを開く」ではなく、アプリ操作の「アプリを開く」でExcelを起動する方法を検討してください。起動したExcelに「起動中のアプリに接続」で接続し、アドインのボタンや画面はアプリ操作で操作します。

ただし、アプリ操作で起動すれば、どのアドインも必ず表示・動作するというわけではありません。Excel自体でアドインが無効になっている場合や、アドインの仕様によっては、Excel側の設定や利用条件の確認が必要です。

1.最初にExcelのアドインが使用できるか確認する

  1. JobAutoを使用せず、通常の方法でExcelを起動します。
  2. 目的のブックを開き、アドインのタブ・ボタン・作業ウィンドウなどが表示されるか確認します。
  3. 通常起動でも表示されない場合は、Excelのアドイン設定、無効化状態、サインイン状態、アドインの提供元が指定する利用条件を確認します。

通常のExcelでもアドインが表示されない場合は、JobAutoの起動方法だけを変更しても解決しない可能性があります。

2.JobAutoのアプリ操作でExcelを起動する

  1. ロボデザインでアプリ操作の「アプリを開く」アクションを作成します。
  2. 基本設定の「プログラム」に、実行PCにインストールされているExcelの実行ファイル(EXCEL.EXE)を指定します。保存場所はOfficeのインストール方法によって異なるため、実行PCで確認してください。
  3. Excelが起動したら、目的のブックを開き、アドインが表示されているか確認します。
  4. 続いて、アプリ操作の「起動中のアプリに接続」で、操作対象のExcelウィンドウに接続します。
  5. アプリデザインでアドインのボタンやメニューを認識し、アプリ操作のアクションを作成します。

「アプリを開く」はExcelなどのアプリケーションを起動するアクションで、「起動中のアプリに接続」は起動済みのウィンドウを操作対象として選ぶアクションです。それぞれ役割が異なります。

具体的な設定方法は、JobAutoでアプリを開く方法と起動中のアプリに接続する方法をご確認ください。

3.アドインに関係する操作はアプリ操作で行う

Excelをアプリ操作で起動した場合、アドインに関するボタンのクリック、メニュー選択、ダイアログ操作などは、原則としてアプリ操作のアクションで作成します。

  • アドインのボタンやリボンを操作する場合は、アプリデザインで操作対象の要素を認識できるか確認します。
  • 要素として認識できない場合は、画面構成に応じて画像・文字によるマッチングなどを検討します。
  • 別のダイアログやウィンドウが開いた場合は、必要に応じて「起動中のアプリに接続」で操作対象を切り替えます。

注意:「アプリを開く」で起動したExcelを、Excel操作アクションが自動的に同じブックとして認識するとは限りません。アプリ操作とExcel操作を組み合わせる場合は、接続先や操作対象が一致しているか、実際のロボットで確認してください。

4.アドインが表示されない場合の確認事項

  • 通常起動との違い:Windowsから直接Excelを起動したときには、同じアドインが表示されるか。
  • 実行ユーザー:JobAutoが動作しているWindowsユーザーで、Excelのアドインを利用できるか。
  • Excelの起動先:指定したEXCEL.EXEが、利用したいOffice環境の実行ファイルか。
  • アドインの状態:Excel側でアドインが有効か、サインインやライセンス認証が必要でないか。
  • ウィンドウの接続先:JobAutoのアプリ操作で、目的のExcelウィンドウへ接続できているか。
  • アドインの形式:COMアドイン、Officeアドインなどの種類によって表示や操作方法が異なっていないか。

スケジュール実行で「アプリを開く」から起動したExcelは、スケジュール終了時に自動的に閉じられる仕様です。処理が終わる前に保存が必要な場合は、保存結果を確認してください。起動方法による違いは、アプリを起動する3つの方法と違いをご参照ください。

5.解決しない場合

JobAutoの「アプリを開く」で起動してもアドインが表示されない場合は、JobAutoのバージョン、Windowsユーザー、Excelのバージョン、アドインの名称・種類、通常起動時との表示の違いを確認してください。必要に応じてアドイン提供元の案内を確認し、JobAutoのアクション設定に問題がある場合はサポートへお問い合わせください。


関連するマニュアル・FAQ

JobAutoのFAQ記事一覧へ戻る

JobAutoでロボットを切り替えるとブラウザが閉じる場合の仕様と対処方法

★質問・概要

Q.JobAutoのロボデザインで、最初のロボットが起動したブラウザを、次のロボットでもそのまま使いたいです。しかし、ロボットを切り替えるとブラウザが閉じてしまいます。閉じずに処理を続ける方法はありますか?

★回答

JobAutoの「ブラウザを起動」アクションで起動したブラウザは、そのロボットの処理が終了すると自動的に閉じる仕様として案内されています。そのため、ロボデザインで別の独立したロボットへ切り替えても、前のロボットが起動したブラウザをそのまま使い続けることは、通常の実行方法では想定されていません。

同じブラウザで「ログイン」から「データ取得」まで続けたい場合は、ブラウザの起動と後続の操作を1つのロボット内にまとめ、ロボットの処理を終了させずに連続実行する構成を検討してください。

1.なぜロボットを切り替えるとブラウザが閉じるのか

JobAutoからブラウザを起動すると、ロボットがそのブラウザを操作するための処理を管理します。ロボットの処理が終了すると、ロボットが起動したブラウザも終了する仕様です。

例えば、ロボットAでChromeを起動し、ログイン処理を終えた後にロボットAを終了させて、ロボットBを開くとします。この場合、ロボットAが起動したブラウザは終了するため、ロボットBから同じウィンドウを引き継いで操作する構成にはなりません。

ロボットから起動したWindowsアプリケーションについても、ロボットの終了時に自動的に閉じることがあると公式に案内されています。ただし、アプリケーションの起動方式によって動作が異なる場合があるため、実際の使用方法で確認してください。

2.同じブラウザで連続して操作する構成例

ブラウザを起動した後に別の作業を行いたいときは、次のように1つのロボットのアクションフローへ処理をまとめます。

  1. ロボット本体に「ブラウザを起動」アクションを作成します。
  2. 「ページを開く」アクションで対象のWebサイトを表示します。
  3. メールアドレスやパスワードの入力など、ログイン処理を行います。
  4. ロボットを終了させず、同じアクションフローの後続で検索、データ取得、登録などの処理を実行します。
  5. 必要な操作がすべて完了した後に、ブラウザとロボットの処理を終了します。

この方法なら、ロボットAとロボットBの間でブラウザを引き継ぐ構成にする必要はありません。操作内容に応じて条件分岐や繰り返し処理を追加し、同じロボット内で処理を続けてください。

3.処理を分割して管理したい場合は共通部品を検討する

「ログイン」「データ取得」「結果出力」などの処理を分かりやすく管理したい場合は、JobAutoの「共通部品」を利用して処理を部品化する方法もあります。共通部品は、ロボットから呼び出して処理を実行でき、必要に応じて値の受け渡しも行えます。

ただし、「ブラウザを起動」アクションは共通部品内で使用できません。ブラウザの起動はロボット本体で行い、その後の操作を共通部品にまとめる構成を検討してください。実際に利用するブラウザ操作アクションや画面の状態が、共通部品から正しく扱えるかは実行テストで確認します。

共通部品の開き方や値の受け渡しの確認方法は、JobAutoで共通部品を開いて動作確認する方法をご確認ください。

4.ログイン状態の再利用と同じブラウザの引き継ぎは異なる

Chromeのプロファイルを使用すると、Webサイトのログイン情報などのブラウザ設定を利用できる場合があります。しかし、プロファイルに保存された情報を利用することと、前のロボットが起動したブラウザのウィンドウや操作状態をそのまま引き継ぐことは別です。

ロボットごとにブラウザを新しく起動する場合は、ログイン状態が継続するかどうかを利用先サイトの認証方式やブラウザの設定で確認する必要があります。複数ロボットで同一のChromeプロファイルを同時に使用すると正常に起動できない場合があるため、各ロボットのプロファイル設定にも注意してください。

5.思ったタイミングでブラウザが閉じる場合の確認事項

  • ブラウザが閉じる直前に、ロボット全体の処理が終了していないか。
  • ロボデザインで別の独立したロボットへ切り替えていないか。
  • アクションフロー内に「ブラウザを閉じる」や「ロボット終了」などのアクションがないか。
  • エラー発生時の設定により、途中でロボットの処理が終了していないか。
  • 使用しているブラウザの起動方法が、通常の「ブラウザを起動」アクションと同じか。

ロボットの処理が続いているのに意図せずブラウザが閉じる場合や、別のブラウザ起動方式を使用している場合は、JobAutoのバージョン、ブラウザの種類、実行したアクション、エラーログを確認し、必要に応じてサポートへお問い合わせください。


関連するマニュアル・FAQ

JobAutoのFAQ記事一覧へ戻る

JobAutoでExcelファイルが開いているか確認する方法

★質問・概要

Q.JobAutoでExcelファイルを操作する前に、そのファイルがほかの人や別のExcelで開かれていないか確認する方法はありますか?

★回答

Excelが作成する「~$」で始まる一時ファイル(所有者ファイル)の有無を、JobAutoの「ファイル存在チェック」アクションで調べる方法があります。Excelで保存済みのブックを開くと、通常、同じフォルダに「~$」で始まる一時ファイルが作成されます。

ただし、「~$」ファイルの有無だけでは、Excelが現在開かれていることや編集可能なことを確実に判定できません。あくまで簡易的な確認方法として利用し、重要な更新処理では実際のファイル操作結果も確認してください。

1.Excelを開いたときに作成される一時ファイルとは

例えば、次のExcelファイルを開く場合を考えます。

C:\Data\売上管理.xlsx

保存済みのブックをExcelで開くと、同じフォルダに次のような一時ファイルが作成されることがあります。

C:\Data\~$売上管理.xlsx

一時ファイルは通常、ブックを正常に閉じると削除されます。ただし、Officeの種類や環境によって一時ファイル名の付け方が異なる場合があります。上記の名前は一例です。対象のExcelファイルを実際に開き、同じフォルダに生成されるファイル名を確認してから設定してください。

2.JobAutoの「ファイル存在チェック」で確認する

一時ファイルが存在するかどうかを確認するには、JobAutoのファイル操作にある「ファイル存在チェック」アクションを使用します。

  1. 対象のExcelファイルを開き、同じフォルダに作成される「~$」で始まる一時ファイル名を確認します。
  2. JobAutoのロボットに「ファイル存在チェック」アクションを追加します。
  3. 基本設定の「ファイル」に、確認対象の一時ファイルのフルパスを設定します。
  4. 「ファイルが存在する場合」に、Excelの使用状況を再確認する処理や、いったん処理を見合わせる設定を行います。
  5. 「ファイルが存在しない場合」に、次の確認処理へ進む設定を行います。
  6. Excelを開いた状態と閉じた状態の両方でテストし、分岐が想定どおりに動くか確認します。

「ファイルが存在する場合」「ファイルが存在しない場合」では、それぞれのチェックと「処理」の設定を使って後続の動作を分岐できます。詳しい設定項目は、JobAutoでファイルの存在を確認する方法をご確認ください。

3.一時ファイルの有無による判定例

一時ファイルの状態考えられる状況ロボット側の対応例
「~$」ファイルが存在するExcelでブックを開いている可能性がある。異常終了後に残存している場合もある。処理を見合わせ、Excelの実際の状態を確認する。
「~$」ファイルが存在しないブックが閉じられている可能性がある。ただし編集可能である保証はない。必要なファイル操作を実行し、エラーの有無も確認する。

特に更新・上書き保存を行うロボットでは、ほかの人がファイルを編集している可能性があるときに無条件で処理を続けないようにしてください。判断できない場合は実行を見合わせ、利用状況を確認する運用が安全です。

4.「~$」ファイルがあってもExcelを開いているとは限らない

Excelが異常終了した場合や、ネットワーク共有フォルダとの接続に問題が生じた場合、一時ファイルが残ることがあります。この場合、実際には誰もブックを開いていなくても「~$」ファイルが見つかる可能性があります。

ロボットから「~$」ファイルを自動削除して、強制的に使用中の判定を解除する方法は推奨しません。実際にほかの人が編集中であれば、保存時の競合やデータ損失につながるおそれがあります。残存ファイルの削除を検討する場合も、まず対象ブックを開いている利用者やプロセスがないことを確認してください。

5.OneDrive・SharePointのExcelファイルの場合

OneDriveやSharePointに保存したExcelでは、Microsoft 365の共同編集や同期機能が使用されることがあります。その場合、ローカルフォルダにある「~$」ファイルの有無だけでは、ほかのユーザーによる編集状況やロック状態を正確に判断できません。

共同編集の仕組みを利用しているファイルについては、保存場所や組織の運用ルールに合う方法で使用状況を確認してください。なお、ローカルファイルや共有フォルダに保存されたExcelであっても、「~$」ファイルだけで確実な排他制御ができるわけではありません。

6.判定がうまくいかない場合の確認事項

  • 一時ファイル名:実際に作成されるファイル名と、アクションに設定したファイル名が一致しているか。
  • 保存先:確認対象のExcelファイルと一時ファイルが、同じフォルダにあるか。
  • 参照権限:ロボットを実行するWindowsユーザーが対象フォルダを参照できるか。
  • 分岐の設定:「ファイルが存在する場合」「ファイルが存在しない場合」の処理が想定どおりか。
  • 実際の操作結果:ファイルが存在しないと判定した後でも、Excelの保存・更新でエラーにならないか。

ロボットが重要なファイルを更新する場合は、ファイルの存在確認に加えて保存結果・エラー内容を検証し、必要に応じて処理の再試行や利用者への確認を組み込んでください。


関連するマニュアル・FAQ

JobAutoのFAQ記事一覧へ戻る

JobAutoのスケジュール実行中にChromeが更新・再起動する場合の対処方法

★質問・概要

Q.JobAutoでロボットをスケジュール実行している途中にGoogle Chromeがバージョンアップされ、ブラウザが再起動して処理が失敗しました。Chromeの更新による影響を防ぐ方法はありますか?

★回答

Chromeの更新を恒久的に停止するのではなく、ロボットが動いていない時間帯にChromeの更新確認・再起動・動作確認を行う運用をおすすめします。

JobAutoがChromeを操作している途中にブラウザが終了・再起動すると、開いていたページや操作対象との接続が失われ、後続のアクションが失敗する場合があります。Chromeの更新適用時に再起動が必要かどうかは、そのときの更新状態によって異なります。

実行中の更新との衝突を避けるには、更新の確認と適用を業務上の保守時間帯に行い、再起動後にJobAutoのブラウザ操作をテストしてから通常のスケジュールを再開してください。

1.Chromeの更新によってロボットが失敗する理由

Chromeはセキュリティ対策や不具合修正のため定期的に更新されます。更新ファイルの取得と、更新されたバージョンを適用するための再起動は、必ずしも同じタイミングではありません。

ロボットの実行中にChromeが閉じられたり再起動されたりすると、JobAutoが操作していたタブやウィンドウへの接続が途切れ、クリック・値入力・値取得などの処理が失敗することがあります。ただし、スケジュール実行の失敗がすべてChromeの更新によって起こるわけではありません。

2.ロボットを実行していない時間帯にChromeを更新する

Chromeの更新による中断を防ぐため、実行予定のない保守時間帯に次の手順で更新を確認します。

  1. ROBOWEBで実行中のロボットがないことと、予定されたスケジュールの実行時刻を確認します。
  2. JobAutoがChromeを使用するPCで、Chromeを開きます。
  3. アドレスバーへ chrome://settings/help を入力するか、Chromeのメニューから「ヘルプ」→「Google Chromeについて」を開き、更新状態を確認します。
  4. 更新が利用可能で再起動が求められた場合は、Chromeを使用するロボットやほかの作業がないことを確認したうえで再起動し、更新を適用します。
  5. 更新後のChromeのバージョンを確認し、JobAutoからChromeの起動・ページ表示・基本操作をテストします。
  6. 問題がないことを確認してから、通常のスケジュール運用を再開します。

注意:chrome://settings/help を開くだけで、必ず更新の適用まで完了するわけではありません。更新の確認後にChromeの再起動が必要となる場合があります。更新確認用のロボットを作成する場合も、通常の業務ロボットと同時に動かさず、再起動や更新後の確認まで含めた運用を検討してください。

Chromeの標準的な更新手順については、Google公式ヘルプ「Google Chromeを更新する」をご参照ください。

3.組織でChromeを管理している場合は更新ポリシーを確認する

企業でChromeを管理している場合は、管理者がGoogleアップデータやChromeの管理ポリシーを使用して、更新の適用方法やタイミングを調整できる場合があります。管理方法や適用できる設定は、PCの管理方式によって異なります。

Chromeの自動更新を長期間無効にすることは推奨しません。セキュリティ修正や不具合修正が適用されず、脆弱性のリスクが高まるためです。運用上、一時的に更新を制御する必要がある場合は、管理者が適用期限を決め、更新を再開する計画を用意してください。

設定可能な更新ポリシーについては、Google公式ヘルプ「Chromeのアップデートを管理する(Windows)」をご参照ください。適用されたポリシーは、管理対象のChromeで chrome://policy を開いて確認できる場合があります。

4.Chromeの更新後にJobAutoのブラウザ操作が失敗する場合

Chromeが正常に更新されても、JobAutoのブラウザ起動やWebページの操作がうまくいかない場合があります。その場合は、ChromeのバージョンとJobAutoで使用するChromeDriver(ブラウザドライバー)の状態を確認してください。

  • Chromeを単独で起動できるか。
  • JobAutoの「ブラウザを起動」アクションからChromeを正常に開けるか。
  • 空のChromeが何度も開く、ドライバーが適用されないなどの現象がないか。
  • 問題が特定のPCだけで発生するか、ほかの実行PCでも発生するか。

ドライバーの確認方法は、JobAutoでChromeドライバーが適用されない場合の対処方法をご確認ください。また、ブラウザ起動アクションの基本設定はJobAutoでブラウザを起動する方法をご参照ください。

5.スケジュール実行に失敗した場合の確認事項

更新の影響が疑われる場合は、ROBOWEBの実行ログとPCの状態を確認してください。失敗したロボットを再実行する前に、データ登録や送信などの処理が途中まで完了していないかを確認し、二重処理を防いでください。

  • エラーの発生日時と、Chromeを更新・再起動した時刻が近いか。
  • ChromeのバージョンとJobAutoのバージョン。
  • どの実行PCで、どのブラウザ操作アクションが失敗したか。
  • 同じロボットをステップ実行やテスト実行した場合も失敗するか。
  • 更新後にChromeDriverが適用されているか。

Chromeの更新タイミングと関係がない場合は、ネットワーク、対象Webサイトの変更、ロボットの設定など、別の原因を調査してください。改善しない場合は、JobAutoとChromeのバージョン、実行PC、実行日時、エラーログを添えてサポートへお問い合わせください。


関連するマニュアル・FAQ

JobAutoのFAQ記事一覧へ戻る

JobAutoでアプリ操作を実行するとロボデザインが応答なしになる場合

★質問・概要

Q.JobAutoのロボデザインでアプリ操作のアクションを実行すると、画面に「応答なし」と表示され、しばらく操作できなくなります。どのように確認すればよいですか?

★回答

まず、実行中のアプリ操作が完了するまでに時間がかかっていないか、操作対象のアプリやロボデザインに確認待ちの画面が表示されていないかを確認してください。一時的に「応答なし」と表示されても、その後に処理が再開する場合があります。

不要な一時ファイルが動作に影響する可能性もあります。その場合は、JobAutoのロボサポーターにある「不要ファイルクリア」を確認してください。ただし、「応答なし」の原因が必ず一時ファイルにあるとは限りません。

1.どの画面が「応答なし」になっているか確認する

「応答なし」の表示には、ロボデザイン自体が反応しない場合と、ロボットが操作しているアプリケーションが反応しない場合があります。どちらの画面で発生しているかを確認してください。

  • ロボデザインが応答しない:アプリアクションの実行後、ロボデザインの画面が操作できなくなっているか確認します。
  • 操作対象のアプリが応答しない:ロボデザインではなく、操作している業務アプリなどに「応答なし」と表示されていないか確認します。
  • 一部のアクションだけで発生する:特定のアプリや特定の操作を実行するときだけ発生するか確認します。

処理が進行している場合もあるため、すぐに強制終了せず、操作対象のアプリの処理状態も確認してください。長時間応答が戻らない場合は、どのアクションで発生したか、何分程度続いたかを記録します。

2.確認画面やメッセージが隠れていないか確認する

ロボデザインやアプリデザインがフリーズしたように見える場合、確認メッセージがほかのウィンドウの背面に隠れていて、操作待ちになっていることがあります。

ほかのウィンドウの背面に確認画面がないか調べ、必要に応じて画面を前面へ切り替えてください。公式の不具合・回避策一覧には、隠れているメッセージをESCキーで閉じられるか確認する方法も掲載されています。ただし、ESCキーを押すと編集中の操作が取り消される場合があるため、設定内容を確認してから操作してください。

この確認方法は、JobAutoの不具合と回避策一覧の「ロボデザイン・アプリデザインがフリーズしたようになる」に掲載されています。今回のようにアクション実行中に応答しなくなる現象と、必ず同じ原因とは限りません。

3.ロボサポーターの「不要ファイルクリア」を確認する

一時ファイルの残存が動作に影響している可能性がある場合は、JobAutoのロボサポーターに用意された「不要ファイルクリア」を確認してください。

  1. ロボットの実行中ではないことを確認し、必要なロボットの編集内容を保存します。
  2. JobAutoのロボサポーターを開きます。
  3. 「不要ファイルクリア」の説明を確認し、運用中のほかの処理に影響がないタイミングで実行します。
  4. ロボデザインを起動し、問題が発生したアプリアクションを再度実行して、症状が改善したか確認します。

操作方法は、キャッシュファイルのクリアおよびロボサポーターのマニュアルをご参照ください。

4.WindowsのTempフォルダを無条件に削除しない

Windowsの一時ファイルは、通常、次のような場所に保存されます。

C:\Users\(Windowsユーザー名)\AppData\Local\Temp

このフォルダにはJobAuto以外のアプリケーションが使用する一時ファイルも含まれます。フォルダ内のファイルを無条件にすべて削除する方法は推奨しません。ファイルが使用中であったり、別のアプリケーションの処理に影響したりする可能性があるためです。

まずはJobAutoの公式ツールや、Windowsに用意された一時ファイルのクリーンアップ方法を確認し、対象と影響範囲を確かめてから実施してください。

5.改善しない場合の確認事項

不要ファイルクリアなどを確認しても改善しない場合は、次の情報を整理してJobAutoのサポートへお問い合わせください。

  • JobAutoのバージョンとWindowsのバージョン
  • 応答しなくなるアクションの種類と、操作対象アプリの名称
  • 毎回発生するか、一部の操作でのみ発生するか
  • 「応答なし」が表示されている画面のスクリーンショット
  • 応答しなくなった時刻、継続時間、実行ログやエラーメッセージ

特定のアプリアクションだけで再現する場合は、そのアクションの設定内容や、実行時の操作対象アプリの状態もあわせて確認してください。


関連するマニュアル・FAQ

JobAutoのFAQ記事一覧へ戻る

JobAutoで「要素が見つかりましたが、削除もしくは変更されています」と表示される場合

★質問・概要

Q.JobAutoでWebページを操作すると、「要素が見つかりましたが、削除もしくは変更されています」と表示され、ロボットが停止します。どのような意味のエラーで、どうすれば対処できますか?

★回答

操作対象の要素を見つけた後、実際に操作するまでの間にWebページの内容が更新され、見つけていた要素を利用できなくなった場合に発生するエラーです。

Ajaxなどでページの一部を更新するWebサイトでは、見た目が同じ入力欄やボタンであっても、内部のHTML要素が作り直されることがあります。ページの表示や更新が落ち着いてから操作するよう、待機するアクションを組み合わせてください。

1.エラーメッセージの意味

例えば、次のような順序で発生します。

  1. JobAutoがWebページを開き、入力欄やボタンなどの操作対象を見つけます。
  2. Webサイトの動的処理によって、対象のHTML要素が削除・置換・再生成されます。
  3. JobAutoが、先ほど見つけた要素へ値入力やクリックなどを実行しようとします。
  4. その要素を操作できなくなっているため、「要素が見つかりましたが、削除もしくは変更されています」と表示されます。

このエラーは、必ずしも操作対象のボタンや入力欄が画面から完全になくなったことを意味しません。画面上では同じ場所に表示されていても、Webサイト内部では別の要素に置き換わっている可能性があります。

2.「この要素が出るまで待つ」アクションを使う

画面を開いた直後など、操作対象の表示が間に合わない場合は、ブラウザ操作の「この要素が出るまで待つ」アクションを利用します。

  1. 対象ページを開くアクションの後に、「この要素が出るまで待つ」を配置します。
  2. 次にクリックまたは値入力するボタンや入力欄など、操作対象として確認したい要素を指定します。
  3. 対象ページの表示に必要な時間を踏まえて待機条件を設定します。
  4. 待機アクションの後に、クリックや値入力のアクションを実行します。

注意:対象要素が一度表示された後に再度作り直されるサイトでは、「この要素が出るまで待つ」だけで更新完了を判定できない場合があります。そのときは、次の方法もあわせて検討してください。

3.画面の更新完了を確認してから操作する

Webサイトが読み込み中の表示や更新中のメッセージを出す場合は、必要に応じて「この要素が消えるまで待つ」アクションを使い、処理中を示す要素が消えてから次へ進む方法もあります。

例えば、検索ボタンを押したあとで一覧表が再描画されるページでは、検索処理中の表示が消え、操作したい行やボタンが表示されたことを確認してから次のアクションへ進めます。実際に何を待機条件とするかは、操作するWebサイトの作りによって異なります。

4.「ロボット一時停止」で一定時間待つ

サイトの動的な処理が終了する目安の時間が分かっている場合は、「ロボット一時停止」アクションで指定した秒数だけ待ってから操作する方法もあります。

  1. Webページを開く、または画面を更新するアクションの後に「ロボット一時停止」を追加します。
  2. 「待ち方式」で「指定された待機時間まで停止する」を選びます。
  3. 「待機時間(秒)」に必要な時間を設定します。
  4. 停止後のアクションを実行し、同じエラーが起きないか確認します。

ただし、固定の秒数だけ待つ方法では、ネットワークやWebサイトの負荷によって更新に要する時間が変わると、エラーが再発する場合があります。可能であれば、画面の状態を条件とする待機方法を優先して検討してください。

設定項目の詳細は、JobAutoでロボットを一時停止する方法をご確認ください。

5.「入力前クリアに失敗しました」も表示される場合

値入力アクションで「要素が見つかりましたが、削除もしくは変更されています」に続いて「入力前クリアに失敗しました」と表示されることがあります。この場合、入力欄を操作する途中で対象の要素が変わった可能性もあります。

まず、値入力を開始する時点で対象の入力欄が表示され、Webサイトの更新処理が終わっているかを確認してください。同じエラーメッセージでも、入力欄の状態や設定など別の原因が関係する可能性があるため、必ず動的更新が原因とは断定しません。

6.エラーが改善しない場合の確認事項

  • エラーが発生するのはページを開いた直後か、検索・画面切り替えの直後か。
  • 操作対象の要素が、画面表示中に入れ替わるWebサイトか。
  • ロボデザインのステップ実行では成功し、全実行やスケジュール実行で失敗するか。
  • 「この要素が出るまで待つ」「この要素が消えるまで待つ」などの待機条件が、実際の更新完了を表しているか。
  • 操作対象を指定したアクションの設定やWebサイトのHTML構造が変更されていないか。

待機方法を見直しても改善しない場合は、JobAutoのバージョン、エラーメッセージ全文、対象の操作アクション、Webサイトで発生する画面更新の手順を整理し、サポートへお問い合わせください。


関連するマニュアル・FAQ

JobAutoのFAQ記事一覧へ戻る

JobAutoのスケジュール実行で「実行プロセスが存在しません」と表示される場合

★質問・概要

Q.ROBOWEBのスケジュール実行が異常終了し、ログに「実行プロセスが存在しません」と表示されます。どうすればよいですか?

★回答

JobAutoの過去の不具合報告では、このメッセージが表示された場合に、ロボサポーターの「不要ファイルクリア」を実行する方法を案内しています。不要ファイルクリアは、ロボットを実際に実行しようとしたPCで行ってください。

1.発生する場面と症状

  • ROBOWEBでロボットをスケジュール実行したときに発生する。
  • スケジュールが失敗・異常終了する。
  • 実行ログに「実行プロセスが存在しません」と表示される。

2.ロボサポーターで不要ファイルをクリアする手順

  1. ROBOWEBの実行ログから、対象のスケジュールと実行PCを確認します。
  2. 対象PCにログインし、JobAutoのインストールフォルダ内にある support フォルダを開きます。
  3. robo_supportor.exe を起動します。
  4. ロボサポーターの「不要ファイルクリア」を使用します。
  5. 対象のスケジュールを再実行して、同じエラーが出るか確認します。

ロボサポーターの画面や操作方法は、JobAutoのロボサポーター|不要ファイル削除・ドライバー取り込みをご確認ください。実行中のロボットやJobAutoの状態に注意し、運用上問題のないタイミングで実施してください。

3.対応状況と修正バージョン

この問題は、JobAuto 0.10.6(2021年12月20日)のリリースノートに、スケジュール実行で「実行プロセスが存在しません」となる不具合の修正として記載されています。ただし、現在同じメッセージが表示される場合でも、必ず過去と同一の原因とは限りません。

過去の修正情報はリリースノート 0.10.6をご確認ください。

4.改善しない場合

不要ファイルクリア後も異常終了する場合は、同じ操作を繰り返すだけでなく、JobAutoのバージョン、実行PC、ログに出力されたエラー全文、発生日時を控え、原因の切り分けを行ってください。

ログに「異常終了」とだけ表示される場合

以前は正常に動いていたスケジュールが突然実行できなくなり、ログに「異常終了」としか表示されない場合もあります。ただし、「異常終了」は複数の原因で発生するため、この表示だけで「実行プロセスが存在しません」と同じ問題だと断定することはできません。まずROBOWEBの実行ログで詳細情報や実行PCを確認し、失敗がすべてのスケジュールで起きているのか、特定のロボットだけで起きているのかを切り分けてください。

ロボットが開始される前に異常終了する場合は、ロボサーバの稼働状況や、製品フォルダ内の servers\robo_command.exe の有無、ウイルス対策ソフトの検知・隔離履歴を確認します。ファイルが不足している場合も、正規ファイルであることや設定・データへの影響を確認してから復元・再セットアップを検討してください。実行が途中まで進んだ場合は、ロボット内のアクションや操作対象の状態も調査してください。

ロボサーバPCの再起動と即時実行

スケジュールの実行状況を確認し、ほかのロボットや利用者への影響がないことを確認したうえで、必要に応じてロボサーバが動いているPCを再起動します。再起動後にロボサーバ(robo_server.exe)を起動し、ROBOWEBから対象のスケジュールを即時実行して、同じエラーが発生するか確認してください。定期的なPC再起動を前提とするものではありません。

robo_command.exeとウイルス対策ソフトの確認

ロボサーバのJobAuto製品フォルダ内のservers\robo_command.exeが存在するか確認してください。見当たらない場合は、ウイルス対策ソフトの検知・隔離履歴や、製品の配置が正常か確認します。製品の正規ファイルであることを確認できた場合に限り、社内のセキュリティ方針に沿って必要な除外設定や復元を検討してください。

ファイルが不足・破損している場合は、使用中のJobAutoのバージョンに合った正規のインストーラ・配布ファイルを確認し、必要なデータのバックアップと運用への影響を確認してから、再セットアップを検討してください。単にこのエラーが表示されたことだけを理由に、製品をすぐに再インストールする必要はありません。

Windows Updateが更新待ちになっていないか確認

Windowsの更新プログラムが再起動待ち・適用待ちになっている環境では、同じ症状が発生した事例があります。Windows Updateの状態を確認し、再起動が必要な場合は実行中の業務やスケジュールへの影響を確認したうえで、管理された時間帯に適用してください。更新待ちが必ず原因というわけではありません。

改善しないときはログと製品バージョンを確認

JobAuto 0.10.6では「実行プロセスが存在しません」となる不具合が修正されています。現在のバージョンで同じメッセージが発生しても原因が同一とは限りません。不要ファイルクリア、実行PC・ロボサーバPCの状態、ファイルの存在、ウイルス対策ソフトの履歴、Windows Updateの状態を確認しても改善しない場合は、エラーログを添えてサポートにご相談ください。


関連するマニュアル・FAQ

JobAutoは複数モニターでロボットを実行できますか?|注意点と対処方法

★質問・概要

Q.JobAutoでは、複数のモニターを接続したPCでロボットを実行できますか? メインモニターとサブモニターを使う場合の注意点を教えてください。

★回答

複数モニターを接続したPCでも、JobAutoのロボットを実行すること自体は可能です。ただし、アプリケーション操作では、操作対象がサブモニターに表示されると、ロボットが画面や操作対象を認識できず、エラーになる場合があります。

アプリ操作を含むロボットを安定して動かすには、操作対象のアプリケーションをWindowsのメインモニターに表示する構成で、作成時と実行時の表示位置をそろえて動作確認することをおすすめします。

1.複数モニター環境で注意が必要な理由

JobAutoのアプリ操作では、画面に表示されたウィンドウや部品を認識して操作します。複数モニターを使用していると、操作対象がサブモニター側に表示され、対象の画面や部品が見つからない場合があります。

  • ロボットが操作するアプリがサブモニターに表示されている。
  • ロボット作成時と実行時で、アプリの表示位置やモニター構成が変わっている。
  • アプリデザイン(App_design)に画面が表示されない、または真っ黒になる。
  • アプリ操作で「操作対象が見つからない」などのエラーが発生する。

これらは複数モニター環境で確認する項目の例であり、すべてのエラーがモニター構成によって起きるという意味ではありません。

2.アプリ操作を安定させるための確認手順

  1. Windowsの「設定」から「システム」→「ディスプレイ」を開き、メインディスプレイがどのモニターに設定されているか確認します。
  2. JobAutoが操作するアプリケーションを、メインモニター上に移動します。
  3. ロボデザインでアプリ接続アクションを再実行し、対象の画面・部品が正しく認識されるか確認します。
  4. ロボットをテスト実行して、各アプリ操作が正常に完了するか確認します。
  5. スケジュール実行する場合も、実行PCで同じモニター構成とアプリ表示位置を維持できるか確認します。

アプリデザインが真っ黒になる場合の詳しい対処方法は、JobAutoのアプリデザイン(App_design)が真っ黒になる場合の対処方法をご覧ください。

3.ブラウザ操作・Excel操作の場合はどうなる?

このページの注意点は、主に画面上のアプリケーションを認識して操作する場合についてのものです。ブラウザ操作やExcel操作も、ロボット内で使っているアクションの種類や操作方法によって条件が変わります。複数モニターならすべての操作が失敗する、あるいはすべて問題なく動作するとは一概にいえません。

アプリ操作を含まないロボットでも、実際の実行PCと画面構成でテストし、目的の操作が正常に完了することを確認してください。

4.複数モニターと「モニター未接続」は別の問題

複数のモニターを接続した状態で操作対象がサブモニターにある場合と、モニター未接続などでデスクトップ画面を利用できない場合は、確認する内容が異なります。スケジュール実行時に「モニターが接続していない(アプリ操作ができない)」と判定される場合は、JobAutoでモニター未接続と判定される場合の確認方法をご確認ください。

5.解決しない場合

メインモニターへアプリを移動しても操作できない場合は、JobAutoのバージョン、Windowsのディスプレイ設定、対象アプリの表示位置、失敗するアクション、エラーメッセージを確認してください。原因を切り分けられない場合は、それらの情報を添えてサポートへお問い合わせください。


関連するマニュアル・FAQ

JobAutoのFAQ記事一覧へ戻る